禿げる人のつむじの特徴や、つむじはげの原因・対策などについて解説しています。
禿げる人のつむじの3つの特徴
生まれつきつむじが薄い人も大きい人もいますから、「こんなつむじだと絶対ハゲる」という明確な基準はありません。
あくまでも以前のつむじの状態と比べて上記の基準になっていたとしたら要注意です。つむじはげが進行している可能性があります。
1.つむじ周辺の毛が短くて細い
つむじに生えている毛が、他のところよりも細い毛ではないかを確認しましょう。
また、長く伸びずに短い毛のままになっていないかも合わせて確認します。
- 髪が細い→太く成長できていない
- 短い毛→長く伸びていない
どちらの場合も、つむじ周辺の髪が何かしらの原因で栄養不足となり、髪が成長できずにいると考えられます。
髪が細いと外部からの刺激に弱くなるため、ささいなことでも簡単に抜けてしまいます。
抜けた後に新しく生えてくる髪の毛は、また細く短い毛であるため生えてもすぐに抜け落ちてしまい、つむじはげが進行していきます。
つむじに生えてくる髪の毛を太くし、長く伸びるように育てていかなくてはいけません。
2.渦の巻き方が弱くなった
以前は、つむじのうずもしっかりと巻いていたのに、最近になり渦の巻き方が弱くなった場合は、髪が細くなっために渦が巻けなくなったと考えられます。
また、つむじ周辺の髪が抜け落ち少なくなったため、渦を巻く髪がなくなっているとも考えられます。
いずれにせよ、以前よりも渦の巻きが弱くなったのは、
- 髪質が変化した
- 髪の本数自体が少なくなった
などの可能性が高いです。以前のように髪を太くし、抜け毛を予防していかないといけません。
3.頭皮の色が赤っぽい
つむじの頭皮の色が白ではなく、赤っぽい色をしていると頭皮トラブルが起きている可能性があります。
炎症が起きるのは、シャンプーやヘアワックスがあっていない、痒みによるもの、汚れを落としきれていないなど、複数の原因が考えられます。
頭皮に炎症がおきていると、髪に必要な栄養をうまく運べなくなり抜け毛の原因ともなります。炎症の原因と取り除いていき、炎症がひどい場合は病院への受診も考えましょう。
禿げる人のつむじになる原因
生活習慣の乱れ
食生活の乱れ・睡眠不足・ストレスなどの生活環境が乱れていると薄毛の原因にもなります。
脂っこい食事が多い・外食が多いと皮脂が過剰に分泌されやすく毛穴詰まりの原因となり、髪に十分な栄養を運べなくなってしまいます。
また、髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、睡眠不足が続くと髪の成長に悪影響がでます。
さらに、ストレスに晒されると自律神経が乱れ頭皮の血行が悪くなり、髪にも栄養が十分に行き渡らなくなります。
髪には直接影響はないと思われがちな生活環境ですが、実は薄毛の原因となっています。
加齢によるもの
人は歳を重ねるごとに髪が細くなっていきます。男性であれば20代をピークに徐々に髪が細くなり、女性であれば30代後半から髪が細くなります。
細い髪は簡単刺激でも抜けやすくなるため、年齢が上がるにつれハゲやすくなってしまいます。
男性の方が髪が細くなる年齢が早いため、薄毛対策も若いうちから開始しなければいけません。年齢のせいで諦めて何も対策をしないでいると、つむじの薄毛はどんどん進行してしまいます。
AGA(男性型脱毛症)の発症
AGA(男性型脱毛症)を発症すると、髪は細くなり抜け毛が増えハゲが進行していきます。
つむじ周辺に症状が出やすい特徴がAGAにはありますので、つむじが薄くなってきたと感じているのならAGAの発症も疑われます。
AGAであった場合は、セルフケアでの改善は難しく、症状の改善のためにはクリックなどで治療を行なわないといけません。
AGAへの対策については後述する【AGAなら治療が必須】をご参考になさってください。
つむじはげ対策の3ステップ
1.生活の見直しからスタート
つむじはげの対策は、まずは生活習慣の見直しからスタートさせましょう。
脂っこい食事を控えるなど食生活の見直しを行う、睡眠時間を最低6時間は確保する、ストレスを溜めないなどを見直していきましょう。
生活習慣を改善させなければ、原因となる根本的部分が残ったままとなりますので、どれほど優れた薄毛対策を行っても効果が薄れてしまいます。
2.セルフケアでつむじを守る
シャンプーの変更や育毛剤の使用などのセルフケアを行い、つむじの髪を守り育てていきましょう。
一般的なシャンプーより、頭皮を保湿しつつもしっかりと汚れを落としてくれるアミノ酸系のシャンプーへの変更や、育毛に特化した育毛剤の使用などから始めていくのがおすすめです。
人は加齢によって髪は細くなっていきますから、今から髪のケアを行っていかねば髪は細くなる一方です。ですので、今のうちからセルフケアを取り入れていきましょう。
3.AGAなら治療が必須
- つむじ周辺の髪が細くなり、すでにハゲてきている
- 育毛剤などのセルフケアでは効果がなかった
- でも、ハゲたくない
という方であれば、すでにAGAを発症している可能性がありますので、AGAクリニックで一度自分の髪の状態を確認してもらいましょう。
つむじ周辺の髪が薄くなっている原因がAGAによるものであれば、セルフケアなどでは改善はできず、症状を改善したいのであればクリニックなどで治療が必要です。
AGAクリニックで治療を早期のうちに治療を開始するメリットとしては
- 早期に治療を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的に根拠のある治療が受けられる
- 自分のつむじの状態にあわせたAGA治療が行える
などがあります。
AGAは進行性の脱毛症ですので、早期い治療を開始しないとつむじはげの症状は進んでいき、気がついたら立派なカッパハゲの状態になっていることも考えれられます。
また、つむじから薄毛が進行するのは、AGAの特徴の一つでもあります。ですので、あなたが
- つむじがハゲてきて周りの目が気になる
- つむじからハゲてきている
- 自分に効果のある薄毛対策を行いたい
と悩んでいるのなら、まずは自分がAGAを発症していないのか調べていきましょう。AGAの最終的な判断は素人では難しいため、薄毛専門の医師から診断を受けてください。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知ることが大事です
禿げる人のつむじに当てはまったら対策を開始
禿げる人のつむじの特徴は以前と比べて、
- つむじ周りの毛が細くて短い
- 渦の巻き方が以前より弱い
- つむじの頭皮の色が赤っぽい
などと変化しているのなら要注意です。つむじはげが進行している可能性があります。
つむじ周辺の髪を太く長く伸びるように育てていき、髪が抜けにくくなるようにしなければ、つむじはげは進行してしまいます。
特に男性であれば、すでにAGAを発症している可能性もありますので、早期の段階でAGAを発症の有無を判断していきましょう。
AGAであれば治療を開始し、AGAでなければ育毛剤などのセルフケアで薄毛対策を開始してください。
つむじが気になっているのに、何も対策をせずに放置していると、どんどん薄毛は進行していきます。気がついたときは、手遅れだったということがないように対策に動き出してください。