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磁石を近づけてはいけないものは意外に多い!知らずにダメにしていることも

身近にあるもので磁石に近づけてはいけないものをまとめました。普段何気に使っているものからも磁石の影響を受けています。

特に注意が必要なのは、クレジットカードや通帳などの磁気を利用しているもの。急に使えなくって困る前に、何が磁石を近づけてはいけないのか、大丈夫なものは何かを知っておきましょう。

磁石を近づけてはいけないものを総まとめ

磁石を近づけてはいけない身近なもので言えば下記があります。

  • クレジットカード
  • 通帳
  • キャッシュカード
  • クオカード(QOOカード)

ちょっと懐かしいもので言えば下記の物も。

  • フロッピー
  • カセットテープ
  • ビデオテープ

普段はめったに使わない物でも影響は受けます。

  • 方位磁石

クレジットカード

クレジットの裏を見ると黒い線がありますよね?黒い部分磁気ストライプと言い磁性体の帯です。

黒い部分で磁性を変化させてデータを格納しています。磁気記録されているものは、磁石の影響を受けます。

データが壊れて、クレジットカードを読み取れなくなります。

お店でクレジットカードを使おうとして反応してくれなくて困った経験ありませんか?磁気不良を起こしているためかもしれません。

通帳

銀行通帳にも黒い帯部分がありますよね。磁気記録されていますので、通帳も磁石に近づけてはいけません。

ATMに言って通帳記入しようとして磁気不良で返ってきたときのストレスと言ったら・・・。

銀行の窓口まで処理しに出向かなくてはいけないので、本当に面倒です。通帳は気が付かずに磁石に近づけていたりします。

カバンのマグネットや、磁石付きのスマホケース、スマホ自体も微弱な磁気を発しています。

通帳が磁石の影響を受けないためにも、磁気保護機能がついたケースなどを利用するのがおすすめです。

キャッシュカード

キャッシュカードも磁気記録が使われています。一見、黒い帯部分がないカードも中にはあります。

ですが、見えていないだけでカードに内蔵されています。キャッシュカードが磁気不良を起こすと、ATMで取り扱えなくなるので注意しましょう。

クオカード(QOOカード)

クオカード(QOOカード)も磁石を近づけてはいけません。クオカードだけでなく磁気を使ったプリペイドカード全般がダメです。

例えば、図書カードやテレホンカードなども同じです。使えなくなった場合は再発行してもらないと使えませんので、再び使用できるまでに時間がかかります。

フロッピーディスク

昔大活躍していたフロッピーディスクは、磁気記録されているものですから、めちゃくちゃ磁石に弱いです。

中に保存していたデータが消えるだけでなく、フロッピー自体が使えなくなることもあります。

フロッピーは、現在ではあまり使わなくなりましたが、フロッピーディスクドライブ搭載のエレクトーンを今でも愛用されている方も多いでしょう。

フロッピーを磁気を帯びた機器などに近づけないように、専用のケースにいれるなど保管方法に気をつけましょう。

カセットテープ・ビデオテープ

カセットテープやビデオテープは、磁気テープを利用した記録媒体ですので磁石に近づけてはいけません。

音が飛んだり、画像が乱れる原因になります。カセットテープは今でも愛用者が多いです。高齢者の方はカセットテープで演歌を聞いたりしています。

演歌は今でもカセットテープから売り出しているんですよ。若い人でもカセットテープが人気です。デジタルよりも音声の優しさを感じたり、レトロ感が人気のようです。

方位磁石

方位磁石が「磁石」でできていますので、磁石を近づけると方角が狂ってしまいます。

方位磁石に磁石を近づけると、針がぐるぐる回りますよね?磁石を近づけたときだけ狂う場合、近づけなくなっても狂ったままになる場合もあります。

正確な方角がわからなくなりますので、磁石を近づけないようにしましょう。

磁石を近づけても大丈夫なもの

一見、磁石に弱そうなものでも影響を受けないものもあります。

Suicaなどの交通系カード

SuicaやPASMO、ICOCAなどの交通系カードは、磁石に近づけても影響は受けません。

Suicaなどは、磁気記録ではなく非接触型ICカードになります。非接触型ICチップは磁石の影響を受けませんので気にしなくてもOK!

マグネットタイプのスマホケースに入れても問題ありません。

ただし、最近ではクレジットカードにも非接触型ICチップが併用されているものもあります。

磁気テープも一緒に搭載されていますので、併用されているカードには磁石を近づけないようにしましょう。

SDカードやUSBカード

SDカードやUSBカードはフラッシュメモリーに属しています。磁気記録ではありませんから問題ありません。

CDやDVD

CDやDVDは光ディスクです。レーザーを使った記録していますので磁石の影響は受けません。

パソコン

よほど強い磁石でなければ、パソコンに磁石を近づけても問題ありません。

「パソコンが磁石に弱い」とされたのは、フロッピーを使っていたため、モニターがブラウン管だったためと考えられます。

フロッピーもブラウン管も磁石の影響を受けますので、その時代の認識が残っているのかもしれません。

最近のパソコンは液晶ですし、HDDにも少なくとも家庭で手にするくらいの磁気では影響はありません。

身近な磁石から影響を受けないために

手帳型のスマホケースには磁石が使われています。また微弱ながらスマホ自体からも磁気は発生しています。

カバンにもマグネットは使われています。気が付かないうちに磁石の影響を受けているんです。

スマホケースには、クレジットカードなどを入れないように注意しましょう。

スマホとクレジットカードを重ねて置かない、通帳を持ち運ぶときはカバンのマグネットに注意します。

磁気保護ケースや、磁気シールドカードを使うのもおすすめです。