禿げる人は何歳から？若いからと安心してたらハゲる！

禿げる人は何歳から禿げるのか、何歳から薄毛対策をしていくべきかなどについて解説しています。

禿げる人は何歳から？明確なデータはない

どの段階で「はげ」と定義するのかが医学的にも明確な定義ないため、何歳から禿げる人が多いかのデータはありません。

しかし、思春期以降の男性であれば、何歳であっても禿げる可能性はあります。

例えば薄毛の一種であるAGA（男性型脱毛症）の発症頻度で言えば、下記のような年代になります。

20歳後半から30歳にかけてAGAを発症する確率は高くなり、年齢が上がるにつれて発症頻度も高くなります。

40代以降になればAGAを発症する人も多くなり、日本人男性の約30％はAGAであるとされています。

ハゲの定義をAGAの発症とすれば、AGAは思春期以降にであればどの年代でも発症する可能性はあります。

20代以降から40代にかけてAGAを発症頻度も高くなり発症後は症状が進行し、パターン化した脱毛は40代以降に完成する人が多いです。

自分がハゲであるかどうかを気に始める年齢としては、男性は平均で38.1歳、女性は41.9歳であるとのアンケート結果があります。

男性の方が女性よりも若干早くに薄毛が気になり始め、女性は更年期に差し掛かる年齢で気になり始める人が多いです。

参考：株式会社リクルートライフスタイル【「薄毛に関する意識調査2020」結果発表】

若ハゲの明確な定義もありませんが、一般的に若ハゲは何歳までをイメージするかのアンケート調査はあります。

アンケートによると、30歳までにハゲる=若ハゲというイメージが7割を超えています。

50代までの年代では、ハゲたくないと思っている人が過半数を超えているのに対し、50代以降ではハゲても仕方がないと思う人が多くなります。

何の対策を行っていないまま50代にもなると、ハゲの進行具合もひどくなるため諦めざるを得ない人も多いと考えられます。

50代になってから諦めるしか選択肢がない状態を防ぐためにも、薄毛対策は早期のうちに動き出さないといけません。

若はげの見分け方や対策については下記の記事もご参考になさってください。

人によって髪質や薄毛具合などが違うため、対策を始めるべき年齢に決まりはありません。

薄毛対策は早期からケアを始めるほど、効果も発揮されやすいですので、自分の薄毛が気になり始めたときが対策をスタートするときではあります。

明確な基準はありませんが、一つの基準としてはAGA（男性型脱毛症）を発症しているのかどうかがあります。（女性であればFAGAの発症が目安です。）

AGAを発症しているのであれば治療を開始しなければ症状は改善されませんが、AGAでなければセルフケアでの対策も有効です。

何歳から対策をすべきかが重要ではなく、自分にあった適切な薄毛対策を選べるのかどうかが重要です。

セルフケアでの対策か治療の開始かを選ぶためにも、まずはAGAの発症の診断を受けましょう。

AGAの発症には明確な基準がないため、自己判断を行うのは難しく、間違えて判断するとハゲを進行させてしまう危険性もあります。

正確な判断を行うには薄毛専門の医師から診断を受けることが確実です。

自分の薄毛が気になっているのなら、一度医師に自分の髪の状態を相談してみてください。

AGAの治療は、何歳からでも受けられるわけでなく、20歳未満（未成年）は治療を行うことはできません。

AGAの治療には主に内服薬・外用薬を用いて行いますが、治療薬は未成年には処方できないためです。

保護者同伴であれば受診できるクリニックもありますが、AGAの治療はできず、薄毛へのアドバイスやその他の脱毛症の可能性などの診察に留まるでしょう。

未成年であれば、AGA以外からの薄毛の可能性が高いですから、その他の原因を探っていきましょう。