わかめのはげ防止の効果をまとめています。
わかめを食べてはげ防止をしたいと思っているのなら、ぜひご参考になさってください。
わかめがはげ防止になる噂の真相
わかめなどの海藻類を食べると「はげ防止になる」との噂は昔から言われていますが、わかめ自体に発毛効果はありません。
髪を生やす効果のある成分は、わかめには含まれていません。
ただ、全く効果がないのではなく、髪を育てるお手伝いをしてくれる成分は含まれていますので、発毛ではなく育毛の効果は期待できます。
しかし、わかめだけの力ではげを防止できるとは言えないでしょう。
わかめの成分が育毛に繋がる
わかめにはミネラル・タンパク質・ビタミンB郡が含まれています。
体では生成できないミネラルの一種である亜鉛は、髪の元となるケラチンの生成の補助をしてくれます。
タンパク質は、髪を構成するのに必要な成分です。
タンパク質が不足すると、髪のハリやツヤが失われ、パサつきや切れ毛が起きやすくなります。
わかめでタンパク質を補うことで、タンパク質不足による髪のトラブルを予防できます。
ビタミンB郡は、タンパク質の代謝を補助してくてますので、髪の育成には欠かせない成分です。
わかめには髪に必要な栄養素が、バランスよく含まれていますので、髪には良い食事であることには間違いありません。
はげ防止になる食べ方
わかめが髪に良い食べ物であったとしても、ただ単純に食べていれば良いわけではありません。
食べ過ぎるのはNG
髪のためにわかめを多く食べても、髪がふさふさに生えてくるわけではありません。
というのも、わかめにはヨウ素もふくまれていますので、わかめを食べすぎるとヨウ素の摂取量も増えてしまいます。
ヨウ素を過剰に摂取してしまうと、甲状腺の病気のリスクが高くなってしまいます。
日本人の1日のヨウ素の許容量は3mgとされており、わかめの量でいえば健康的な大人であれば、生わかめで190g・乾燥わかめで160gを目安にしてください。
夜に食べるのがおすすめ
わかめは食べ物ですから、基本はいつ食べても問題はありません。
薄毛への効果を期待するのであれば、夕ご飯の時に食べるのがおすすめです。
髪の成長ホルモンは寝ているときに分泌されますので、寝る前にわかめを食べることで髪の成長の手助けをしてくれます。
わかめを食べても薄毛が改善されない場合
わかめを食べても、抜け毛の量が減らない場合は、すでにAGA(男性型脱毛症)などの薄毛を発症している可能性があります。
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行していきます。
わかめでのセルフケアの対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでもAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
わかめだけでははげ防止は難しい
わかめは、含まれている栄養素の面からも薄毛の予防対策が可能といえます。
しかし、あくまでも効果は「予防」にすぎません。
わかめを食べたからと言って、抜け毛が治るわけではありませんので、過度な期待はしないでおきましょう。
本気で薄毛に悩んで抜け毛の対策をしたいのであれば、薄毛専門のクリニックでの治療が必要です。
特にAGAやFAGA(女性型脱毛症)を発症しているのであれは、わかめを食べるだけだけでは症状の改善はできません。
クリニックで利用を開始しつつ、わかめで症状のスピード抑えていきましょう。
まだそこまで抜け毛は気にならない程度の人はわかめを選び、本気で抜け毛対策をしたのであればクリニックなどで治療を行いましょう。