着圧ソックスを履いていると、だんだん下がってくる時ありますよね。歩いているとだんだんずり落ちてきたり、寝ている時に履いて朝起きると足の下まで下がっていたり・・・。
着圧ソックスが下がるには、ちゃんと原因があります。下がってくる原因は一つだけではありません。下がる原因と対処方法をまとめました。
着圧ソックスが下がってくる原因と対処方法
着圧ソックスが下がる原因は複数あります。それぞれの原因と対処方法を知っておきましょう。
太ももや足が細い
もともと太ももや足が細い人は、着圧ソックスが下がりやすいです。足が細いため、太もも部分のゴムの締め付けが弱くなる分ずり落ちる原因になります。
サイズ選びを間違えている
着圧ソックスが下がってくる場合は、自分の足のサイズとあっていない場合があります。
小さいサイズを選んでいると、足の上部まで引き上げきれないため、履いていて下がってきやすいです。
また、サイズが大きいと締めつけが弱くなり、ズルズルと下がってきます。
購入する着圧ソックスのサイズ表を、きちんと確認してからサイズを選ばないといけません。
生地が伸びてきている
着圧ソックスを購入したての頃はずり落ちることがなく、履いているうちに下がってきている場合は、生地が伸びている可能性があります。
着圧ソックスはいつまでも着圧力が保たれるわけではありません。履き続けているうち、洗濯を繰り返していくうちに着圧力も弱くなっていきます。
着圧ソックスの買い替えのタイミングについては【着圧ソックスの寿命はどのくらい?】の記事でまとめてあります。
ずり落ちるようになってきたら、着圧ソックスの買い替えも検討しましょう。
きちんと履けていない
サイズもあっているのに股下部分が下がってくる場合は、キチンと履けていない可能性があります。
特に太ももまで、着圧ソックスを上げきれていないと股下部分が下がりやすいです。
着圧ソックスは加圧があるので履きにくいのですが、きちんと上まで引っ張り上げて履きましょう。
ただし、無理に引っ張りあげると生地が破れることもあるので注意!
着圧ソックスが下がる時の対処方法
タイツタイプの着圧ソックスを履く
太ももまでのタイプの着圧ソックスを履いていて下がってくる場合は、股下まであるタイツタイプの着圧ソックスに変えるとずり落ちにくくなります。
メディキュットなど夜専用の着圧ソックスでは、太ももまでのタイプを選ぶ人が多いです。
寝る時用の着圧ソックスは、日中用よりも弱めに作れらています。太もも部分もあまり締め付けを感じにくくなっている分、下がりやすくもあります。
自分が思っているよりも寝返りをしたり、寝ている時も足を動かしているので、着圧ソックスも下がりやすくなります。
タイツタイプだと寝返りをうっても脱げることはありません。
ソックタッチを使って止める
太もも部分で下がってくる部分にソックタッチを使うとずり落ちの防止になります。
ですが、肌の弱い人や敏感肌の人は、皮膚がかぶれることもあります。皮膚にトラブルを感じたらソックタッチの使用は控えましょう。
ガータベルトを使う
太もも部分までの着圧ソックスの場合は、ガータベルトで止める方法もあります。
セクシーな下着のイメージがあるガーターベルトですが、最近では機能面を重視したタイプもありますよ。かわいいガーターベルトもあるので、付けて違和感ありません。
ずり落ち防止設計がされているタイプを選ぶ
着圧ソックスには、ずり落ち防止設計がされているものもあります。
例えば、夜用の着圧ソックス「寝ながらメディキュット」ではアンチスリップテクノロジーを採用し、寝ている時でもずり落ちにくく設計されています。
ずり落ちにくい設計をしている着圧ソックスを選んで履いていきましょう。
着圧ソックスの上にスパッツなどを履く
着圧ソックスの上から、スパッツを重ね履きすると股下のずり落ちを防止できます。
ゆるすぎるスパッツなどでは、一緒にずり落ちてしまいます。かといって、小さめのスパッツを選ぶと、締付けが強くなるので体に負担もかかります。
苦しいと感じたら重ね履きは止めておきましょう。
まとめ
着圧ソックスが下がる原因は、サイズを間違えて履いているか、きちんと履けていない場合が多いです。「いつもMサイズだから」と自分の足のサイズを測らずにサイズを決めてしまってはいけません。
着圧ソックスはメディキュットやスリムウォークなどのメーカごとに対応サイズも違います。ずり落ちを防止するためにも、サイズを間違えずに購入しましょう。
また、着圧ソックスを足の上まで引き上げきれていないときも、下がりやすいです。履くときに、きちんと足の上部まで生地を引っ張りあげましょう。
サイズ選びと履き方を間違えずに履いて、着圧ソックスを下がるのを予防していってくださいね。