エイトフォー(8×4)は正しい使い方をしていないと、効果も半減してしまいます。エイトフォーにはロールオンいわゆる塗るタイプと、スプレータイプがあります。
汗のニオイが気になるけど、エイトフォーなどの市販の制汗剤では満足できる効果を感じない人も多いです。
ひょっとしたら、エイトフォーの使い方を間違えているのかもしれません。エイトフォーの正しい使い方を種類でまとめていますので、今一度確認していきましょう。
エイトフォーのロールオンの使い方。一回り大きく塗ろう
脇のくぼみよりも一回り大きく塗るのが、うまく塗るポイントです。脇の部分だけでなく一回り大きく塗ると、さらに汗の匂いを防げます。
ボールが回りにくくなっていたら、指で少し回してから塗ると、コロコロと回り使いやすくなりますよ。
使用後は、しっかりとキャップを閉めて乾燥を防いでおきましょう。まれに結晶ができることがあるのですが、効果が悪くなるなどの影響はありません。
脇に塗ったあとは、エイトフォーの水分が乾いてから衣服を着ていきます。乾かないうちに服を着ると、エイトフォーの液が服について効果が悪くなってしまいます。
スプレータイプの使い方。肌に近づけすぎない
エイトフォーには、スプレータイプの制汗剤もありますので、あわせて紹介しておきますね。ロールオンとの使い方の違いをチェックしてみてください。
汗をかいていない状態や外出前などに、スプレーします。スプレーを噴射する時は、スプレーボタンの中央部分をしっかり押して適量をつけます。
肌から10cm程度は離してスプレーしましょう。スプレーを付けるとひんやりとした冷気を感じますよね。
実際に低い温度で噴射されますから、近づけすぎてスプレーすると凍傷の恐れもあります。噴射時間も短時間で終えるように注意しましょう。
さらに、スプレータイプでは、使用する際に注意しないといけないことがあります。
スプレータイプを保管する際は、浴室など湿気の多い所に置かないようにしてくださいね。
酸性やアルカリ性の洗剤などが缶に付着すると、破裂する恐れがあります。ですので、保管場所には十分注意が必要です。
メリットとデメリットを知ってロールオンかスプレーかを選ぼう
ロールオンタイプのメリット・デメリット
メリット
ロールオンタイプは、直接塗りたいところにむらなく塗ることができます。
密着しやすいので、高い制汗効果が期待でき、さらにその効果が長時間キープできるというのも大きなメリットです。
気軽に簡単に塗れますし、使用後の処理の仕方も簡単です。
デメリット
ロールタイプは、薬剤を直接お肌に塗りこみます。ですので、肌が弱い人中には「かぶれ」や「赤み」などの肌トラブルが起こる可能性があります。
また、塗った後はしっかり乾かしてから出ないと衣類が着られないので、急いでいるときには不向きです。
ニオイを抑えるならスプレータイプ、汗を抑えるならロールオンタイプ、と使い分けるのがおすすめです。
制汗スプレーのメリット・デメリット
メリット
スプレーなので広範囲にかけることができます。汗を拭き取ってからスプレーすると、ひんやりとするので冷却効果も期待できます。
手軽にサッと使えるのも大きなメリットの一つです。
デメリット
スプレータイプは、制汗効果の持続時間が短いというデメリットがあります。
ロールオンタイプと比較しても、成分の密着度が低くなってしまいます。汗を抑える効果よりも、ニオイを抑える目的で使う方が向いています。
使い方を間違えると効果も半減しちゃう
エイトフォーは、汗が気になった時につければ良いわけではありません。効果を持続させるためにも正しい使い方を知っておきましょう。
いつ使う?汗をかく前が鉄則です
エイトフォーは、基本的に「汗をかく前」「外出前」に使います。
汗をかいていない状態に使用することで、余分な汗の分泌を抑える効果が期待できます。
ですので、外出する前にエイトフォーを使用するのがベストなタイミングです。
汗の分泌を防ぐことで、ニオイ予防になりますから「汗をかく前」に使用しないといけません。
外出先で使う時は「汗を拭き取る」のが大事
外出先で汗のニオイが気になったときは、一度制汗シートなどでしっかりと汗を拭き取ってから使用します。
皮膚の表面を清潔な状態に戻します。しっかりと汗を拭き取ってから、エイトフォーを再び使用します。
汗をかいたままエイトフォーを使っても、汗のニオイは消えません。むしろ汗のニオイと、エイトフォーの香りが合わさって「変なニオイ」となる可能性が高いです。
汗をかいた状態でエイトフォーを使用しても、効果は半減してしまいます。しっかりと汗を拭きとることを忘れないで!
1日の使用回数は?基本何度使ってもOK
基本的に、1日に何度使ってもOKです。使う頻度や使用回数が、エイトフォーの効果を決めるわけではありません。
何回使っても大丈夫ですが、使いすぎて肌がかぶれたりしない程度にとどめましょう。
大切なのは、正しく使うということです。「汗をかく前に使う!」「汗をかいていたら、しっかりふき取ってから使う!」ことを忘れないでおきましょう。
どこにつける?基本は「脇」に使用
エイトフォーは、基本的には「脇」に使用する制汗剤になっています。スプレータイプなら、「足」に使用してもOKです。足のニオイも気になりますもんね。
顔汗や手汗にはエイトフォーは使えない
顔や頭も手なども汗が出やすい部分ですが、エイトフォーは使用できません。
もし、顔・頭・手といった部分の汗が気になるなら、別の商品を使用していきましょう。
顔や手にエイトフォーを使用して、肌トラブルが出ては意味がありません。ですので、顔などには絶対に付けてはいけません。