アロエに髪の毛が生える効果があるのか、アロエの頭皮への使い方などをまとめています。
アロエで髪の毛が生えるのではない
アロエで、髪の毛を生えることはありません。髪を生えさせるのではなく、髪が生える環境を整えることができます。
髪が生える環境作りはできる
アロエには直接髪を生やす効果はありませんが、頭皮環境を整えることで髪を丈夫に育てる効果があります。
アロエには、抗菌作用・抗炎症作用があるため、頭皮のかゆみや炎症を改善してくれます。
かゆみがあると頭皮をかくことで傷ができ炎症となり、さらにかゆみが増して炎症が広がっていきます。
紫外線などの刺激でも頭皮には刺激となっており、アロエでケアをすることで頭皮環境を整えることができます。
頭皮は髪を作る土台でもありますので、アロエで頭皮ケアをすることで、間接的に育毛効果が得られます。
保湿効果に優れている
アロエは水分を蓄える力に優れており保湿効果が高く、頭皮の乾燥にも効果を発揮します。
頭皮の乾燥は血行不良を招き、抜け毛を増加させてしまいますので、アロエで頭皮の保湿ケアを行うことで抜け毛予防ができます。
アロエの頭皮への使い方
手作りのローション・育毛剤として使う
アロエを自宅で育てている人・生のアロエを入手できる人なら、直接アロエのエキスを取り出して、自作のローションや育毛剤を作れてます。
アロエの皮を向いて果肉を取り出して、ミキサーなどでペースト状にします。
ペースト状にしたアロエを鍋で30分ほど煮込んだ後に、キッチンペーパーなどで濾過します。
粗熱を取ったあとは、冷蔵庫で保管してください。
手作りで防腐剤が入っていませんから、手作りのアロエローションなどは1~2週間を目安に使い切ってください。
アロエジェルを頭皮マッサージに使う
市販されているアロエジェルを頭皮に塗ってマッサージすると、保湿効果に加えて血行促進の効果が期待できます。
血行が促進されてる毛に栄養をスムーズに運べるようになり、抜け毛対策に繋がります。
アロエジェルを塗った頭皮は、必ずシャンプーなどで洗い流してください。
頭皮にアロエジェルが残ったままだと、皮膚のかぶれや痒み、毛穴詰まりなどを起こす可能性があります。
アロエの成分が使用されているヘアケア用品を使う
手作りのアロエローションや、アロエジェルを使ったケアもありますが、作る手間などのデメリットもあります。
髪にアロエが効果はあるのではなく、アロエに含まれている成分に効果があるのですから、アロエの成分が使用された育毛剤などを使った方が手間もかかりません。
手作りの育毛剤や生のアロエを直接使うのは、肌への刺激も不安ですし雑菌も増殖しやすいです。
目的が髪の育毛であれば、アロエ成分の含まれた既製品を使うのも良いでしょう。
アロエで育毛できる人・できない人
頭皮トラブルで抜け毛がある人はOK
頭皮にかゆみや炎症が原因で抜け毛が増えている人は、アロエでのケアが有効です。
抗菌作用や抗炎症作用でかゆみや炎症を抑えてくれるためです。
乾燥肌の人はアロエで保湿できる
頭皮が乾燥していると、血行不足となり髪が栄養不足なり抜け毛が増えていきます。
アロエで頭皮を保湿することで乾燥が原因での抜け毛予防ができます。
すでにハゲている人はアロエだけではダメ
AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)を発症している人は、アロエだけでは薄毛の症状の改善はできません。
脱毛症であれば、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
しかし、治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
薄毛の治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、FAGAなどの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。
正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、FAGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでも薄毛の相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
アロエで髪の毛が生えるのかのまとめ
アロエには髪を生やす効果はありませんが、アロエの抗炎症作用や保湿効果の高さの面から、抜け毛の予防や育毛はできます。
ただしアロエは本来、髪を生やすものではありませんので、髪を生やすことが目的であれば、期待するほどの効果は得られないことが多いでしょう。
本気で薄毛対策をしたいのであれば、アロエのエキスを使った育毛剤を使った方が効果的と言えます。
特にFAGA(女性型脱毛症)などを発症しているのであれば、薄毛専門のクリニックで治療を開始していき、アロエは補助的なアイテムとして使っていきましょう。