リアップを夜だけ使うと髪の状態はハゲるのか、効果はなくなってしまうのか、夜だけの使用でも問題がない人などをまとめて解説しています。
リアップを夜だけにすると起こること
抜け毛が増える使う前の状態に戻る
リアップは継続して使うことで薄毛や抜け毛に効果を発揮しますので、使う量を減らすと元の髪の状態に戻ってしまう可能性があります。
夜だけ使うと、今維持できている髪の状態を維持できなくなり、少しづつ元の状態に戻る・抜け毛が増え、はげることも考えられます。
うっかり忘れ、2~3日程度、夜だけになったとしても問題はありませんが、1ヶ月~数ヶ月夜だけにすると、髪へ影響が出てくると考えてください。
リアップの販売元である大正製薬も上記のように答えています。
リアップの効果を最大限に得たいのであれば、1日2回の塗布をしていきましょう。
ただし、1日2回より多く使っても効果が上がるわけではありません。
回数を増やしたり、多く塗ったりしても毛成長の速さが速くなることはなく、かえって副作用の頻度を上昇させるだけですので。容量と使用頻度は守るようにしましょう。
効果が出るのが遅くなる
リアップを夜だけの一日一回の使用に減らすと、発毛する機会が少なくなり効果が出るまでの期間も遅くなると考えられます。
効果がでるまでに時間がかかると、その分コストもかかってしまいます。
また、効果がでるまでの期間に薄毛の症状は進行してしまい、リアップを使いながらも結局「ハゲてしまった」という最悪のケースも考えられます。
効果と薄毛の進行の面から考えても、夜だけでなく、1日2回リアップを使うようにしましょう。
金銭的負担は減る
リアップは1日2回使用しますから、夜だけの使用頻度に変更すると、リアップの持ちが良くなります。
単純に考えて1本で倍の期間持ちますから、金銭的負担も半分になります。
リアップは種類にもよりますが、リアップX5プラスで約7,500円しますので、夜だけにすると約3,750円となります。
月に3,750円も金銭的負担が減るのは、かなりありがたいことではあります。
夜だけにしたい理由と対応策
朝使うのが面倒・忘れる
朝はどうしてもバタバタして忙しい時間ですので、正直に言うとリアップにかけている時間がないのが正直なところです。
忙しい時間につけ忘れてしまうことも多い・つけるのがめんどうに感じるなどの理由から、つい朝にリアップを使うことをやめがちです。
リアップの効果を得たいのであれば、やはり朝にも使用しなくてはいけませんので、朝にリアップをつける習慣をつけていきましょう。
朝起きてすぐにリアップを使う、朝ごはんを食べる前にリアップを使うなど、まだ余裕のある時間にリアップをつけるようにしてみてください。
朝起きてすぐにリアップを使うのは、浸透時間を考えてもおすすめです。
歯磨きと同じで、リアップを付けることを習慣化できれば、忘れることも、面倒に感じることもなくなっていきます。
髪がベタつく
リアップを使うと髪がベタつくので朝には使いたくないと思う人もいます。
リアップの種類によっては、ベタつきを感じやすいタイプもありますので、使用しているリアップを変更してベタつきを防いでいく方法もあります。
特にベタつきを感じやすいとの声が多いのは、リアップX5プラスです。使用感がサラッとしているのが、リアッププラスやリアップジェットになります。
しかし、リアップに含まれているミノキシジルの濃度も違います。
リアップX5プラスはミノキシジル5%配合ですが、リアップジェットとリアッププラスはミノキシジル1%配合となっています。
ミノキシジル5%を使用したいのであれば、塗り方を工夫してベタつきを抑えていきましょう。
髪にリアップがついてしまえばベタつきの原因となりますので、頭皮に直接塗るようにしてください。
また、塗り方のコツとしては、少しず頭皮に付けていくと液だれもせず、髪につくことも防げます。
朝起きてすぐにリアップを付けることで、外出時間までに水分が浸透・乾くことができますので、ベタつきを防げます。
お金がかかる
リアップを夜だけにすると、1日1回の使用頻度となるため、1本で倍の期間使うことができます。
リアップX5プラスが約7,500円しますので、夜だけの使用だと3,750円となり、かなりの負担軽減に繋がります。
ただ金銭的負担は減りますが、リアップの効果も減ってしまいます。
お金を考えてリアップの回数を減らして、ハゲを進行させる、効果を遅らせることが、本来の目的に沿っているのかを考えてください。
回数を減らしてハゲの症状が進むと、リアップだけでは髪の維持は難しくなります。
結局、今以上に金銭的負担が大きくなるだけですので、今ケチるのではなく将来的にかかるであろう金額も考えて使用頻度を決めていきましょう。
夜だけにしてハゲてしまった人
リアップを夜だけしたらハゲた人や、リアップの効果を感じずに薄毛が進行している人は、リアップでは効果を発揮できない段階に薄毛が進行しているとも考えられます。
AGAは進行性の脱毛症ですから、治療しても完治するものではありません。
リアップは外用薬ですから、内服薬に比べて効果が低くなります。
一般的に塗りミノと呼ばれていますが、ミノキシジルを頭皮に塗って浸透させるタイプだと、ミノキシジルの効果を十分には発揮できません。
そのため、今まではリアップで効果を感じていたのに、最近ハゲてきたのであればAGAが進行したと考えれます。
AGAが進行している場合の対策
どうしてもハゲたくないのであれば、外用薬タイプから内服薬に変更していきましょう。
まずは、自分の髪の状態がどれほど薄毛が進行しているのかを、薄毛専門のクリニックで医師から判断してもらってください。
例えばAGAクリニックのスマクリでは、オンラインで自分の髪の状態を医師に無料相談が可能です。
まだ治療の必要がないと判断されれば、リアップで1日2回の使用頻度を守ってケアしていきましょう。
AGAの進行が認められれば、AGA専門のクリニックで内服薬による治療を開始しましょう。
リアップを夜だけにしてもOKな人
リアップを夜だけにすると、多くの人は薄毛が進行する・元の髪の状態に戻るなどデメリット部分が大きくなってしまいます。
ですが、夜だけにしても問題がない人もいます。
リアップを使い始めて半年以上の人
リアップの継続期間が6ヶ月以上から1年以上経過している人で、実際に「髪が生えてきた」「髪がふさふさになった」など効果を実感している人です。
リアップに使用されているミノキシジルは、最低でも6ヶ月間使用してこそ効果が発揮されるものです。
6ヶ月以内に使用頻度を少なくすると、せっかくの発毛効果が薄れてしまいます。
6ヶ月以上継続使用し、自分が納得する効果を得られたのなら、髪を生やすことから髪を維持する方向に変換できます。
今の状態の髪をキープするためにもリアップを使い続けなくていけませんが、使用頻度を少なくして髪がキープできるのか見ていきましょう。
夜だけでも効果を感じている人
夜だけの使用回数に減らしても、抜け毛が増えず、髪が細くなる、はげるなどが見られない場合は、夜だけの使用でも問題ありません。
ただし、急に使うのをやめるのではなく少しづつ使用頻度を少なくしていきましょう。
リアップを夜だけにするとはげる可能性が大きい
リアップを夜だけの1日1回の使用頻度にすると、前の髪の状態に戻る・はげることが考えられます。
そもそもリアップはハゲを治す薬ではありませんから、使用をやめて効果がなくなるとハゲの症状は進行し、使う前の髪の状態に戻っていましまいます。
夜だけにしても大丈夫な人としては、リアップを半年以上使い続けており、発毛の効果を実感している人です。
リアップで髪を生やすことから、髪をキープする段階に移行してもOKな人は、リアップを夜だけの使用に変更し、髪の状態に変化がないのかを見えていきましょう。
リアップX5プラスが約7,500円なので、夜だけの使用だと3,750円となります。
しかし、金銭的負担は半分になっても薄毛が進行する可能性が高いです。
また、リアップのような外用薬よりも、AGA治療での内用薬の方が効果が出やすいのも事実。
AGA治療は「高い」というイメージですが、スマクリであれば1ヶ月4,980円で治療ができます。
リスクもあるリアップを夜だけの使用にするのか、金銭的負担が少ないAGAクリニックで治療を開始するのか、自分の薄毛を進行させない選択をしていきましょう。