おでこはげの基準や、ハゲている場合の対策などを解説しています。
おでこはげの基準。総合的に判断するのが大事
上記がおでこはげかどうかの目安の基準となります。しかし、おでこはげには明確な基準はありません。
目安の判断方法としては、眉毛の上から生え際までの広さが7センチ以上、または、眉毛の上から生え際まで指が4本以上の広さがあれば、おでこはげになっている可能性があります。
ですが、生まれつきおでこが広い人もいますので、確実な判断基準とはなりません。おでこが7センチ以上ある人でもハゲではない人も多いです。
おでこの広さではなく、生え際の髪の状態や元々のおでこの広さと比べて、はげかどうかを判断していきましょう。
おでこはげかの見分け方
以前と比較してのおでこの広さ
おでこの広さが前よりもあきらかに広くなっている場合は、ハゲの症状により生え際が後退し、おでこが広くなっていると考えられます。
おでこはげの原因の一つであるAGA(男性型脱毛症)は、生え際に症状がでやすい特徴があります。
以前より生え際が後退し、薄毛の傾向を感じているのならば、すでにハゲを発症している可能性があります。
生え際の髪の状態から判断
生え際の髪が他の部分と比べて細くないか、短くないかをチェックしてください。
髪がしっかりとコシがあり太い場合は心配することはありません。しっかりと成長している髪が生えている証拠です。
逆に髪が細く短い場合は、ハゲの症状により細くなり、長く成長できていない毛である可能性があります。
髪質も柔らかくなっているのなら、なおハゲの危険性が高いです。
抜け毛の状態からも判断
抜け毛の状態が、細い毛・短い毛が抜けていたら薄毛になっている可能性があります。
細い毛は太く育ちきれていない毛、また短い毛は本来ならまだ寿命があるはずなのに長くなる前に抜けてしまっている毛と考えられます。
どちらの場合も髪の栄養不足が原因として考えられます。薄毛によって髪にうまく栄養を運べていないため、抜け毛が細く短くなっています。
おでこはげになる危険な原因
おでこはげになる原因は複数ありますが、代表的な原因は3つに絞れます。
生活面の乱れは髪の乱れにも繋がる
髪には直接影響はないと思われがちな生活環境ですが、食生活の乱れ・睡眠不足・ストレスなどに問題があると、薄毛の原因にもなっています。
脂っこい食事が多い・外食が多いと皮脂が過剰に分泌されやすく、毛穴詰まりの原因となります。
また、髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、睡眠不足が続くと髪の成長に悪影響がでます。
さらに、ストレスに晒されると自律神経が乱れ頭皮の血行が悪くなります。
どの理由にしても、髪に栄養が十分に行き渡らなくなるため、毛が細くなり刺激に弱い髪となり簡単に抜けやすくなります。
髪型が原因でもハゲる
前髪の部分だけに顕著にハゲの傾向が見られる場合、牽引性脱毛症である可能性があります。
牽引性脱毛症は、同じ部分の髪を強く引っ張られることで髪が抜ける脱毛症です。
ポニーテール・お団子などの髪型を続けていると起こりやすく、前髪を引っ張られる髪型などをしていると起こります。
短髪よりも長髪で起こることが多く、女性に多く見られる原因でもあります。
一番危険なのはAGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)を発症すると、髪は細くなり抜け毛が増えハゲが進行していきます。
AGAの場合、前髪部分・つむじ周辺に症状が出やすい特徴ありますので、前髪が薄くなってきたと感じているのならAGAの発症も疑われます。
AGAであった場合はセルフケアでの改善は難しく、症状の改善のためにはクリックなどで治療を行なわないといけません。
なお、AGAへの対策については後述する【AGAならば治療を開始しないと症状は進む】をご参考になさってください。
おでこはげの兆候があれば今すぐにケアを開始
おでこはげの基準にあてはまるのなら、放置はせずに今すぐにでもケアを開始しましょう。
放置していてもおでこの広さが狭くなることはありませんから、早めに対策を行っていかないといけません。
なお、より詳しいおでこを狭くする方法(年代別・性別ごとの対策)については、【おでこを狭くする方法。すでに広くなってる場合と今以上に広くしない対策を】の記事で解説しています。
生活面の改善から始める
生活面の乱れが原因で、おでこが広くなっているのであれば、生活面を改善させないと原因部分がいつまでも残ったままとなるので、いつまでもおでこはげは改善できません。
食生活や睡眠時間、喫煙、ストレスなどを見直して改善していきましょう。
特に睡眠不足は髪の成長に影響がありますので、最適でも6時間は睡眠時間を確保してください。
全ての生活面を改善させることは難しいですが、できる点からでも始めていきましょう。
セルフケアでハゲを予防する
頭皮マッサージや、シャンプーの変更、育毛剤の使用などのセルフケアを行い頭皮環境を良くしていきましょう。
頭皮は髪を育てる土台でもありますから、髪を育てるには頭皮を健康にしなくてはいけません。
セルフケアの対策は、髪を生やす目的ではなく、今ある髪を守り育てていくことになります。
AGAなどの脱毛症を発症している場合は、セルフケアでの改善はできません。
AGAならば治療を開始しないと症状は進む
- 以前よりおでこが広くなった
- 生え際が後退している
- 生え際の毛が細くて柔らかい
という方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性があります。
AGAはおでこに症状がでやすい特徴があるため、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
早期のうちにAGAの確認をしておくメリットとしては、
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分のおでこの症状に合わせたAGA治療ができる
などがあります。
AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。
ですので、あなたが
- あきらかにおでこが広くなっている
- 頭皮が透けてハゲに見える
- でも、ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、ハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。
※おでこがハゲていない人は確認する必要はありません
おでこはげの明確な基準はないからこそ早めの対策が大事
おでこはげかどうかを判断する明確な基準はなく、広さだけでは判断できません。
生え際の髪の状態が細いくないか、抜け毛の状態が短く細い毛でないか、以前と比べておでこが広くなっていないかなど、総合的に判断しないといけません。
もしあなたに、おでこはげの兆候があるのなら、早期のうちにAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
AGAでなければ育毛剤などのセルフケアでの対策で、おでこを今以上に広くしない予防をしていきましょう。
AGAであれば、セルフケアでの改善はできませんので、薄毛専門のクリニックで治療を開始してください。
まだ大丈夫と放置しておいても、自然とおでこか狭くなったりはしません。自分がおでこはげかもしれないと悩んだときから、薄毛対策に動き出していきましょう。