シャンプーブラシを使って洗髪すると髪の毛をきれいに洗えるだけでなく、頭皮マッサージの効果もあるためハゲ予防になります。
しかし、シャンプーブラシの使い方を間違えるとはげる原因となってしまいます。
本記事では、シャンプーブラシではげる理由や、はげない使い方などを紹介していきます。
シャンプーブラシではげる理由
使い方を間違えている
シャンプーブラシで強くこすると、頭皮や髪の毛にダメージを与えはげる可能性もあります。
強くこすると頭皮が荒れて炎症を起こし、髪に栄養を運べなくなり抜け毛が増える原因となります。
シャンプーブラシでのダメージが繰り返されると、頭皮の環境が悪化してしまいます。
適切な使い方をして、頭皮や髪の毛に負担をかけないように注意しましょう。
髪が絡まると抜け毛が増える
髪の毛が絡まった状態のままシャンプーブラシを使うと、髪が引っ張られて抜け毛や切れ毛が増えてしまいます。
シャンプーブラシで髪が抜けないためにも、使う前にブラッシングをするようにしましょう。
歯の間隔が広いシャンプーブラシを選ぶのもおすすめです。
不衛生なシャンプーブラシを使っている
シャンプーブラシはカビや雑菌が繁殖しやすく、不衛生なまま使用するとフケ・かゆみ・におい・炎症などの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。
頭皮トラブルが続くと、髪の成長に必要な栄養素が不足し、髪の成長の妨げや抜け毛の増加などのトラブルに発展します。
シャンプーブラシは定期的に洗浄し、しっかりと乾燥させることが大切です。
ハゲないシャンプーブラシの使い方
シャンプー前に、髪をブラッシングして、もつれやほこりを取り除きます。
特に髪のもつれは、しっかりとほぐしていきましょう。もつれたままだと、髪がからまって抜け毛の原因となってしまいます。
髪をしっかり濡らして予洗いをしていきましょう。
適量のシャンプーを手に取り、泡立ててから髪につけます。泡立てることで、髪や頭皮を優しく洗えます。
シャンプーブラシシャンプーブラシを使って頭皮をマッサージしていきます。
小刻みに左右に動かして、頭皮をブロックごとに分けるイメージでマッサージしましょう。
力強くゴシゴシとこするなど力を入れすぎないように注意してください。
マッサージを終えたら、シャンプーをしっかりと洗い流していきましょう。
髪にシャンプーが残ったままだと、頭皮の毛穴詰まりや雑菌の増殖に繋がり、薄毛の原因ともなりますので、しっかりとすすいでください。
使う頻度にも注意
シャンプーブラシは、普通の頭皮の状態の人で毎回から2日に一回程度にしましょう。1日に何回もシャンプーブラシを使用してはいけません。
また、乾燥肌や敏感肌の場合は週1~2回程度が目安にしましょう。
シャンプーブラシは汚れを落とすことに優れていますが、皮脂も同時に落としてしまいます。
乾燥肌の人がシャンプーブラシを使いすぎると、乾燥が進む恐れもあります。
シャンプーブラシの使用頻度は、個人差や髪質によって異なりますので、自分の頭皮の状態を見ながら使用していきましょう。
はげにくいシャンプーブラシを選ぼう
- シリコン製
- ナイロン製
- ポリプロピレン製
シャンプーブラシには主に3種類の材質がありますが、ハゲ予防のために使用するなら使う種類を選んでいきましょう。
シリコン製は、柔らかくて肌触りが良く頭皮に優しく使用できます。さらに、洗浄も簡単で汚れや雑菌が付きにくいです。
ナイロン製は、硬さや長さが異なり、髪の毛や頭皮の汚れをしっかり落とせます。ただし、力を入れすぎると頭皮を傷つける可能性があります。
ポリプロピレン製は、硬めで耐久性が高く、毛穴の奥まで汚れをかき出せます。しかし、敏感肌や乾燥肌の人には刺激が強すぎる傾向があります。
ハゲ予防ならシリコン製
ハゲ予防としてシャンプーブラシを使用するのなら、シリコン製を選びましょう。
シリコン製のブラシは柔らかく、頭皮に負担なく優しくマッサージできるため、刺激が強くなりすぎない特徴があります。
また、シリコン製のブラシは洗浄もしやすいため清潔に保ちやすく、雑菌が繁殖しにくいため、頭皮のトラブルを防ぎやすいです。
手動か電動かどっちを選ぶ?
シャンプーブラシには、手動タイプと電動タイプもあります。
手動タイプは、自分で力加減や角度を調整できますが、力を入れすぎてしまう場合もあります。
電動タイプは、振動や回転などの機能により効果的なマッサージができます。
つい力を入れすぎてしまう人や、手動できちんとシャンプーブラシを使えているのか不安な人は自動タイプが向いています。
正しく使っても抜け毛が増える場合
シャンプーブラシの正しい使い方や、頭皮に優しいタイプを選んでも抜け毛の量が減らない場合は、シャンプーブラシのせいで抜け毛が増えているのではなく他の原因から抜け毛が増えていると考えましょう。
男性であればAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性もあります。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。
シャンプーブラシなどのセルフケアでは症状を抑えることはできても改善はできません。
はげないためには、治療を開始しなければいけませんが、AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果は高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでもAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
まとめ
シャンプーブラシではげる理由としては
- 使い方を間違えている
- 髪が絡まると抜け毛が増える
- 不衛生なシャンプーブラシを使っている
があります。
シャンプーブラシを使うからはげるのではなく、強くこするなどの使い方を間違えている・毛が絡まっている・不衛生なシャンプーブラシを使っていることが原因です。
使い方さえ間違えなければ、シャンプーブラシは薄毛予防になるヘアケア用品です。
自分の頭皮状態にあわせて、正しくシャンプーブラシを使ってきましょう。