汗をかいた髪を洗わないでいると起こるデメリットや、すぐにシャワーができないときの対策などを解説しています。
本記事のまとめ
- 汗をかいたままだとニオイが発生する
- 頭皮トラブルが起きやすくなる
- 汗をかいたらタオルでこまめに拭く
- 汗の影響を受けにくい頭皮環境にする
- 急に頭皮の汗のトラブルが発生しだしのならAGAの確認をする
汗をかいた髪を洗わないデメリット
ニオイが発生
頭にかいた汗を放置しているとニオイが発生してしまいます。
汗のニオイは、頭皮にある皮脂や汚れが汗と混じり、最近が分解するときにニオイが発生します。
ですので普段から皮脂が多い人・髪がベタつきやすい人、あまりシャンプーをしない人は、ニオイが強くなりがちです。
かゆみなどの頭皮トラブル
頭皮には多くの常在菌がいますが、汗や皮脂を栄養として増殖する菌もいます。
頭皮は髪の毛が密集しているた、雑菌が好む高温多湿な環境ですから雑菌も増殖しやすい環境と言えます。
雑菌が必要以上に増殖すると、頭皮のかゆみ・乾燥・フケなどの原因となります。
また汗の塩分が頭皮を刺激するため、より痒みを感じやすいです。
頭皮トラブルが起きると、抜け毛や白髪の原因ともなってしまいます。
すぐに洗髪できないときの汗をかいた髪のケア
タオルでこまめに拭く
汗をかいた後にすぐにシャワーなどができない場合は、汗をタオルなどでこまめに拭き取るようにしましょう。
汗は放置して皮脂や汚れを混ざることで雑菌が増殖しますので、汗が出たらすぐに拭き取ってしまえば、ニオイなども発生しにくくなります。
ドライシャンプー
ドライシャンプーは水を使いませんので、簡単に汗をかいた髪を洗うことはできます。
使い方は、髪全体にドライシャンプーをつけて、頭皮や髪に馴染ませてからタオルで拭くだけです。
完璧に汗が落とせるわけではありませんので、1日終わりにはシャワーをして、しっかりと汗と汚れを落としていきましょう。
汗をかいてもトラブルが起きない頭皮にしておく
頭皮に汗をかいてもニオイがあまりしない人・かゆみが出ない人もいます。
違いとしては、頭皮環境が普段から良い状態の人ほど、汗をかいてもトラブルが発生しにくいです。
もともと頭皮が乾燥している、髪がベタつきやすいなどの頭皮環境が悪化している人ほど、汗の影響も受けやすいです。
ですので、汗の影響を受けにくい頭皮環境に改善しておくのも、トラブルを防ぐためには重要です。
生活習慣を見直す
生活習慣を見直し改善させることでも頭皮環境の改善になります。食生活や睡眠時間、喫煙、ストレスなどを見直して改善していきましょう。
汗をかいた後にシャワーなどをしても生活面の改善ができていないと原因部分が残ったままとなるため、頭皮環境は改善されません。
1日の終わりにはシャンプーをして清潔な頭皮で就寝する習慣を身につけましょう。
全ての生活面を改善させることは難しいですが、できる点からでも始めていきましょう。
シャンプーを変更する
一般的なシャンプーを使用しているのであれば、頭皮に優しく洗えるアミノ酸系のシャンプーに変更してみましょう。
洗浄力の高すぎるシャンプーだと頭皮は乾燥し、洗浄力が弱いと汚れを落としきれず、どちらの場合も頭皮環境の悪化に繋がります。
頭皮を乾燥から守りつつも、しっかりと汚れを落とせるシャンプーに変更し頭皮環境を整えていきましょう。
シャンプーの変更で頭皮の環境を改善することで、汗にも強い頭皮環境になっていきます。
男性であればAGA発症の判断をしておく
AGAを発症しているかの判断が大事
汗をかいたときだけでなく、普段から頭皮がかゆい、髪がベタつく、抜け毛の量が多いというのであれば、AGA（男性型脱毛症）の発症も疑われます。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。
セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
ですが、AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではAGAスマクリのようにオンラインからAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
汗をかいた髪を洗わないことのまとめ
汗をかいた髪を洗わないと、ニオイが発生する・かゆみなどの頭皮トラブルの原因となります。
すぐにシャワーなどで汗を落とせないのであれば、汗をかいたらこまめにタオルなどで拭き取るようにしましょう。
また、ドライシャンプーなどを使って、応急処置的に汗を落とす方法もあります。
タオルなどで拭き取っていたとしても、夜寝る前には必ずシャワーなどで1日の汗をしっかりと落としてください。
汗を放置していると雑菌の増殖や毛穴詰まりとなり、薄毛や白髪の原因ともなりますので、しっかりと汗は落としていきましょう。
なお、汗をかいたまま寝た場合の悪影響については下記の記事をご参考になさってください。
