育毛トニックは髪には逆効果なのかについて解説しています。
育毛トニックが髪に逆効果になる理由
肌に合わない場合
敏感肌の人、特にアルコールの刺激に弱い人は、育毛トニックが逆効果になる可能性があります。
多くの育毛トニックは、爽快感をだすためにアルコールが使用されているタイプが多いです。
使用されている成分が頭皮に合わない場合は、頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。
頭皮にトラブルが起きると、髪が育ちにくくなるだけでなく抜け毛の増加にも繋がりますので、使うヘアトニックの成分には予めチェックしておきましょう。
使い方を間違えた場合
育毛トニックの爽快感が気持ちよくて、必要以上に使用すると髪には逆効果となります。
大量に髪や頭皮に育毛トニックがつくと、パサツキやべたつきの原因となってしまいます。
また、アルコールなど刺激を常に受けることへの頭皮のダメージも考えられます。
さらに、清潔でない頭皮に育毛トニックを使用しても、汚れが成分の浸透の邪魔をして、育毛トニックの効果を発揮できません。
育毛トニックを使用する前に、シャンプーなどで頭皮を清潔にしていきましょう。髪を洗ったあとは、ドライヤーで乾かしてから育毛トニックを使ってください。
間違った使用方法では、育毛トニックの本来の効果は得られませんので、正しい使い方をしていきまよう。
他の育毛剤との併用
育毛トニックにプラスして、他の育毛剤を併用して使っていると髪には逆効果になることがあります。
例えば、サクセスの育毛トニックを使った後に、スカルプDの育毛剤を使うなどです。
育毛トニックと育毛剤には同じような成分が使用されており、併用することで成分の過剰摂取となる場合もあります。
効果が発揮される成分量は決まっており、適正量を超えて使用しても効果がアップするわけではありません。
むしろ、頭皮や髪に負担がかかり、育毛とは逆効果になってしまいます。
育毛トニックを使用する目的が薄毛対策であるのなら、トニックよりも育毛剤の方が育毛効果は高いとされています。
育毛トニックで効果がでない人
発毛効果を期待している人
育毛トニックには、発毛効果はありませんので、ハゲたところから毛は生えてきません。
育毛トニックと発毛剤を同じものだと勘違いしている人も多く、毛が生えるものと思いこんで使用していても、思いっているような効果はでないため「育毛トニックは効果がない!」と思いがちです。
頭皮環境を改善を行うことで、丈夫な髪を育たて抜け毛予防、また頭皮の爽快感によるリフレッシュ効果が本来の育毛トニックの効果です。
育毛効果が高い対策とは言えませんので、本気で薄毛対策を行いたいのなら他のヘアケア用品を使用していきましょう。
AGA(男性型脱毛症)をすでに発症している人
AGAをすでに発症しているのであれば、育毛トニックでは対策はできません。
AGAは進行性の脱毛症ですので、育毛トニックのようなセルフケアではハゲの症状の改善は見込めません。
すでにAGAを発症しているのにも関わらず、発症に気が付かず育毛トニックを使用し続けても、ハゲの症状は進行していきます。
- 生え際やつむじ周辺にハゲの傾向がある
- 生抜け毛の状態が細くて短い
- 生髪質が細く柔らかくなった
とハゲの傾向を感じてであれば、薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断してもらいましょう。
AGA発症には明確な根拠がないため、最終的には専門の医師から判断してもらってください。
「育毛トニックを使ったら抜け毛が増えた」と感じているのなら、原因は育毛トニックではなく、AGAの発症が原因でハゲが進行していると考えていきましょう。
育毛トニックで逆効果になるのなら他の対策
育毛トニックが逆効果になる理由としては
- 肌に合わない場合
- 使い方を間違えた場合
- 他の育毛剤との併用
が考えられます。
育毛トニックにはアルコール成分が使用されていますので、肌が敏感な人ほど逆効果になりやすいです。
また、育毛トニックに発毛効果があると勘違いしている人、すでにAGAを発症している人は育毛トニックを使っても効果を感じないでしょう。
育毛トニックにこだわらずに、自分の肌や髪の状態にあった育毛ケアを行っていきましょう。