頭がかゆいと禿げる前兆である理由や、はげないための対策方法について解説しています。
頭がかゆいとはげる前兆なのか
頭が痒いからといって、絶対にハゲるとは言えません。ですが、ハゲの原因にはなることは間違いありません。
頭に痒みがでる原因は、シャンプーが合っていない、頭皮の乾燥、汗疹・あせも、ニキビなどがあります。
どの原因であれ、頭皮にトラブルが起きているため痒みの症状がでてしまっています。頭皮にトラブルがあっては髪は十分に育ちませんから、薄毛の原因になります。
痒みに加えて急に髪が薄くなったと感じている男性であれば、はげる前兆に当てはまると言えます。
痒みがあるだけ禿げる可能性
頭をポリポリと掻いてしまうだけで刺激となり、髪は抜けていきます。さらに、掻くことで皮膚が傷つき炎症が起き、さらに痒みが増して抜け毛も増えていきます。
頭の痒みが気になり始めたころから「抜け毛の量が増えた」と感じるのは、痒みのせいでもあります。
痒みの原因の一つに「乾燥」がありますが、薄毛に関しては乾燥による痒みは天敵と言えます。
頭をかくこと薄毛を助長する理由については【頭をかくとはげる?痒みがある時点でハゲる可能性大】の記事もご参考になさってください。
頭皮にかぶれや湿疹・炎症があるなら病院へ
頭が痒いときに、頭皮に炎症が起きていたり、湿疹ができている場合は皮膚科へ受診しましょう。
特に炎症が起きている場合は、炎症が広がると広範囲で髪の毛が抜けてしまう恐れもあります。できるだけ早く病院で治療しましょう。
乾燥による痒みはハゲの天敵
乾燥による痒みが出ているのなら要注意!頭皮の乾燥は薄毛の原因の一つです。例えば、乾燥がフケを誘発し、また痒みとなります。外部から刺激を受けやすく炎症や湿疹の原因ともなります。
頭皮の乾燥が引き金となり、さらに頭皮トラブルを起こし抜け毛が増えてしまいます。頭皮環境を改善しない限り、髪の毛は育たず抜け毛の原因になり続けてしまうんです。
また、頭皮が乾燥していると、髪に十分な栄養が行き渡らず、髪が育たず細くなったり、まだ育つはずの髪も抜けてしまうことに繋がります。
頭皮を保湿することで痒みも抑えられますから、意識的に保湿をしていかなくてはなりません。
髪がベタついて痒い場合もハゲの可能性
髪がベタついて痒みがある人も薄毛になっている可能性があります。
髪がベタつく原因は、ストレスによる皮脂の過剰分泌や、食生活の乱れなどがあります。
意外な原因としてはシャンプーのしすぎによる頭皮の乾燥でも髪はベタつきます。
頭皮が乾燥しすぎると、乾燥から頭皮を守るために皮脂を過剰に分泌させてしまいます。
髪のベタつきを取ろうとシャンプーをしすぎることで、さらに頭皮が乾燥してしまい薄毛の原因ともなります。
禿げる原因のかゆみ対策
食生活の見直し
揚げ物やファーストフード、ジャンクフードなどの脂質の多い食事が多いと皮脂の分泌が増加し、頭皮の毛穴詰まりや汚れの原因となります。
頭皮が皮脂で詰まると、髪に栄養をうまく運べず髪が栄養不足となり細くなり長く成長できなくなります。
脂質の多い食事を控え、亜鉛やミネラル、ビタミンを多く含んだ食事を心がけていきましょう。
頭皮の乾燥をケア
頭皮専用のローションなどを使って、頭皮を保湿していきましょう。
ドライヤーをあてるときは、頭皮とドライヤーを近づけすぎずに乾かし頭皮を乾燥から守ってください。
また洗浄力の強いシャンプーは頭皮を乾燥させがちですので、頭皮に優しく洗えるアミノ酸系のシャンプーなどに変更するのもおすすめです。
すでに薄毛が気になっているのなら、育毛剤で頭皮環境を改善していきましょう。育毛剤ならば、頭皮を保湿するだけでなく、髪を強く育てることで抜け毛予防もできます。
AGA(男性型脱毛症)なら治療
AGAの症状により頭皮の乾燥が進み痒みがでているのであれば、セルフケアなど対策ではハゲの症状を抑えることはできても改善はできません。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。
しかし、AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
頭に痒みがあるだけでなく、生え際やつむじ周辺にハゲの傾向を感じているのであれば、すでにAGAを発症している可能性があります。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。
正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できずに症状は進んでしまいます。
頭がかゆいだけだと間違った判断をしていると、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいますので、早期のうちに対策を開始してください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
頭がかゆいのは「禿げる前兆」と思うべし!
乾燥からくる頭の痒みは「禿げる前兆」だと思って、今すぐにケアを開始しましょう。とにかく頭皮の乾燥ケアをしないと、どんどん薄毛が進行してしまいます。
頭皮専用の保湿ローションを使うのもいいですが、保湿だけでなく抜け毛予防もできる育毛剤のケアがおすすめです。
すでに痒みがでてい敏感になっている頭皮ですから、刺激の強い育毛剤を使うと頭皮かぶれがおき、ますます痒みが増してしまうこともあります。
育毛剤を使用する際は、使われている成分が優しいもの、それでいて育毛剤の効果はあるのかを見極めて選んでいってください。
頭のかゆみに加えてハゲの傾向があるのであれば、すでにAGAを発症している可能性があります。
AGAを発症しているのであれば、育毛剤などのセルフケアでは症状は改善できませんので、早期のうちにAGA発症の有無を判断していきましょう。
AGA発症には明確な基準がないため、最終的には薄毛専門のクリニックで医師から判断してもらって下さい。
頭のかゆみは薄毛の原因とのなりますので、かゆみが継続しているのなら、早めに対策に動きだしていきましょう。