はげはどうしようもないと諦めるしかないのかについて解説しています。
はげはどうしようもないと思う理由
遺伝だから諦めるしかないと思っている
残念ながらハゲは遺伝します。家族で薄毛の人が多いと自分もハゲる確率は高くなります。
特に母方の家系に薄毛の人がいると(祖父・曽祖父)、高確率で自分も薄毛になります。
なおハゲと遺伝の関係性については下記の記事をご参考になさってください。

生まれ持って受け継ぐ遺伝子は、自分ではどうしようもなく「はげも諦めるしかない」と思いがちです。
ですが、必ずしも遺伝でハゲるわけではなく、対処できないわけでもありません。
「遺伝だからどうしようもない」と思い込み何も対策をしないでいると、高確率でハゲる可能性が高いのは間違いありません。
育毛剤を使ってもムダと思っている
育毛サプリや育毛剤を使用してハゲ対策をしても「どうで毛は生えてこない」と効果に疑念を持っている人が多いです。
確かに市販の育毛剤やサプリで対策をしても、毛がふさふさになるとは言えません。なぜなら、育毛剤には発毛促進の効果はあれど、発毛の効果はないためです。
一般的には育毛剤で毛が生えると誤解している人が多く、そのため育毛剤を使用して期待した効果を感じず「毛が生えなかった」と思い込んでしまっています。
毛を生やしたいのなら生やすことができる対策を、抜け毛を予防したいのなら予防するための対策を適切に選んでいかなければいけません。
毛が生えてこないのではなく、毛を生やす対策を間違えている人が多いです。
すでにどうしようもなくハゲている
すでにハゲの症状が進み「何をしてもムダ」と諦めてしまう人もいます。
本当にどうしようもうない状態は、毛根の細胞が死滅したときです。細胞が死滅してしまうと新しい髪を生やすことはできませんから、二度と髪は生えてきません。
ヘアサイクルの期間に乱れが生じて休止期間が長くなっている場合と、毛根が死滅したかの判断は難しいところです。
もうどうしようもないと諦めていたら、実はまだ細胞は生きていることもあります。
また、細胞が死滅している場合でも、植毛を行えば施術後には再び毛が生えてきます。
ですので、どうしようもなくハゲていても何の対策もできないわけではありません。
ハゲたくないのなら対策開始
まずは自分のハゲの状況を正しく判断していくこと大事です。ハゲの原因は遺伝だけでなく、生活習慣の乱れや加齢によるものなど複数あります。
もしすでにハゲている・ハゲかけているのなら、AGA(男性型脱毛症)を発症しているのかを判断していきましょう。
AGAを発症しているのか、いないのかでは効果のある対策は違ってきます。
AGAは進行性の脱毛症ですから、正しい対策を行なわないとハゲの症状は進行していってしまいます。
ですので、まずは自分がAGAなのかを正確に判断しなくてはいけません。
AGAは生え際やつむじ周辺に薄毛の症状がでやすい特徴があるため、それらの場所が薄毛になっていないのかを確認してみましょう。
つむじはげを気にしすぎと放置すると知らずに薄毛が進行する場合もあります。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。
正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今まずは薄毛専門のクリニックの医師に、医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
AGAでない場合のハゲ対策
AGAを発症していないのであれば、セルフケアでの対策を行っていきましょう。
AGAでないからといって、何も薄毛対策を行なわないと薄毛が進行する可能性もあります。加齢により年々髪は細くなり、生活習慣の乱れも薄毛の原因となっています。
睡眠時間を確保する
髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、最適でも6時間は睡眠時間を取るようにしましょう。
食事面を見直す
偏った食事や、脂っこいメニュー、外食が多いと、皮脂の分泌を増やし薄毛の原因となります。髪によいとされる栄養をバランスよく食べるようにしましょう。
ストレスの緩和
慢性的なストレスがあると自律神経が乱れ、頭皮の血行も悪くなります。頭皮の血行が悪いと髪に栄養をうまく運べずに、毛が細くなり抜け毛も増加していきます。
気分がリフレッシュできる趣味や方法を見つけ、少しでもストレス緩和ができるようにしていきましょう。
シャンプーの変更
一般的な洗浄力が高いシャンプーを使っていると、頭皮が乾燥しやすいです。頭皮に負担なく洗えて、頭皮環境の改善ができるアミノ酸系のシャンプーに変更してみましょう。
シャンプーだけでハゲることは考えにくいですが、頭皮環境を整えて髪を育て土台作りができます。
育毛剤の使用
抜け毛対策は髪を生やすことだけでなく、髪を育てる・髪を残すことも重要です。
育毛剤では髪を生やす効果はありませんが、今ある髪を丈夫に育て抜け毛予防ができます。また、頭皮環境を整えることで髪が生えやすい状態にもしてくれます。
まだAGAを発症していないのであれば、育毛剤での対策が有効です。
AGAであれば治療の一択のみ
- すでにハゲているので、もうどうしようもない
- つむじは生え際がハゲている
- 何をしてもムダだろうけどハゲたくない
という方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性がありますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。
早期のうちにAGAの対策を行うメリットとしては、
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分の症状に合わせたAGA治療ができる
などがあります。
ですので、あなたが
- ハゲてきているが何をしてもムダと思っている
- 頭がスカスカになってハゲそうで不安
- でも本当はハゲたくない
と悩んでいるのであれば、ハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。
どうしようもないと思いつつも本心では諦めきれないのであれば、早期に対策を行うべきです。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。
※ハゲの傾向がない人は確認する必要はありません
はげはどうしようもないと諦める必要はない
遺伝だから、どうせ髪は生えてこないからどうしようもないと諦めることはありません。
確かに遺伝が原因でハゲにはなります。ですが、必ずしもハゲるわけでもなく何も対策がないわけでもありません。
自分のハゲにあった対策を行っていないため、思ったような効果を実感できていない人も多いです。
ハゲはAGAを発症しているのか、いないのかで取るべき対策が違います。
正しい薄毛対策を行うためにも、まずは自分がAGAを発症しているのかを薄毛専門の医師に判断してもらいましょう。
AGAであればクリニックなどで治療を開始し、AGAであれば育毛剤などでセルフケアを行いましょう。
はげはどうしようもないと諦めるのではなく、何かしらの薄毛対策に動き出していって下さい。