枕の抜け毛は短髪にしたら減らせる場合もあります。しかし、短髪にした場合の注意点や、短髪であっても抜け毛が増えるケースもあります。
短髪と抜け毛の関係性などを解説しています。
短髪にしたら枕の抜け毛が減る可能性もある
毛根の負担が減る
短髪は長髪よりも髪の毛の重さが軽くなりますので、毛根への負担が少ないです。
毛根が髪の重さで引っ張られるだけでも、抜け毛の原因となっています。
また、長髪は髪が絡みやすくなりますが、短髪だと毛も絡みにくいためクシでとかしても髪が抜けにくいです。
シャンプーがしやすくなる
長髪だと、髪や頭皮が十分に洗えない・すすぎ残しがでるなど起こりやすいです。
十分に洗えていないと頭皮に雑菌が増殖しやすくなります。
またシャンプー液を十分にすすげていないと、毛穴に残った液が酸化し頭皮に負担がかかり頭皮トラブルが起こる場合もあります。
頭皮にトラブルが起こると抜け毛の原因となってしまいます。
その点、短髪ですと洗いやすい・すすぎしやすくなり、頭皮が清潔に保たれやすいです。
さらに短髪だとドライヤーの時間も短縮できますので、ドライヤーによる熱ダメージも軽減することに繋がります。
ヘアケアの効果が出やすい
薄毛予防のために育毛剤や育毛トニックを使っていると、短髪だと頭皮に直接塗布しやすくなり、育毛剤などの成分も頭皮に届きやすくなります。
髪が長いと、育毛剤などの成分が髪についてしまいやすくなり、効果を十分に発揮できないケースも多いです。
また、頭皮マッサージを行っっていても、長髪だと指に毛が絡み抜けてしまう場合もありますが、短髪だと髪も絡みにくいです。
短髪にしたときでも薄毛になるケース
紫外線のダメージには注意
短髪にすると、紫外線のダメージを頭皮に負いやすくなります。
紫外線を頭皮に浴びると、頭皮が硬くなり血行不良を起こしていきます。
また、髪の毛もパサパサになり切れ毛になりやすいです。
頭皮ダメージにより新しく生えてくる毛も細く弱い毛になる、今ある毛も切れ毛になりやすくなるなど、紫外線のダメージは薄毛を引き起こします。
短髪にしたのなら、紫外線対策を髪や頭皮にも行っていきましょう。
AGA(男性型脱毛症)なら短髪でも意味がない
AGA(男性型脱毛症)を発症すると、髪は細くなり抜け毛が増えハゲが進行していきます。
以前は枕の抜け毛が気にならなかったのに、最近になる抜け毛が付き始めたのならAGAの発症も疑われます。
AGAであった場合は、髪の長さを短髪にしても関係はなく、症状の改善のためにはクリックなどで治療を行なわないといけません。
まずは自分がAGAなのかの確認が大事
- 枕につく抜け毛が増えてきた
- つむじや生え際にハゲの傾向がある
- 短髪にしても枕の抜け毛が減らない
という男性の方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性がありますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。
早期のうちにAGAの確認をしておくメリットとしては、
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分の症状に合わせた治療ができる
などがあります。
ですので、あなたが
- 枕につく抜け毛が増えてハゲそうで不安
- お風呂での抜け毛も増えている
- でも、ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、ハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。
AGAであるかどうかに明確な基準はなく、自分で判断すると間違ってしまう可能性も高いです。
間違った判断で対策をしないでいると気が付いたときにはハゲの症状が進んでいたということも考えられます。
正確に判断するためにも最終判断は薄毛専門の医師から判断してもらいましょう。
今ではオンラインからでも診察が可能なクリニックもありますので、まずは気楽に自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。
※ハゲの傾向がない人は確認する必要はありません
枕の抜け毛が短髪にして減る場合と増える場合
枕の抜け毛は短髪にしたら減る場合もあります。
基本、長髪よりも短髪の方が毛根への負担や、シャンプーのしやすさなどから頭皮が清潔に保たれることが理由です。
ですが、短髪であっても薄毛になるケースもあります。
紫外線のダメージを負いやすくなりますので、短髪にしたら紫外線対策を髪と頭皮に行っていきましょう。
また、AGAを発症しているのなら短髪にしてもハゲの症状は進んでいきますので、まずは自分がAGAであるかどうかを冷静に判断していきましょう。