生姜を塗ると髪が生えるとの噂の真相や、生姜による髪への効果、頭皮への使い方などを解説しています。
生姜を塗ると髪が生えるとの噂の真相
生姜を頭皮に塗ると髪が生えるとの噂がありますが、はっきりした根拠も方法も不明な点が大きい噂にすぎません。
そもそも生姜を直接頭皮に塗る行為は、肌のかぶれや炎症などを引き起こすリスクの方が高いと考えられます。
直接塗り込む危険性
ネットから得られる情報では、摩り下ろした生姜を直接頭皮に塗り、10分程度頭皮マッサージをするという方法が確認できました。
ですが、根拠などは記載されておらず、方法もあいまいなものしかありませんでした。
摩り下ろした生姜を直接頭皮に塗り、マッサージまですると、頭皮のかぶれや炎症を引き起こす可能性が高いです。
頭皮にかぶれや炎症が起きると、髪を生やすどころか抜け毛の原因となりますので、直接生姜を塗るリスクを考えてから行うようにしてください。
生姜が髪に良い理由
生姜を直接頭皮に塗り込むことは肌のかぶれなどの問題からおすすめはできませんが、生姜を摂取することで髪には良い影響もあります。
生姜には血行を促進する効果や、抗酸化作用があるためです。
髪の抜け毛が増える原因の一つには、頭皮の血行不足があります。
血行不足になった頭皮では、髪を十分に育てる栄養素を運べなくなるため、毛が細くなり抜け落ちやすくなります。
また、老化の原因である活性酸素を分解し除去してくれる抗酸化作用もあります。
生姜だけで抜け毛の対策ができるわけではありませんが、意識して摂取することで薄sげ対策には繋がります。
ただ、直接頭皮に生姜を塗り込むよりも、食事や飲み物として摂取するほうが確実であり安全でもあります。
生姜を頭皮に塗る方法
どうしても生姜を頭皮に塗って、頭皮ケアを行いというのであれば、生姜湿布にしてから頭皮に使うようにしましょう。
輪切りにした生姜や、すりおろした生姜を直接頭皮に塗り込むのは、肌トラブルを起こしやすいので止めてください。
生姜湿布の作り方と使い方
生姜を1つ(約150g)すりおろします。
すりおろした生姜をガーゼで包みます。ガーゼがない場合は清潔なハンカチを使ってもOKです。
3Lのお湯に、生姜包んだガーゼを入れます。お湯は沸騰させないで約70~80度にしてください。
お湯にタオルを浸して火傷をしないように絞ぼります。
絞ったタオルを使いたい部位にあてていきます。
お湯の温度によってはタオル熱くなっていますので、火傷をしないように注意してください。
タオルがすぐ冷めることを防ぐためにも上から乾いたタオルをかぶせていきましょう。
タオルが冷めたら、もう一度タオルをお湯に浸して生姜湿布を作り直してください。
頭皮よりも首に使うと良い
頭皮に生姜湿布のタオルを使っても髪が邪魔をしてしまいます。
生姜湿布は使いたい部位を温めることで効果を発揮しますが、首の後ろに使うことで頭皮の血行も良くなります。
髪に生姜湿布を使うと匂いも気になるため、首の後ろに使うのがおすすめです。
どうしても生姜で育毛したい場合
どうしても生姜の髪に対する効果を得たいというのであれば、生姜が使用された育毛剤を使っていきましょう。
育毛に効果を発揮する生姜の成分が使用されている育毛剤は多く販売されています。
自分で直接生姜を塗り込むよりも、育毛に関係する生姜の成分をあらかじめ使用されているケア用品を使った方が確実性も高いです。
例えば、チャップアップの育毛剤では、一般に流通している黄色ショウガエキスと比べても、育毛成分「6-ジンゲロール」が約2倍も含まれている「ジンゲルシックス」を使用しています。
ジンゲルシックスを使用している育毛剤はチャップアップだけです。
直接、自分で生姜を頭皮に使うよりもチャップアップのような育毛剤を使用した方が、生姜の効果も肌に使う安全性も高いです。
※薄毛の傾向がない人は確認する必要はありません
生姜を塗ると髪が生える噂のまとめ
生姜を塗ると髪が生えるとの噂は、あくまでも噂に過ぎず根拠のある情報は確認できません。
生姜を直接頭皮に塗り込む、頭皮マッサージに使うと、頭皮のかぶれや炎症を引きおこす可能性もあり、逆に抜け毛を増加させる可能性もあります。
血行促進や抗酸化作用の効果が生姜にあることを考えると、適切に摂取すると抜け毛予防や薄毛対策にはなるでしょう。
育毛や発毛効果を期待して生姜を使いたいのであれば、直接塗るのではなく生姜湿布にして使う、サプリメントや育毛剤を使う方が効果や安全面からも高いと言えます。
髪への影響を考えて適切な方法で生姜が活用していきましょう。