レバーではげると言われている理由を解説しています。
レバーで抜け毛をケアしたいと思っているのなら、ぜひご参考になさってください。
レバーではげるのも薄毛対策になるのも両方事実
レバーは食べると育毛や発毛の手助けをしてくれる食べ物ですが、食べ過ぎると薄毛の原因にもなるのも事実です。
食べ過ぎると禿げる理由
レバーにはビタミンAが豊富に含まれていますが、ビタミンAは過剰に摂取すると薄毛の原因ともなります。
ビタミンAは過剰摂取すると、頭皮が表面が萎縮し、皮脂の分泌量が減少することで頭皮が乾燥してしまいます。
頭皮が乾燥すると、血行不良となり毛に十分に栄養を運べなくなります。
髪が栄養不足になると毛が細くなり、外部からの刺激に弱くなるため、簡単に抜けていきます。
ビタミンAは髪にとっては、不足しても摂りすぎても髪には悪影響となります。
レバーの抜け毛への効果
レバーには髪に必要な栄養素であるタンパク質やビタミンA、ビタミンB郡、鉄分、亜鉛などが含まれています。
髪の構成に必要なタンパク質、髪の成長を促進する亜鉛、育毛の手助けをしてくれるビタミンなど髪には欠かせない栄養素がレバーには揃っています。
鶏・豚・牛のレバーがありますが、栄養素の含有量も変わっています。
亜鉛が一番含まれているのは豚レバーで、次いで牛レバー、鶏レバーの順になります。
抜け毛の対策としての使い方
レバーは抜け毛の予防ができる食べ物ですが、たくさん食べたからといって効果もアップするわけではありません。
食べ過ぎるとカロリー過多となるだけでなく、ビタミンAの過剰摂取になってしまい、逆に抜け毛が増える原因にもなってしまいます。
ビタミンAの必要摂取量は、年齢や性別によって異なりますが、 1日あたりのビタミンA推奨量は14歳以上では700~900マイクログラム(mcg)レチノール当量(RAE)です。
レバーに換算すると100gあたり、牛レバー1100μg、豚レバー13000μg、鶏レバー14000μgです。
レバーを少し食べただけでも、1日のビタミンAの摂取量を超えてしまいます。
1日だけ食べすぎても髪に影響があるとは思えませんが、毎日過剰に摂取することは控えましょう。
レバーを食べても薄毛が改善されない場合
レバーを食べても、抜け毛の量が減らない場合は、すでにAGA(男性型脱毛症)などの薄毛を発症している可能性があります。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。
レバーでのセルフケアの対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでもAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
レバーだけでは抜け毛対策は難しい
レバーは、含まれている栄養素の面からも薄毛の予防対策が可能といえます。
しかし、あくまでも効果は「予防」にすぎません。
レバーを食べたからと言って、抜け毛が治るわけではありませんので、過度な期待はしないでおきましょう。
本気で薄毛に悩んで抜け毛の対策をしたいのであれば、薄毛専門のクリニックでの治療が必要です。
特にAGAやFAGA(女性型脱毛症)を発症しているのであれは、レバーだけでのセルフケアでは症状の改善はできません。
クリニックで利用を開始しつつ、レバーで症状のスピード抑えていきましょう。
まだそこまで抜け毛は気にならない程度の人はレバーを選び、本気で抜け毛対策をしたのであればクリニックなどで治療を行いましょう。