つむじ割れの原因(女性)で考えられること、また対策などをまとめています。
つむじ割れの原因は?女性で考えられること
女性で、つむじ割れが起こる原因は一つだけでなく複数あります。自分のつむじ割れの原因を知って、正しい対策を行っていきましょう。
なお、男性がつむじ割れにある原因については下記の記事をご参考になさってください。
生まれつきのつむじの問題
生まれつきつむじが大きい、髪質が細くて柔らかい人は、つむじ割れを起こしやすい人です。
生まれつきのつむい割れが起きやすい人は、ヘアスタイルなどで対処していきましょう。
美容師さんに相談すると、自分の髪質にあったつむじ割れを起こしにくいヘアスタイル、例えばパーマなどを提案してくれます。
髪型でもつむじ割れは起こる
牽引性脱毛症は、同じ部分の髪を強く引っ張られることで髪が抜ける脱毛症です。
ポニーテール・お団子などの髪型を続けていると起こりやすく、女性に多く見られます。
つむじ周辺の髪に負担がある髪型や、ずっと同じ分け目をしていることで、つむじ割れも起きやすいです。
加齢によるもの
人は年齢を重ねるごとに髪が細くなっていきます。つむじ周辺の髪が細くなるとつむじ割れも起きやすくなります。
以前はつむじ割れは起きなかったのに、最近になりつむじが割れが起こるようになったのであれば、髪が細くなったためと考えられます。
薄毛傾向があると言えますので、歳のせいだからと放置せずに薄毛対策を行っていきましょう。
女性薄毛(脱毛症)の発症
男性のイメージが大きい薄毛、つまりハゲですが、女性であっても発症します。
女性に多い薄毛はびまん性脱毛症や女性型脱毛症(FAGA)です。
女性の薄毛の特徴としては、髪の一部分がハゲるのではなく髪全体でボリュームが失われ、全体的に薄毛になる症状が見られます。
全体的に髪が細くなることで、つむじ割れも起こりやすくなっていきます。
脱毛症は進行性ですから、治療を開始しないとハゲの症状は進んでしまい、いつまでもつむじ割れが解消されません。
つむじ割れか薄毛かの見分け方
つむじ割れは寝癖やヘアスタイルの失敗などでも起こります。
寝癖やヘアスタイルでのつむじ割れだと、髪を濡らしてドライヤーを当て直すなどすると、つむじ割れが解消できます。
しかし、薄毛が原因でつむじ割れが起きていると、ヘアセットでは解消できません。
一時的につむじ割れを隠せても、時間が経過するとまたつむじ割れが起きます。
完璧な見分け方ではありませんが、目安として判断し、薄毛に該当するのであれば他の要因からも薄毛かどうかを判断していきましょう。
髪全体が薄くなりボリュームダウンする
女性の薄毛は、髪の全体が薄くなる特徴がありますので、つむじ周りだけでなく他の部分も薄毛担っていないのかを確認してみましょう。
生え際などの髪の毛が細くなっていれば、薄毛になっている可能性があります。
髪が細くなるとコシもなくなり、髪にボリュームが出せなくなります。
また、髪をヘアセットしてもキープできない、そもそもヘアセットがしづらくなるなども起こります。
つむじ周辺だけでなく、髪の全体から薄毛になっていないのかを確認してください。
女性のつむじ割れの対策
ヘアセットをやり直す
寝癖や髪型のためにつむじ割れがおきているのであれば、つむじ割れの部分を水で濡らしてヘアセットをやり直しましょう。
ポイントは、髪の根元まで水で濡らすことです。
ドライヤーをあてるときは、つむじ割れが起きた部分の髪の根元を指やクシなどで持ち上げてください。
髪の根元からドライヤーをあてることで、毛が立ちやすくなりつむじ割れが解消できます。
髪型や分け目を変える
つむじ周辺に負担のかかる髪型や、ずっと同じ分け目でいるのなら、頭皮の負担を減らすためにも分け目を変えるなどの対策を行っていきましょう。
髪に負担をかけることで起こる牽引性脱毛症であれば、負担が減るとつむじ割れも解消されていきます。
頭皮環境をセルフケアで改善する
生活習慣の見直しや、シャンプーの変更などを行い、髪を育てる土台である頭皮環境を改善していきましょう。
長年のカラーやパーマ、紫外線によるダメージが蓄積されると頭皮の環境も悪くなりがちです。
頭皮が乾燥していると血行不良となり、髪に十分な栄養を運べなくなります。
栄養不足に陥った髪は細くなり、長く成長することができません。
ただでさえ年齢や女性ホルモンの関係で薄毛になりやすいのですから、自分でできるセルフケアで薄毛対策をしていきましょう。
規則正しい食生活をする・睡眠をしっかりと取る・ストレス発散をするなどから取り組んでください。
また、一般的なシャンプーを使用しているのであれば、アミノ酸系のシャンプーや、女性の薄毛に特化したシャンプーに変更するのは簡単に取り組める薄毛対策と言えます。
脱毛症なら治療を開始
- つむじ割れがずっと続いている
- つむじだけでなく髪全体にボリュームがない
- 最近ヘアセットがしづらくなった
という方であれば、すでに女性特有の薄毛(びまん性脱毛症やFAGA)を発症している可能性があります。
進行性の脱毛症を放置しておくと、つむじはげの症状が進行していきますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックで薄毛発症の有無を判断してもらいましょう。
早期のうちに対策を行う
- つむじはげの症状を抑える薬がある
- 脱毛症であれば医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分のつむじの状態に合わせた自分だけの治療ができる
などがあります。
また、脱毛症は進行性ですから、放置していると治療効果も見込めなくなるほどハゲの症状が進行する最悪のパターンも考えられます。
ですので、あなたが
- つむじはげになりかけている
- 頭のてっぺんのボリュームがない
- 絶対にハゲたくない
と悩んでいるのであれば、つむじはげを進させないためにも、まずは自分が脱毛症を発症していないかを判断をしていきましょう。
ただ、脱毛症には明確な発症の基準はありませんので、正確に判断するためにも最終判断は薄毛専門の医師の診断を受けて行ってもらいましょう。
今ではオンラインからでも診察が可能な女性専門のクリニックもありますので、まずは気楽に自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。
女性のつむじ割れの原因のまとめ
女性でつむじ割れが起こる原因は
- 生まれつきのつむじの問題
- 髪型でもつむじ割れは起こる
- 加齢によるもの
- 女性薄毛(脱毛症)の発症
などがあります。
一時的につむじ割れが起きているのであれば、ヘアセットのやり直しや、髪型・分け目の変更を行うとつむじ割れも解消されます。
ですが、加齢や脱毛症を発症しているとヘアセットをやり直してもつむじ割れは解消されません。
女性の薄毛は、つむじだけでなく髪全体が薄くなる特徴がありますので、自分の髪に薄毛の傾向がないのかを確認しましょう。
脱毛症は進行性のため放置しておくと、つむじ割れだけでなく、他の部分にも薄毛の症状が出てきてしまいハゲが進行していきます。
まずは自分が脱毛症を発症していないのかを判断し、薄毛対策を行っていきましょう。