仕事でヘルメットをしてるとはげる理由や、はげないための対策などを解説しています。
仕事でヘルメットをしてるとはげる理由
蒸れる
ヘルメットはパッドなどで構成されており、内部は通気性が悪いため温度が上昇しやすいです。
汗や皮脂の分泌が増えると、毛穴が詰まることがあります。
汗や皮脂がたまると毛穴をふさぎやすく、頭皮の環境にとって有害です。
夏場はより注意が必要ですが、冬場でも油断は禁物です。
擦れる
ヘルメットをかぶって頭を動かすと、頭皮が多少擦れます。
一度や二度なら気になりませんが、頻繁に起こると頭皮が摩擦で炎症を起こす可能性があります。
作業中は常にヘルメットをかぶっていなければならないので、ヘルメットがズレやすい人は注意が必要です。
ヘルメットが動かないように、ベルトやあご紐で固定していきましょう。
雑菌が増殖する
高温多湿の状態では雑菌が繁殖しやすく、頭皮環境を悪化させてしまうことが多いです。
また、汗や皮脂がついたままのヘルメットを放置しておくことでも、さらに雑菌が増殖していきます。
雑菌が増殖したヘルメットを着用することで、さらに頭皮環境を悪化させていきます。
ヘルメットから髪を守る方法
インナーキャップなどで摩擦を防止
ヘルメットの内側にタオルやインナーキャップを入れると、摩擦や発熱を軽減するのに役立ちます。
さらに、雑菌の繁殖を防ぐために、使用したタオルは毎日取り替えるようにしてください。
インナーキャップであれば、速乾性があり、汗を吸収するためタオルよりも快適です。
何枚か用意しておけば、毎日取り替えて頭皮を清潔に保つことができます。
汗をかく夏場だけでなく、1年中インナーキャップをかぶりましょう。
ヘルメットを清潔に保つ
ヘルメット内部は雑菌の巣窟になりやすいので、薄毛にならないように分解して掃除する必要があります。
ヘルメットは優しく洗うことが必要ですが、、乾燥させることも同じくらい重要です。
洗っただけでは細菌が繁殖し、不快な臭いが発生しますので、天日干しで完全に乾燥させましょう。
ヘルメットを分解して洗うことが不可能な場合は、せめて仕事帰りに内部を掃除するか、消毒液をスプレーしておくとよいでしょう。
使用後のヘルメットは、風通しの良い場所を選んで保管してください。
髪を毎日洗う
1日中ヘルメットを着けて仕事をした日は、必ずシャンプーをするようにしましょう。
ヘルメットをかぶった日の頭皮や髪は、汗や皮脂で激しく汚れています。
寝るまでにシャンプーをしないと、寝ている間に雑菌が繁殖してしまいます。
仕事で疲れていても、飲み会で遅くなったとしても、雑菌は頭皮環境を悪化させる原因になるので、必ずシャンプーをするようにしましょう。
髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、きれいな状態で寝ることも薄毛対策になります。
対策をしても抜け毛が変わらない場合
ヘルメットの摩擦防止などの対策をしてもハゲていく場合は、ヘルメットのせいでハゲいるのではなく他の原因から抜け毛が増えていると考えましょう。
男性であればAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性もあります。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでもAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
ヘルメットではげることのまとめ
仕事でヘルメットを着用している人は、他の人よりもはげやすい環境であるといえます。
なぜなら、ヘルメットはパッドなどで構成されており、内部は通気性が悪いため、温度が上昇しやすいこと。
汗や皮脂の分泌が多くなると、毛穴が詰まりやすくなること。
雑菌が増殖したヘルメットをかぶっていると、さらに頭皮環境が悪化することなどが原因です。
はげることを防止するためにも、インナーキャップなどで摩擦を軽減し、ヘルメットを洗って雑菌の増殖を防止しましょう。
また、ヘルメットを着用した日は、必ずシャンプーをして頭皮を清潔に保っていきましょう。