ミョウバンを頭皮に使って抜け毛が減る人と使い方

ミョウバンの抜け毛への効果をまとめています。

ミョウバンで抜け毛をケアしたいと思っているのなら、ぜひご参考になさってください。

ミョウバンを頭皮に使うと抜け毛の対策になる理由

ミョウバンには、殺菌作用がありますので、頭皮にいる雑菌の増殖を抑えてくれます。

雑菌が頭皮に多く増殖すると、匂いが発生する・頭皮にかゆみや炎症を引き起こす原因となります。

頭皮にトラブルがあると、抜け毛の原因となりますので、ミョウバンで頭皮環境を整えることで抜け毛の予防や対策ができます。

効果が期待できる人

  • 頭皮の皮脂が多い人
  • 頭皮のニオイが気になる人
  • 汗をかきやすい人

ミョウバンを使って頭皮ケアや抜け毛の対策が期待できる人は上記に該当する人です。

頭皮の皮脂の量が多く髪がベタつきやすい人や、髪の毛の匂いが気になる人、頭に汗をよくかく人は、頭皮に雑菌が増殖しやすい人でもあります。

つまり乾燥肌の人よりも、脂漏性肌の人がミョウバンでの薄毛ケアは向いています。

ミョウバンには保湿性はありませんので、頭皮が乾燥している人が使うと乾燥が進む場合もありますので、保湿ケアを行うようにしてください。

また、ミョウバンには血管の収れん作用がありますので、制汗の効果も期待できます。

頭皮の汗を抑制することで、汗で毛穴が詰まることを防ぐことにつながりますので、抜け毛の予防になります。

効果はあくまでも予防に限定

皮脂が多い人がミョウバンで抜け毛の対策ができるとは言え、効果はあくまでも「予防」にすぎません。

ミョウバンで頭皮をケアしたからといって、必ずしも抜け毛の量が減る・髪が増えるわけではありません。

今まで頭皮環境が乱れていたのをミョウバンで改善することで、抜け毛が減る・抜け毛を増やさない対策に繋がるだけです。

根本的に薄毛を治したいのであれば、ミョウバンでのセルフケアでは難しいでしょう。

特に、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)などの脱毛症を発症しているのなら、ミョウバンなどでのセルフケアでは症状の改善はできません。

薄毛を改善したいたのであれば、専門のクリニックなどで治療が必要です。

頭皮に使うミョウバン水の作り方と使い方

空の500mlのペットボトルに、ミョウバンを15~20g入れます。

ペットボトルに水道水を入れて、蓋をしてよく振ってミョウバンを溶かしていきます。

溶かした直後は乳白色ですが、時間が絶つと半透明の色に変わります。

色が半透明になるまで、冷蔵庫で保管しておきましょう。半透明になるまで、目安としては1~2日かかります。

ペットボトルに作ったミョウバン水が半透明になったらミョウバン水の原液の完成です。

早くミョウバン水を作りたいときは、混ぜる水道水をお湯にしてください。

注意点としては、ミョウバン水を作るときは必ず「水道水」を使用することです。

水が腐りやすく作ったミョウバン水の劣化が早くなるため、浄水した水やミネラルウォーターを使わないようにしましょう。

10倍程度に薄めて使う

ペットボトルで作ったものはミョウバン水の原液になります。

頭皮にミョウバン水を使うときは、10~20倍に薄めてから使っていきましょう。

100均などで売られている小さめのスプレー容器に入れると使い勝手もよく便利です。

初めて頭皮に使う場合は、20倍ほどまで薄めて頭皮に異常がないかを見ていきましょう。

水で薄めたミョウバン水は、作ってから1週間程度で使い切っってください。

手作りのミョウバン水には保存料などを使用していませんので、早めに使い切るようにしてください。

頭皮への使い方

髪に直接付けるとベタつきの原因となるので、頭皮に直接付けるようにスプレーしていきましょう。

ミョウバン水は垂れやすいので一気に付けるのではなく、分け目を変えながら、2~3回に分けてスプレーしていってください。

ミョウバンで抜け毛の対策についてのまとめ

ミョウバンを頭皮に使うと間接的に抜け毛の予防になります。

特に普段から皮脂が多い人や、汗をかきやすい人には、ミョウバン水でのケアが有効的です。

しかし、抜け毛を改善したい・薄毛の進行を止めるためにミョウバンを使用したいのであれば、残念ですが期待する効果はありません。

ミョウバンでの抜け毛への効果は、頭皮環境を改善することでの予防的な役割であると考えましょう。