おでこがはげてきたと感じたときにチェックすべきポイントと対策方法などを解説しています。
おでこがはげてきたときの確認方法
眉毛と生え際までの広さ
- 眉毛と生え際までの広さが6センチ以内
- 眉毛の上から指が4本以内
おでこの広さが上記以内であれば、日本人の平均のおでこの広さです。ですが、あくまでの平均の広さですので目安の基準として考えて下さい。
生まれつきおでこが広い人は、基準以上の広さがあったとしてもハゲであるとは言えません。
おでこの広さからハゲかどうかを判断する方法については下記の記事もご参考になさってください。
生え際の毛の様子
おでこの広さが平均以上であったのなら、加えて生え際の毛の状態を確認していきましょう。
生え際の毛が細くてコシがないのであれば、髪に栄養が行き渡らない結果、髪が細くなっていると考えられハゲになっている可能性があります。
細い毛は抜けやすくなっていますので、おでこが広くなるだけでなく、M字はげにもなりやすいです。
抜け毛の状態
生え際の毛が細いであれば、シャンプーのときに自然に抜ける毛の状態も確認してください。
抜け毛が、細くて短いものが多いのであれば、薄毛の症状が進んでいると考えられます。
本来ならば長く太く成長するはずの毛が、薄毛の症状により成長できていないためです。
おでこがはげてきたときの対策
おでこがはげてきた対策としては、主に上記のものがあります。
なお、性別・年代別でのおでこを狭くする方法については【おでこを狭くする方法。すでに広くなってる場合と今以上に広くしない対策を】の記事で解説しています。
食生活の見直し
揚げ物やファーストフード、ジャンクフードなどの脂質の多い食事が多いと皮脂の分泌が増加し、頭皮の毛穴詰まりや汚れの原因となります。
頭皮が皮脂で詰まると、髪に栄養をうまく運べず髪が栄養不足となり細くなり長く成長できなくなります。
脂質の多い食事を控え、亜鉛やミネラル、ビタミンを多く含んだ食事を心がけていきましょう。
睡眠時間を確保
髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が減少し髪が育ちにくくなります。
成長ホルモンは就寝後、約6時間は分泌され続けますので最低でも6時間は睡眠時間を取るようにしましょう。
シャンプーの変更
使っているシャンプーをアミノ酸系や育毛系のシャンプーに変更し、髪を育てる土台作りをしていきましょう。
洗浄力の高すぎるシャンプーだと頭皮は乾燥し、洗浄力が弱いと汚れを落としきれず、どちらの場合も薄毛の原因に繋がります。
頭皮を乾燥から守りつつも、しっかりと汚れを落とせるシャンプーに変更し頭皮環境を整えていきましょう。
シャンプーの変更で頭皮の環境を改善し、髪が育つ土台作りをすることで他の薄毛対策の効果も高まっていきます。
育毛剤の使用
育毛剤には、髪を育てることで抜け毛の予防・発毛促進、さらには血行促進の効果がありますので、薄毛対策としては最適なアイテムとなります。
薄毛対策として使うのであれば、育毛や発毛促進に特化した育毛剤を選んでください。
クリニックでの治療
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
一番厄介な原因はAGA(男性型脱毛症)
おでこがハゲる一番厄介な原因としてはAGA(男性型脱毛症)の発症があげられます。AGAは進行性の脱毛症ですので、何も対策をしないでいると薄毛の症状は進行していきます。
セルフケアでの改善は難しく、薄毛を止めるためにはクリニックなどでの治療を行なわないといけません。
実際に薄毛に悩んでいる・自覚している男性の約9割がAGAを発症しているとも言われており、思春期以降の男性であれば誰でも発症する可能性があります。
AGAの発症の基準はないので判断が難しい
AGAには発症の明確な医学的な基準がありませんが、AGAはおでこや生え際にハゲの症状がでやすい特徴があります。
しかし、おでこの広さだけでAGAの発症を判断することはできません。
ですので「まだ大丈夫」と勘違いして、何も対策をせずに放置していると、自分では気が付かないままハゲの症状が進行するパターンが多いです。
というのも、AGAの進行のスピードは比較的緩やかですので、少しずつ進行すると自分では変化に気が付きにくいためです。
おでこがはげてきたと感じた時点で、できるだけ早くにAGAの発症の有無を調べていきましょう。
まずはAGAの発症を判断する
- おでこからハゲてきた
- 以前よりおでこが広くなっている
- 生え際の毛が細くて柔らかい
という方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性がありますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 髪を太く・抜けない髪にする治療ができる
などがあります。
おでこにハゲの症状がでやすい特徴がAGAにはありますので、あなたが
- おでこからハゲそうで不安
- まわりからハゲだと思われたくない
- ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、おでこからハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分のおでこの状態を相談することから始めていきましょう。
※AGAが原因ならばセルフケアでは改善はできません
おでこがはげてきたと感じた時点から対策を開始
おでこがはげてきたと感じたら、まずは眉毛と生え際までの広さを確認していきましょう。
- 眉毛と生え際までの広さが6センチ以内
- 眉毛の上から指が4本以内
上記の広さであれば、日本人の平均のおでこの広さです。ですが、生まれつきおでこが広い人もいますので、あくまでも目安の基準として考えて下さい。
加えて、おでこの生え際の毛や抜け毛の状態が、細くて短くないかを確認してください。細くて短い毛であれば、ハゲの症状により髪が太く成長できていないと考えられます。
おでこの毛から薄毛の傾向を感じたのなら、放置せずに薄毛対策に動き出していきましょう。