エクセルにセルに数字を入力したら「最後が0に変更された!」と困るときありませんか?
エクセルでは15桁以上の数字を入力すると、15桁以降の数字は「0」に変更されます。
長い数字でも、セルに正確に入力したときの対処方法をご紹介します。
15桁以上の数字を入力する方法
書式設定を変更する
入力したセルの書式設定を文字列に変更すれば、15桁以上の数字でも表記されます。

書式設定から設定を変更
入力したいセルを選択し、右クリックから「セルの書式設定」から設定します。

文字列を選択する
文字列を選択します。以上で15桁以上の数字も表示されるようになります。
ただし、テキストとして扱われますので表計算などはできません。
アポストロフィ(’)を追加する

アポストロフィ(’)を最初に入力する
アポストロフィ(’)を最初に入力すれば、15桁以上の数値も表記されます。ただし、アポストロフィを入力した場合も計算はできなくなります。
ちなみにアポストロフィ(’)は、キーボードの[7]の位置にあります。
【まとめ】数字としては認識されないが表記は可能
エクセルでは15桁以上の数字を入力すると、15桁以降の数字は「0」に変更されます。
例えば「123456789123456」と15桁の数値を入力した場合「1.23457E+14」とセル上では表記され、窓で確認すると「123456789123456000」となっているはずです。
※「1.23457E+14」は指数表示となっており、「1.23457×(10の14乗)」という意味です。
書式設定の変更か、アポストロフィの追加で、セルに15桁以上の数字を表記させることは可能です。
ですが、数字としては認識されなくなるので計算などはできなくなります。