髪の毛が脂っぽい男の原因や対策方法などを解説しています。
髪の毛が油っぽい男の原因
生活面の悪化
食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの生活面が乱れていると髪がベタつく原因となります。
脂質の多い食事、外食が多いと皮脂の分泌を増加させます。
髪の成長ホルモンは寝ているときに分泌されますので、睡眠不足が続くと頭皮の環境も悪化してしまいます。
寝不足により頭皮の乾燥が進めば、乾燥から頭皮を守ろうと皮脂の分泌が増加し、髪もベタついていきます。
また、ストレスがあると自律神経が崩れ、頭皮が乾燥します。
さらに、ホルモンバランスも乱れることで、男性ホルモンが増加すると皮脂の分泌も増えていきます。
以上のように生活面が悪化すると、頭皮環境が乱れることで皮脂が増加し髪のベタつきへとつながります。
シャンプーが不十分
髪や頭皮についた汚れをシャンプー時に落としきれていないと髪のベタつきの原因になります。
洗浄力の弱いシャンプーを使用している、洗い方を間違えている場合では、十分に汚れを落としきれないことが多いです。
逆に洗浄力の強すぎるシャンプーでは、必要な皮脂まで洗い流すことで頭皮を乾燥させてしまい、皮脂の増加へと繋がります。
髪がベタつくからといって、過剰にシャンプーをしすぎると、逆に髪をべたつかせる原因となっています。
朝にシャンプーをしたのに夕方にはべたついているのであれば、シャンプーのし過ぎで頭皮が乾燥しているためとも考えられます。
シャンプーが2日に一回などの場合も抜け毛が増える傾向があります。詳細は下記の記事をご参考になさってください。
脂漏性皮膚炎になっている
脂漏性皮膚炎を発症していると髪が油っぽくなっていきます。
シャンプーをしてもすぐに髪がベタつく、夕方には髪がベタベタ、頭皮が赤っぽい色をしている、ニキビがある、フケが出るなどの症状があります。
脂漏性皮膚炎が進むと、脂漏性脱毛症を引きこすことで抜け毛も増加してしまいます。
脂漏性皮膚炎の疑いがあるのなら皮膚科などの病院を受診して治療を開始してください。
また、すでにハゲかけている男性の方であれば、AGA(男性型脱毛症)との併発もあり得ますので、早期に対策を開始しましょう。
髪がべたつくと起こる症状
頭皮のかゆみ
皮脂をエサとしている菌が増加し、常在菌とのバランスが崩れることで頭皮に炎症を起こし、かゆみが発生します。
かゆみがあると頭皮をかきむしり炎症を起こすことで、頭皮環境が悪化し薄毛の原因ともなります。
不快な匂い
頭皮の皮脂が増え、雑菌も増加すると匂いが発生します。
雑菌が多いほど、周りの人に気づかれるほどの強い匂いを引き起こしてしまいます。
ベタつくフケ
フケは乾燥している頭皮にでるイメージがありますが、髪の毛が脂っぽいときにもフケが発生します。
皮脂が原因で増えた菌が頭皮を刺激することでフケが過剰に出ている状態です。
また、皮脂の分泌が原因で発生するフケは、ベタベタした脂っぽいフケであることが特徴があります。
フケに皮脂が加わることで、ベタついてフケとなっているためです。
髪のべたつきへの対策
とりあえずの応急処置
ペーパータオルなどで髪のベタつきの原因である油分を拭き取りましょう。
吹きかけるだけのスプレー式のドライシャンプーなら外出先でも使用できます。
ベタつきが気になるところにベビーパウダーなどを使用すると、一時的に髪をサラッとしてくれます。
ただし、使用量を間違えると髪が白っぽくなるので使う量には注意してください。
前髪の生え際に使用すると、前髪のベタつきを予防できます。
応急処置でごまかしつつも、根本的に改善する対策も行っていきましょう。
生活面の改善しよう
生活習慣を見直し改善させることでも薄毛対策なります。食生活や睡眠時間、喫煙、ストレスなどを見直して改善していきましょう。
育毛剤などで薄毛対策をしたとしても、生活面の改善ができていないと原因部分が残ったままとなるため、薄毛も改善されません。
全ての生活面を改善させることは難しいですが、できる点からでも始めていきましょう。
シャンプーの変更
使っているシャンプーをアミノ酸系のシャンプーに変更していきましょう。
洗浄力の高すぎるシャンプーだと頭皮は乾燥し、洗浄力が弱いと汚れを落としきれず、どちらの場合も薄毛の原因に繋がります。
頭皮を乾燥から守りつつも、しっかりと汚れを落とせるシャンプーに変更し頭皮環境が整えていきましょう。
すでに薄毛の傾向を感じているのであれば、アミノ酸系の育毛シャンプーがおすすめです。
シャンプーの変更で頭皮の環境を改善し、髪が育つ土台作りをすることで他の薄毛対策の効果も高まっていきます。
皮膚炎なら病院で治療
頭皮に赤みがある、フケが出る、ニキビがあるなどの脂漏性皮膚炎の特徴に該当するのなら、皮膚科などの病院を受診していください。
AGAの併発なら早期に対策
脂漏性脱毛症などの髪が油っぽくなる原因とAGA(男性型脱毛症)を併発すると、一気にハゲが進む危険性があります。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
しかし、AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
例えばAGAクリニックのスマクリでは、オンラインから髪の相談ができ、初月は無料で治療も行えます。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
髪の毛が脂っぽい男はハゲに注意
髪の毛が脂っぽい男性であれば、薄毛になる可能性が高いといえます。
頭皮がベタつく原因は複数ありますが、どの原因であったとしても、頭皮環境が悪化していることには変わりません。
頭皮環境を改善させなければ、髪に十分な栄養を運べないため健康な髪は育たず、抜け毛を増加させる原因となります。
特に男性であれば、AGAを併発すれば一気にハゲる危険性もあります。
まずは髪が油っぽくなる原因を改善していきましょう。すでにハゲてきている人は、薄毛専門のクリニックに自分の髪の状態を相談してみましょう。
髪のベタつきは放置しているとハゲる原因となりますので、早期のうちに対策に動き出してください。