M字はげが生まれつきだからって放置はダメ。女性の対策方法

女性でM字はげが生まれつきの場合の対策について解説しています。

M字はげが本当に生まれつきなのか、もともと生え際がM字だったのに薄毛になったら「ますます目立ってしまう」と不安なら対策方法を知っておきましょう。

M字はげが生まれつきの女性の対策

ヘアスタイルを工夫する

前髪を多く作る・パーマでボリュームをだすなどヘアスタイルからM字部分を目立たなくしていきましょう。

どんな髪型がM字はげを隠すかは、自分の髪の量や髪質から変わってきますので、美容師さんに相談するのが確実です。自分の髪質にあった髪型を提案してくれますよ。

おすすめな美容院は育毛に特化したヘアサロンです。薄毛に慣れた美容師さんから、髪型だけでなく薄毛対策にもアドバイスがもらえます。

ヘアサロンはまだ数が少ないので、自分の地域で探すときはホットペッパーなどから検索してみてください。

メイクやパウダーで一時的に隠す

前髪をアップにしたいときや一時的に生え際部分を隠したいときは、ファンデーションやパウダーで一時的に隠す方法もあります。

フジコ dekoシャドウなどは手軽に生え際を補正してくれるアイテムです。

ただし、あくまでも一時的に隠すだけですから、根本的に解決したいのであれば他の薄毛対策も行っていきましょう。

髪を育てていく

生まれつきのM字はげを改善することは正直難しいですが、今のM字が広がらないように髪を育てていく必要があります。

というのも、もともとM字はげであると、少し薄毛が進行しただけでもハゲが目立ちやすいです。

頭皮マッサージを行う、シャンプーを頭皮に刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーに変更して頭皮環境を改善していきましょう。

また、育毛剤を使って髪を育てているのもおすすめです。育毛剤には髪を強く育てることで、髪を抜けにくくする効果があります。

育毛剤には男女共有の育毛剤もありますが、女性には女性の薄毛の原因がありますので女性専用の育毛剤を使っていきましょう。

薄毛の治療を行う

脱毛症によりM字はげとなっているのであれば、薄毛専門のクリニックで治療を開始しましょう。

女性に多く見られるびまん性脱毛症を発症しているのであれば、治療を開始しないと症状は進行していきます。

病院はハードルが高いイメージがありますが、今では女性専用の薄毛クリニックもありますので女性であっても相談しやすい病院もあります。

まずは、専門の医師に自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。

M字はげが生まれつきかの見分け方

もともとおでこが広い人や生まれつきM字型の生え際の女性もいるため、M字はげかどうかを明確に判断する基準はありません。

生まれつきM字部分が目立っている人は、それが本来の状態です。

おでこのシワから確認する方法

ハゲかどうかの見分け方の目安としては、目をカッと見開いた状態でおでこにシワを作ります。

その時にできた一番上のシワからM字部分の生え際までに指が2本以上入れば、M字はげの可能性があります。

ですが、あくまでも目安です。生まれつきM字型になっている人では2本以上入る人もいますので的確な確認方法とは言えません。

以前よりもあきらかにM字が深くなって指が入る本数が増えたのなら、M字はげが進行していると考えられます。

抜けた毛からもチェック

シャンプー時などに抜ける髪の毛の状態からも、ハゲかどうかを見極めていきましょう。

抜けた髪が細いのなら、髪に栄養が行き渡らず細くなっている可能性があります。また、短い毛が抜けている場合も、髪が成長しきる前に抜けていると考えられます。

さらに毛根の形が丸みがなく、細く先細っている・いびつな形をしている場合も、頭皮に何らかのトラブルが起きていると考えられます。

十分な栄養を運べずに髪が栄養不足になり薄毛が進行している可能性があります。

M字はげの女性で考えられること

女性のM字ハゲは、

  • 不規則な生活習慣
  • ストレス
  • 脱毛症の発症

などが原因で髪が栄養不足に陥っているためと考えられます。

男性のM字はげとは違い、女性は男性ホルモンが原因でM字ハゲになるとは考えにくいです。

なお、男性でM字はげに悩んでいる人は下記の記事をご参考になさってください。

不規則な生活習慣

睡眠不足・偏った食生活などは、髪が栄養不足になる原因となります。

ストレス

慢性的にストレスに晒されていると自律神経が乱れ、頭皮の血行が悪くなり髪に栄養をうまく運べなくなります。

脱毛症の発症

ポニーテールなど髪を強く引っ張る髪型を続けていると、負担がかかる箇所がハゲてしまう牽引性脱毛症が起こることもあります。負担のかかる髪型を止めると、元に戻ることが多いです。

M字部分だけでなく髪全体が薄くなっているのであれば、びまん性脱毛症の可能性もあります。

びまん性脱毛症は女性に多く見られる脱毛症で、ホルモンバランスの乱れや髪への栄養不足など多くの原因から発症します。

女性はM字はげだけを対策するのではダメ

生まれつきM字の生え際である女性は、それが本来の生え際であり過度にハゲの心配をする必要はありません。

女性の場合は、M字部分だけがハゲることは珍しく、髪全体で薄毛が進行した結果、M字はげのように見えていることが多いです。

M字ハゲだけでなく髪全体が薄毛になっている人が多いため、M字はげだけの対策をするのではなく髪全体での薄毛のケアをする必要があります。

シャンプーの変更や育毛剤を使用して薄毛対策を行っていきましょう。また、びまん性脱毛症などを発症しているのなら、薄毛専門のクリニックで治療を開始してください。

脱毛症を発症しているかは、明確な基準はないため、薄毛専門の医師から判断してもらいましょう。

悩んだままではM字はげが改善されることはありません。M字はげに気がついた今から対策を行っていきましょう。