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ココアに虫がいた!原因は保存状態。飲んだ場合の害がないかも調べました

ココアに虫記事のアイキャッチ画像 sami通信

「ココアを飲もうとした何やらウゴウゴしている物体が・・・。」「お湯に溶かしたら虫が浮いていた!」と恐怖の体験をした人は案外います。

一度開封したココアには、虫が湧いている危険性があります。ココアを見て、白い粒があったら要注意!白い粒は虫の可能性がありますよ。

どうしてココアに虫が湧くのでしょうか。ちゃんとチャックをしていたのに。

ココアの虫の正体や、飲んでしまった場合、虫とココアの見分け方などを紹介します。

虫の正体やココアに湧く理由を知れば、虫の発生を防ぐことができますので、ぜひ参考にしてくださいね。


ココアに虫が湧く理由

ココアの虫は、家で開封してから侵入するケースがほとんどです。虫は、どこの家庭にもいます。

どんなにきれいに清潔にしていたとしても、台所の棚やシンク、収納庫などに虫は潜んでいます。

ココアの虫は、甘い香りが大好きなんです。ココアの甘い香りに誘われて、虫が入り込んできます。

ココアだけでなく、小麦粉やお好み焼き粉などの粉類にも注意しなくてはいけません。ココアなら純ココアでも砂糖入りのココアでも、似たような商品であるミロであっても虫はわきます。

虫を家の中に侵入させないのは難しいので、ココア内に入り込まないように防がなくてはいけません。

袋のチャックを閉めていたのに虫が!

ココアの袋をしっかり閉めていたのに「虫が湧いていた」という人も多いはずです。でも、チャックを閉じていたとしても虫は湧きます。

チャックの上部にココアの粉が付いていませんか?ココアを出す時に、チャックの上部に粉が付着しちゃいますよね。

チャックの上に付いたココアの匂いに虫が集まり、次にチャックを開けたときに虫が袋の中に入ってしまいます。

チャックの閉め忘れだけでなく、チャックの上に付着するココアの粉も原因になります。できる限り、チャックの上に粉が付かないように気をつけましょう。

ココアの虫の正体

ココアの虫は、タバコシバンムシ・コクゾウムシ・ヒラタチャタテムシである場合がほとんです。特にタバコシバンムシの可能性が高いです。

タバコシバンムシは貯蔵食品害虫の一種で、ココアだけでなく小麦粉や乾燥麺類、菓子類や、香辛料などにも発生します。

どこの家庭にも発生する可能性がある虫です。

貯蔵食品害虫として知られるシバンムシの一種。
世界中に広く分布し、日本国内にもほぼ全土に分布し、大多数の家庭で発生して乾燥食品などありとあらゆる乾燥動・植物質を食害する。

引用:Wikipedia

ココアの中の虫の見分け方

  • 動いている
  • 溶けない

ココアの虫はとても小さいので肉眼では、なかなか発見しづらいです。

拡大鏡やルーペなどを使って、虫がいないか確認しましょう。最近ではスマホのアプリでも拡大鏡がありますから利用するのもおすすめです。

粉の中で動いているものがいれば虫です。特に白い粒のようなものがあれば、注意して見てみましょう。

袋のままではわかりにくいので、小皿などに入れると見やすくなりますよ。

また、ココアをお湯で溶かしても、溶けずにプカプカ浮いたままの粒があれば虫である可能性があります。

虫は溶けずに浮いてきます。よくかき混ぜたのに溶けきれずに浮いているものがあれば、飲む前にじっくりと確認しましょう。

白い粒は粉乳と虫の両方の可能性

ココアに白い粒がある場合は、粉乳と虫の可能性があります。

ミルクココアには、ココアの他、砂糖や粉乳が使用されています。白い粒や浮遊物は、粉乳の粒である場合がほとんどです。

よくかき混ぜると溶けるのが、粉乳と虫との違いです。溶けずにいつまでも白い粒が浮いたままであれば、虫の可能性があります。

未開封でも安心できない

一度も開封していないココアであっても注意が必要です。長期間保存していたココアの場合、保管方法が悪いとパッケージに穴が空いている場合もあります。

小さい穴であっても虫は、ココアの中に侵入してきます。ココアを保管していた状況をチェックし、パッケージに穴があいていないか確認しましょう。

また、賞味期限の切れたものは飲まないのが一番です。

ココアの虫を飲んだ場合

ココアに発生した虫を飲んでしまっても、基本問題ありません。虫に毒はなく、寄生虫ではなにのでお腹の中で増殖したりもしません。

虫を飲んでも、さほど心配する必要はありませんが、注意しなくてはいけないのは「アレルギー」です。

ダニなどの場合では、アレルギーも引き起こす可能性もあります。アレルギー症状が出たらすぐに病院に行きましょう。

正しい保存方法を知って虫を阻止!

  • 冷蔵庫に入れる
  • 容器に入れ密封する

冷蔵庫に入れる

ココアにつく虫は、温度が低いと動きが鈍くなります。ココア内に入り込んでいたとしても、繁殖まではできません。

一度開封したココアは、冷蔵保存がおすすめです。

容器に入れ密封する

袋タイプでココアを保管する場合は、チャックが付いていたとしても万全には対策できません。

完全に密封できるタイプのタッパーや容器に入れ替えて保管するのがおすすめです。

スティックのココアに変更する

冷蔵保存していても、他の容器に入れ替えても、油断すると虫は入り込んでしまいます。

どうしても心配な人は、スティックタイプのココアに変更しましょう。スティックのココアだと、1回分が個包装なので虫はわきません。

ココアの虫を発生させないまとめ

ココアに虫を湧かさないためには、正しく保存するのが1番の対策です。チャックの上にココアをつけずに密封し冷蔵保存します。

タッパーなど、きちんと密封できる容器に入れ替えるのもおすすめ。そして、どうしても虫が気になるのならスティクタイプのココアに変更うすると安心ですよ。