頭皮に優しく白髪染めやヘアカラーができる技術「ゼロタッチカラー」が最近話題です。
頭皮に優しい理由や、どんな方法で染めていくのか、塗り方はどうなのかなどをまとめました。
ゼロタッチカラーは頭皮に優しい高等技術
ゼロタッチカラーとは、ヘアカラーの薬剤を頭皮に付けずに塗布する技術のことです。
「ゼロテク」「マニュキュア塗り」とも呼ばれることもあります。
頭皮に直接、薬剤を付けずに1~2ミリのところから塗布していきます。簡単に言うと頭皮に薬剤をベタベタ付けずに染めていく方法です。
美容院で白髪染めやカラーをしてもらうときは、頭皮や生え際に薬剤が付いて「冷たい!」と感じることありますよね。
頭皮に薬剤が付いているのでヒヤとする感覚が出るのです。
髪の根本ゼロ(0)ミリから塗布していくため「ゼロタッチカラー」と呼ばれています。
誰にでもできる技術ではない
ゼロタッチカラーは美容師さんなら誰もができるわけではありません。練習してゼロタッチカラーの技術を習得した美容師さんでないとできないです。
自分が通っている美容院でゼロタッチカラーができのかは、事前に確認しましょう。
プロの美容師さんでさえ、できる人とできない人がいるのですから、自宅で自分でゼロタッチカラーを行うのは難しいです。
ゼロタッチカラーのメリット
ヘアカラーをすると、頭皮が痒くなったり、ピリピリした刺激を感じる人にはゼロタッチカラーがおすすめです。
例え刺激を感じていなくても、ヘアカラー剤が頭皮に付けば多少なりとも負担が生じます。
頭皮の健康を考えてもゼロタッチカラーは多くの人におすすめと言えます。
ゼロタッチカラーであっても、白髪染めやヘアカラーの仕上がりには違いがありません。
ゼロタッチカラーだから「染まりにくい」「根本が染まらない」なんてことはありません。
ゼロタッチカラーのデメリット
頭皮に付けずにカラー剤を塗布していきますので、普通のカラー染めよりも若干時間がかかります。
慣れている美容師さんなら、普段のカラー染めと変わらない早さでやってくれる人もいます。時間については、美容師さんの技術次第で変わってきます。
また、いくら頭皮に付けずに染めていく方法だとしても、ジアミンアレルギーの人でも有効ということにはなりません。
どれだけ頭皮に付かないように塗布していても、絶対に付かないとは言いきれません。
また、カラー剤を洗い流すシャンプーのときに、地肌に付いてしまう可能性もあります。
ほんの少しでもアレルギー反応が出ることはありますので、ジアミンアレルギーを持っている方は、ジアミンが使われているカラー剤の使用はできません。
まとめ。頭皮のためにはゼロタッチカラー!
ゼロタッチカラーは根元ギリギリを塗っていくため「染まりにくいのでは?」
「色持ちが悪いのでは?」と不安になりますが、フルタッチでのカラー染めと変わらない仕上がりです。
カラーの時の頭皮への軽減や不快感を軽減できる方法です。
自分が通っている美容院でゼロタッチカラーができるのか尋ねてみましょう。