生え際がM字になっているだけで「自分はM字はげだ」と勘違いしている人も多いです。
ですが、生まれつきおでこがM字型になっている人もいますので、見た目からは正確には判断できないのが現状です。
自分のM字はげが勘違いなのかどうかの見分け方や、M字はげであった場合の対処方法などを解説しています。
M字はげだと勘違いしないための見分け方
見た目から判断する方法、あくまでも目安と考えよう
M字はげの見分け方として、まず見た目から見極める方法としては、おでこの広さが眉毛から生え際まで7センチ以上あるかどうかを確認してください。
7センチ以上あれば、一般より広いおでこと言えます。
また、目を思いっきり見開いた状態にするとできるおでこのシワから、M字の剃りこみ部分までの距離が2センチ以上あれば、M字はげと言われています。
ただし、生まれつきおでこの広い人や、生え際がM字型な人もいるため、見た目からだけでは正確には判断できません。
あくまでも目安の基準と考え、あてはまったら見た目以外からもチェックしていってください。
見た目以外からM字ハゲを判断する方が重要
抜けた毛の状態と両サイドの剃り込み(M字部分)の毛からも判断していきましょう。
抜け毛の状態が細くて短い毛
抜け毛が細くて短い場合は薄毛になっている可能性があります。髪が太く成長できずにいる毛であったり、太く成長する前に抜けている毛であると考えられます。
本来ならば、まだ抜けるはずのない毛が短いまま抜けてしまうことで、成長できる毛が少なくなり薄毛になっていきます。
また、毛根の形に丸みがなく先細っている形やいびつな形、しっぽがついている形、色が白っぽくない場合も要注意です。
毛根に異常があると髪に栄養を送れないため、髪が十分に成長できずに細くなり、抜け毛の原因となります。
M字部分の毛が細くて柔らかい
M字部分や生え際の毛が、細くて柔らかい場合も要注意です。M字部分の毛が太く成長できずに、細く柔らかい髪質になっていると考えられます。
細くて柔らかい毛は、少しの刺激でも抜けやすいので、M字部分がどんどん深くなる可能性があります。
また、自分が将来禿げやすいのかどうかも確認しておきましょう。将来禿げやすい人の特徴(男性)があるのであれば、M字ハゲにもなりやすいと言えます。
M字が進行すると手遅れの状態になる
M字はげが進行すると、どんどん生え際は後退していき、いずれおでことはげの境界線もわからなくなり手遅れの状態になります。
M字はげが手遅れの状態とは、毛根が死滅している状態であり、毛根が死滅してしまうと発毛剤を使っても毛は生えてきません。
すっかりM字部分がハゲてしまった見た目からは、周りの印象も悪くなり、特に初対面の人からの印象は悪くなってしまいます。
以前よりもあきらかにM字の剃りこみが深くなっている・髪質が細く柔らかく変化している・抜け毛の状態が悪い場合は、手遅れになる前にM字はげの対策をしていきましょう。
「勘違いだ」と思いこんで放置していると、どんどんM字が深くなり、生え際も後退していくだけです。
育毛剤でM字ハゲを予防する
M字ハゲになりそうな傾向があるのなら、まずは育毛剤を使用して今以上に生え際が後退しないように予防していきましょう。
育毛剤には髪を強く育てることで抜け毛を予防する効果があります。
ただし、育毛剤は必ずしもM字はげ対策として有効なわけではありません。例えば、
- 使用しても効果を感じにくい場合もある
- 途中で使うのを中断すると元の状態に戻ってしまう
などのデメリットもあります。
効果を感じにくい場合は使う育毛剤のタイプを変更
育毛剤を使っても必ずM字はげが改善されるとはいえません。M字はげの進行具合や、もともとの髪質などは個々で違うため、効果の出方にも差がでます。
ですが、育毛剤には抜け毛の予防に特化したタイプや、頭皮の環境を改善することに特化したタイプなど多くの種類があります。
M字はげ対策として使用するのなら、抜け毛予防や育毛に特化したタイプの育毛剤を使って行きましょう。
AGAでM字はげになっているなら治療を開始
- M字部分がどんどん深くなっている
- 生え際の毛が細くて柔らかい
- 抜け毛の状態が細くて短い毛が多い
という方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性がありますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
例えば、ヘアテクトクリニックでLINE登録をすると無料で髪に関する相談が可能、さらに薄毛対策ハンドブックをプレゼントしてもらえます。
生え際の部分にハゲの症状が出やすい特徴がAGAにはあるためです。
早期のうちにAGAの確認をしておくメリットとしては、
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分の症状に合わせたAGA治療ができる
などがあります。
また、AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではM字ハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲし手遅れの状態になる危険性もあります。
ですので、あなたが
- M字ハゲが進んでこのままハゲそうで不安
- 周囲の目が自分のおでこを見ている
- でも、ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、M字ハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。
「はげなのかな?勘違いなのかな?」と悩んでいるだけでは事態は好転しません。
むしろ放置していると、どんどんM字はげが進行していきます。手遅れ担ってから後悔しないためにも、今から対策をしていきましょう。
※ハゲの傾向がない人は確認する必要はありません
勘違いと安心せずに早期に対策を開始しよう
M字はげであるかどうかは、生まれつきM字状態の人もいますので見た目からは判断することはできません。ですが「自分の勘違いだろ」と放置していても危険です。
以前よりもM字部分が深くなっていたり、抜け毛の状態が細くて短い場合は、M字はげの傾向があると言えますので早期に対策を開始していきましょう。
薄毛対策を開始したとして、例えあなたのM字はげが勘違いだったとしても髪に悪影響がでることはありません。
むしろ、M字はげ以外のところにも総合的に薄毛予防ができます。
まだ大丈夫と勝手に判断して対策せず放置していても、自然にM字はげが改善されることはありませんので、早期に対策に努めていきましょう。