抜け毛は少ないのに薄毛に見える理由や対策方法について解説しています。
抜け毛は少ないのに薄毛に見える
抜け毛の本数が少ない、抜け毛は気にならなないのに薄毛に見える・ハゲにになることはあります。
髪の毛が細い
髪の毛が細いと、例え抜け毛が少なくとも薄毛に見られやすいため薄毛に見えている可能性があります。
日本人の平均の髪の太さは平均:0.07~0.15㎜で、髪の毛の総本数は約10万本とされています。
0.07mm以下の人と0.15mm以上の人では同じ10万本でも見た目はかなり違ってきます。
髪の毛が細いと頭皮の奥まで光が入り込みやすく、地肌が透けて見えハゲに見られやすいです。
また髪が細い人は、髪質が柔らかい人が多く髪がぺたんこになりやすいためボリューム感が出しにくいのも原因の一つです。
抜け毛が少なくても髪が細い人は、それだけで薄毛に見えてしまいます。
抜け毛が少ないからと安心はできない理由
細い髪は外部からの刺激に弱いため、抜け毛へとつながっていきやすい髪と言えます。
今は抜け毛が少なくとも、細い髪が抜け落ちていくことで今後抜け毛が増加する可能性もあります。
生まれつき髪が細い人でも注意が必要
生まれつき髪が細い人は、細い毛が普通の状態ですから、そこまでハゲの心配をする必要はありません。
ですが、生まれつき髪が細い人でも、さらに髪が細くなることで抜け毛へとつながる髪に変化します。ですので、今の髪よりも細くなっていないかの確認は常にしておきましょう。
もともと髪が細い分、薄毛になると一気にハゲになる危険性があるので、普通の人よりも早期に対策が必要となります。
髪が細くなる原因と対策
髪の栄養不足
本来太く成長するはずの髪が細いままであるのは、髪が栄養不足に陥っているためと考えられます。
髪が栄養不足になるのは、食事面の乱れ、食事制限のあるダイエット、過度のストレス、睡眠不足などの生活習慣の乱れが原因の一つです。
脂っこい食事を控える・外食の頻度を減らす、無理なダイエットを行なわないなどの食事面の見直しをしましょう。
髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、最低6時間は寝るようにしてください。
普段何気なく行っている生活習慣が薄毛の原因となっているのであれば、改善をしないといつまでも原因が残ったままとなり薄毛は進行してしまいます。
全ての生活習慣を改善するのは難しいかもしれませんが、できる点からでも改善をしていきましょう。
加齢によるもの
人は歳を重ねるごとに髪が細くなっていきます。細い髪は簡単刺激でも抜けやすくなるため、年齢が上がるにつれハゲやすくなると言えます。
男性であれば20代をピークに徐々に髪が細くなり、女性であれば30代後半から髪が細くなります。
男性の方が髪が細くなる年齢が早いため、若い年齢のうちから薄毛対策を開始しましょう。
生活習慣の改善や、頭皮マッサージ、シャンプーの変更、育毛剤の使用などのセルフケアで髪を育てていきましょう。
AGA(男性型脱毛症)の発症
AGA(男性型脱毛症)を発症すると、徐々に髪が細くなり抜け毛が増えハゲが進行していきます。
AGAは、セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善は期待できず、クリニックなどで治療を行なわないといけません。
治療方法は、個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果は高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。
正確に判断するには薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談していきましょう。AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始してください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
抜け毛が少ないのに薄毛が気になる人へ
抜け毛が少ないのに薄毛に見える・すでに薄毛になっている人は、髪が細くなっているためと考えられます。
薄毛は、いきなり髪が抜けるのではなく、まずは髪が細くなっていくところから始まります。薄毛の症状により髪が細くなり、細い髪は外部からの刺激に弱くなるため抜けやすくなっていきます。
細い髪を放置していると、やがて抜け毛の量が増加し、本当にハゲてしまいます。抜け毛が少なから安心するのではなく、髪を太くする対策を行っていきましょう。