短い毛が抜けると薄毛の前兆である理由や、危険な割合、対策方法などについて解説しています。
短い髪が抜けるのは正常ではない
正常の抜け毛は太くてハリのある髪の毛ですので、短い毛が抜けるのは普通ではありません。
短い毛は本来であれば太く成長するはずの毛です。短い毛が抜けている状態を放置していると薄毛の原因となります。
抜け毛の中で短い毛の割合が高いと薄毛のサイン
シャンプーや枕につく抜け毛のうち、短い毛が1割程度なら薄毛の心配はしなくてもよいでしょう。
しかし、3割を超えて短い毛が抜けているのであれば薄毛になっている可能性があります。
抜け毛が短いだけでなく、細くないかも確認しておきましょう。本来なら太く長く成長するはずの毛が、成長段階で抜けていると考えられます。
特に男性であればAGA(男性型脱毛症)の発症も疑われます。
短い毛が抜ける原因
頭皮の栄養不足
髪に栄養を運ぶ役割を持つ頭皮が栄養不足だと、髪も太く長く成長できません。
頭皮が栄養不足になる原因は、食事からの栄養不足、ストレスや喫煙などからくる血行不良などがあります。
頭皮が栄養不足に陥ると、ヘアサイクルの期間も乱れてしまい、髪が成長する期間が短くなり薄毛の原因ともなります。
長引くストレス
ストレスに晒されると自律神経が乱れ頭皮の血行が悪くなり、髪にも栄養が十分に行き渡らなくなります。
特に慢性的にストレスを感じていると、ダメージが蓄積され抜け毛が増えていきます。
AGA(男性型脱毛症)の発症
AGAを発症するとヘアサイクルの期間が乱れていきます。髪を成長させる「成長期」の期間が短くなり、短い毛のまま抜けてしまいます。
髪の寿命が短くなりますが、新しい毛が生えてくる期間は変わらないため、薄毛が進行してしまいます。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を行わないとハゲの症状は進行していきます。
短い毛を抜けさせない対策
頭皮に栄養を届ける
髪の毛にしっかりと栄養を届けて、強くて丈夫な髪に育てていきましょう。
まずは、生活習慣の見直しからスタートしてください。食生活や睡眠時間、喫煙などを見直して改善していきましょう。
育毛剤などで薄毛対策をしたとしても、生活面の改善ができていないと原因部分が残ったままとなるため、薄毛も改善されません。
全ての生活面を改善させることは難しいですが、できる点からでも始めていきましょう。
ストレスを発散する
ストレスを感じると自律神経が乱れがちとなり頭皮の血行が悪くなることで、髪の成長にも悪影響を及ぼします。
また、ストレスから不眠に陥ったり、精神的な病気にもなると新たな薄毛の原因を作り出すことになります。
軽い運動をする、好きな音楽を聞く、映画を見るなど、気分がリフレッシュできることを見つけてストレス発散につなげていきましょう。
AGAなら即対策を開始
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
短い毛が抜けるのなら薄毛対策は必須
正常の抜け毛は、寿命を迎えた毛が抜けますので太くて長い毛が抜けるはずです。
しかし、短い毛が抜ける割合が3割を超えているのであれば、正常の抜け毛の状態とはいえず、薄毛になっている可能性が高いです。
本来ならば太く成長する段階の毛が、成長できずに抜け落ちていると考えられます。
短い毛を本来通り太く長く成長させなければ、薄毛へと進行していきますので、早期のうちに薄毛対策に動きだしていきましょう。