つむじに生えている毛が太くて長ければ、生まれつきつむじが薄い人でもハゲの心配はしなくても今は大丈夫です。
一方、
- つむじの髪が細くなった
- 以前よりつむじが大きくなった
- つむじ周辺の髪がぺたんこになりやすい
AGA(男性型脱毛症)をはつむじ周辺に症状が出やすい特徴があるため、上記のような変化を感じているのであれば、すでにAGA発症している可能性があります。
もともとつむじが薄い分、早期のうちにAGA発症の確認を薄毛専門のクリニックで専門の医師から判断してもらいましょう。
なぜなら
- AGAであるかどうかで取るべき薄毛対策が違う
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
などのメリットがあります。
またAGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。
ですから、あなたが
- 生まれつきつむじが薄いのでハゲやすいのか気になる
- もともと薄いのに最近さらに薄くなったように感じる
- ハゲにはなりたくない
と悩んでいるのなら、まずは自分がAGAを発症しているのかを確認してください。
もともとつむじが薄いだけに早々に対策しないと、ほんの少しハゲが進行するだけで見た目も「ハゲ」に見られやすいです。
生まれつき薄いからこそ、早めに対策をおこなっていきましょう。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
つむじが薄いのは生まれつきか後天性かの見分け方
つむじは薄い原因は
- 先天性→生まれつき(もともと)
- 後天性→AGA(男性型脱毛症)などの発症
の2つに分かれます。
先天性の人は、つむじが生まれつき薄い分、思い込みでハゲていると気にしすぎている場合も多いです。
後天性であれば、男性ならAGA・女性ならびまん性脱毛症でつむじが薄くなる傾向があります。
つむじはげの見分け方
つむじ周辺の毛の状態
つむじや、つむじ周りの毛の状態から薄毛になっているかの判断ができます。他の部分の毛よりも細い・短い毛が多い場合は、薄毛になっている可能性があります。
つむじの毛に栄養が行き渡っておらず太く・長く成長できていない毛になっていると考えられます。
細い毛は刺激に弱くなり簡単に抜けてしまい、ますますつむじ周りの毛が薄くなってしまいます。
つむじの頭皮の色
つむじから見える頭皮の色が白っぽくなく、赤っぽい色をしているのなら要注意。頭皮に炎症や何らからのトラブルが発生している可能性があります。
頭皮が健康でないと、髪の毛に栄養を運べません。栄養が足りない毛は細くなり長く成長できずに薄毛が進んでしまいます。
頭皮トラブルを解消しないと、つむじの毛が抜けていく原因となります。
つむじの大きさ
つむじが以前の大きさと比べて大きくなっていないかを確認しましょう。生まれつきつむじが薄い人は他の人よりも、もともとつむじが大きい傾向があります。
つむじの大きさが何センチ以上だから薄毛とは定義できないため、以前のつむじの大きさと比較しなくてはいけません。
あきらかに以前よりもつむじが大きくなっているのならば、薄毛の進行している可能性があります。
つむじが薄いのがもともとの場合
つむじが生まれつき薄い人やもともと薄い人は、つむじが薄いだけでハゲだとは言えません。
ですがAGA(男性型脱毛症)には、つむじや頭頂部にハゲの症状がでやすい特徴があります。
そのため、つむじがさらに薄くなってきたと感じているのであれば、AGAの発症やすでに初期段階である可能性もあります。
自分がつむじはげなのか気にしすぎなのかについては、よくよく注意して観察していきましょう。
もともと薄い人のハゲへの危険性
生まれつきつむじ周りが薄い人で上記にあてはまる人は、今はハゲていなくても今後のつむじはげになる可能性が高いと言えます。
ただでさえ薄いつむじがハゲを発症すると、ますます薄くなってしまいます。
生まれつきつむじが薄い人は、少しつむじハゲになるだけでも普通の人よりも目立ってしまいますので、ハゲたくないのであればつむじの変化を常にチェックするようにしましょう。
はげになりやすい原因については後述する「AGA(男性型脱毛症)の発症」も読んで下さい。
つむじはげの3つの原因
1.生活習慣の乱れ
生活環境が乱れていると薄毛の原因にもなります。
例えば、食生活の乱れ・睡眠不足・ストレスなどがあります。脂っこい食事が多い・外食が多いと皮脂が過剰に分泌されやすく、毛穴詰まりの原因となります。
髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、睡眠不足が続くと髪の成長に悪影響がでます。
ストレスに晒されると自律神経が乱れ頭皮の血行が悪くなり、髪にも栄養が十分に行き渡らなくなります。
髪には直接影響はないと思われがちな生活環境ですが、実は薄毛の原因となっています。
2.加齢
歳を重ねるごとに髪は細くなっていきます。細い髪は簡単刺激でも抜けやすくなるため、年齢が上がるにつれハゲやすくなっていきます。
男性であれば20代をピークに徐々に髪が細くなり、女性であれば30代後半から髪が細くなります。
男性の方が髪が細くなる年齢が早いため、薄毛対策も若いうちから開始しなければいけません。
3.AGA(男性型脱毛症)の発症
AGA(男性型脱毛症)を発症すると、髪は細くなり抜け毛が増えハゲが進行していきます。
AGAの場合、前髪部分・つむじ周辺に症状が出やすい特徴ありますので、つむじが薄くなってきたと感じているのならAGAの発症も疑われます。
男性ホルモンの影響
男性ホルモンの量が多いから薄毛になるのでも、少ないから薄毛いなるわけでもありません。
AGAを発症するのは、ハゲの遺伝子と男性ホルモンが統合するためです。
ですので、ハゲの遺伝子と統合する男性ホルモンも多く、ハゲの遺伝子も多く受け継いであれば、薄毛になる確率も高くなります。
男性ホルモンの量だけでなく、ハゲの遺伝子を受け継いでいるのかが重要です。
母方の親戚が薄毛だと危険度アップ
ハゲの原因となる遺伝子の一種は母親から受け継ぐため、母方の家系に薄毛の人がいるとハゲの遺伝子を受け継ぐ割合も高くなります。
母方の祖父が薄毛の場合は約75%、祖父と曽祖父が薄毛の場合は約90%の割合で遺伝子を受け継ぐとされています。
つむじが生まれつき薄く、遺伝の確率も高いのであれば、つむじハゲになる可能性も高くなります。
つむじはげの対策
生活習慣の改善からスタート
生活習慣を見直し改善させることでも薄毛対策なります。食生活や睡眠時間、喫煙、ストレスなどを見直して改善していきましょう。
育毛剤などで薄毛対策をしたとしても、生活面の改善ができていないと原因部分が残ったままとなるため、薄毛も改善されません。
全ての生活面を改善させることは難しいですが、できる点からでも始めていきましょう。
AGAならば治療を開始
- つむじが大きくなった
- 頭頂部からハゲてきている
- つむじの髪が細くて柔らかい
という方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性がありますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
早期のうちにAGAの確認をしておくメリットとしては、
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分の症状に合わせたAGA治療ができる
などがあります。
もともとつむじが薄い分、ほんの少しハゲただけでも見た目からハゲだと思われやすいです。
ですので、あなたが
- 生まれつきつむじが薄いからハゲそうで不安
- 周りからハゲだとは思われたくない
- でも、ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、つむじはげを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。
AGAであればセルフケアでは症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲが進行してしまいます。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分のつむじの状態を相談することから始めていきましょう。
※ハゲの傾向がない人は確認する必要はありません
生まれつきつむじが薄い人ほど早めに対策が大事
生まれつきつむじが薄い人は、ほんの少し薄毛が進行するだけでも他の人よりもハゲの見た目になりやすいです。
生まれつきだからと安心していると、気がついたときにはつむじハゲの状態になっていることもありえます。
つむじの毛の状態を確認し、細くて短い毛が多いのなら特に注意してください。生まれつきの薄毛から本当の薄毛になっている可能性があります。
特にAGAを発症しているのならば、放置しているとハゲの症状は進行しますので、前よりもつむじが薄くなったと感じ始めたら、早々に対策を行っていきましょう。