植毛はやめたほうがいいとされる理由や植毛のデメリット、向いている人、また植毛を選択する前におこなうべき対策などについて解説しています。
植毛をやめたほうがいい理由とデメリット

植毛はやめたほうがいいと言われる理由は3つあります
1.痛みがある
植毛の手術中は麻酔を使用しますので、痛みは感じません。痛みを感じるのは手術後です。
自毛植毛であれば、自分の後頭部の皮膚を切り取り施術箇所に埋め込みますので、切り取った皮膚と埋め込んだ皮膚の部分に傷ができる状態です。
ですので、2箇所の部分から痛みを感じやすいです。
特に皮膚を切り取った部分は後頭部であることが多いため、寝るときの摩擦、つい手で触ってしまうなどから痛みを感じやすいです。
また、強い痛みを感じなくとも血が滲んだり、見た目の痛々しさから不安に思う人もいます。
ですが痛みに関ししては、病院から痛み止めを処方されることが多く、薬を服用すると痛みも収まるケースがほとんどです。
2.見た目が気持ち悪い
植毛の手術後は、皮膚が傷がある状態のため、痛々しい見た目となります。
切り取った部分の皮膚だけ線状に髪がなくなる見た目となります。
また傷が治った後でも、埋め込んだ皮膚の部分は赤黒くブツブツした見た目となり、毛が生えるまではかなり気持ち悪い見た目となるといっても過言ではないでしょう。
植毛した部分が生え揃うまで、切り取った部分が目立たなくなるまでの期間は、見た目がかなり目立つと考えておきましょう。
植毛後に髪の毛が生え揃うまでの期間は、見た目も気持ち悪くなりやすい時期と言えます。
3.費用負担が大きい
植毛は保険適用外となるため、費用は全額自己負担となります。植毛にかかる費用は、病院や施術の手法によって異なります。
多くの病院では1株○円と設定しており、植毛する面積が広いほど、値段も上がっていきます。
おおよその目安となりますが、平均で30万~100万円はかかると考えておきましょう。
ホームページなどで植毛の金額を明確に提示されている病院を選ぶなど、事前に値段がいくらになるのかを確認するようにしてください。
植毛手術が地獄なのか知恵袋から探る
22歳で植毛はやめたほうがいいですか。
来年韓国でやろうと思ってます。
A.
まぁ、早めに植毛をしてしまうと、その植毛をした部分だけ残り、他は進行していく可能性もあると思いますが、まずはしっかりと、自分の状態を知り、対処したほうが良いと思います。
AGAの進行はプロペシアで止められるのですが、飲み続けなくてはならないので、費用も手間もかかります。
私も若い時に植毛したのですが、他の毛が抜けて今はスカスカになっています。
アイランドタワークリニックにて相談し、再チャレンジ中です。
韓国は安くていいんじゃないですか!技術も問題ないと思います!
引用:Yahoo!知恵袋
いきなり植毛をするのではなく、他の対策から行うべきとの意見ですね。
自毛植毛を後悔しているとの口コミ
自毛植毛して後悔してること???
それはもっと早く植毛すれば良かった!それだけです。薄毛で過ごした失われた時間は戻って来ないから…
? 自毛植毛ハゲラ??ボチャンネル薄毛革命 (@9CHQ5WQ2fIPd4Dn) August 15, 2020
植毛したことを後悔されているのではなく、早くやっていればよかったとの後悔ですね。
薄毛への効果は高いので結果には満足される方が多いです。
植毛の1000株はどれくらいなのかの意見
今のところ植毛して、後悔8、期待感2です。
理由は抜け毛が多く、明らかに密度が少ない。
皆さんの完成形をみても、1,000株は少なすぎる。
1,500は必要だった。特に中央部分は毛が伸びないし、密度少なすぎ。
まぁ最終的に、植毛前の毛量の回復と生え際ラインが少しでもマシになればいいのだが・・・? ミィ助(ハゲ親父のAGAとの闘い最終章) (@aga_miisuke) June 21, 2021
植毛を行った数を後悔されています。多く移植すると費用負担も大きくなりますから、どの程度移植するのかは難しいラインなのでしょう。
1000株の植毛で、どれくらいの薄毛がカバーできのるのかを説明してくれている動画もありますので、ご参考になさってください。
植毛が向いている人
やめたほうがいいとも言われる植毛ですが、向いている人もいます。
すでにハゲてしまっている人
すでに髪が生えない状態になっている人には植毛を行うことで、再び髪が生える状態になります。
ハゲのために毛がない人はもちろん、ケガや火傷などで毛が生えなくなった箇所にでも、植毛は有効です。
植毛をして毛が定着した後は、植毛部分の髪が抜けたとしても、また毛が生えてきますので、半永久的に毛が生え続けてきます。
自毛植毛の寿命は短いとの噂も耳にしますが、10年後であっても毛が生え続けてくれます。
移植した部分の毛が、薄毛の影響を受けにくい部分であるため、抜け落ちたあとも健康的な毛が生えてくるからです。
生え際やつむじハゲに悩んでいる人
生え際の後退やおでこの広さ、M字ハゲ、またつむじ周辺のハゲに悩んでいる人にも植毛はおすすめです。
生え際やつむじ周辺にハゲの症状が出るのは、AGA(男性型脱毛症)の特徴ですから、何も治療をしないと症状は進んでいきます。
症状を完全に止める治療はなく、ハゲたくないのであれば継続的な治療が必要となります。
ですが、植毛をして髪が定着すれば半永久的に毛が生え続けますので、継続的なケアは必要ありません。
また、植毛のために移植する部分は後頭部や側頭部が多いのですが、AGAの影響を受けにくい部分の毛となります。
ですので、植毛をした後に再びAGAを発症する可能性は低くく、ハゲを根本的に改善できる方法と言えます。
植毛を選択する前にやっておくべきこと
まずは自分の髪の状態を正確に確認
植毛を行いたい部分がどうしてハゲの状態になっているのかを正確に判断していきましょう。
加齢に伴う薄毛、AGAを発症しての薄毛、円形性脱毛症、ストレスによる薄毛、その他の病気による薄毛など、ハゲといっても多くの原因があります。
薄毛の種類によっては、植毛をしても効果が薄いものも、植毛ではなく他のケアで改善が可能な場合などもありますから、まずは自分のハゲの状態を正確に判断していく必要があります。
自分の薄毛の進行具合や種類については、薄毛専門医から判断してもらいましょう。
まだ病院への受診に躊躇されるのであれば、まずは自分の薄毛が植毛が必要かどうかを相談することから始めてください。
例えばAGAクリニックのスマクリでは、オンラインから自分の髪の状態を相談できます。
まずは自分の薄毛が植毛が必要かどうかを相談することから始めてみましょう。
※自分の薄毛の状態を正しく判断するのが大事です
AGAでないのならセルフケア
自分のハゲがAGAでなければ、まずはセルフケアでの対策から始めていきましょう。
生活習慣の見直しや、睡眠時間の確保、ストレス発散などを行うだけも薄毛対策となります。
また、使用しているシャンプーを変えて、頭皮環境を改善することでも、髪を育つ土台作りとなります。
育毛剤を使用し、今ある毛を強く育てて守っていくのもおすすめのケアです。
なお、自分の髪の状態が将来禿げる人の特徴にあてはまるのかどうかは下記の記事もご参考になさってください。
AGAであれば植毛以外の治療からスタート
AGAをすでに発症しており、まだ完全にハゲの状態になっていないのであれば、まずはAGAの治療を開始しましょう。
治療をすることで、植毛を行う必要がないほどまで症状の改善も見込めます。
AGAの治療も植毛と同様、保険適用外となりますが費用負担は全く違います。
治療は薬によるものとなりますので、傷跡ができることもなく、自然に薄毛の改善ができますので、周りからもハゲ治療を行っているとバレにくいです。
AGAを発症しているが、まだ髪が残っている状態であれば、まずは薄毛専門のクリニックで治療を開始してみましょう。
いきなり植毛はやめたほうがいい、最終手段として残す
植毛は、見た目の気持ち悪さ、手術中や後の痛み、費用負担の面から考えて「やめたほうがいい」と言われがちです。
確かに、負担の面が大きいのも事実ですが、植毛後には半永久的に髪が生え続けますので、薄毛改善の効果としては高いと言えます。
ハゲてきたら、いきなり植毛で薄毛を改善しようとするのではなく、まずは植毛以外で薄毛の状態を改善できないのかを考えましょう。
AGAを発症する前の段階であれば、セルフケアでの対策からスタートしてみてください。
AGAを発症しており、まだ完全にハゲの状態になっていないのであれば、まずは薄毛専門のクリニックで治療を開始しましょう。
ハゲの状態を放置した結果、薬での治療では手遅れの状態になった人は、植毛を選んで薄毛を改善していきましょう。
どの手法を選ぶにしても、自分のハゲの状態を正確に判断し、自分の髪の状態にあった対策を行うのが大事です。