ハゲが手遅れになると深刻な問題です。
あなたの髪はどうですか?薄くなっていませんか、後退していませんか?心配しないでください、まだ手遅れではありません。
手遅れ化どうかは、毛根の状態から確認しましょう。
ハゲが手遅れかは毛根で判断
- 毛根が細い
- 毛根の形がいびつ
頭皮には、髪の毛を作り出す小さな毛根があります。
毛根は、皮膚の中で毛を作り出す部分です。毛根には太いものと細いものがあり、この区別によって、人がハゲるかどうかが決まります。
この毛根が細くなりすぎると、そこから生えてくる毛に栄養を与えることができなくなることがあります。
抜け毛の原因はさまざまですが、最も一般的なのは、AGA(男性型脱毛症)と呼ばれる症状です。
この症状によりヘアサイクルが乱れ、その結果、毛包が縮小し、新しい毛髪を作り出す効率が低下します。
毛根が細くなる理由
毛根とは、髪の毛を生やす皮膚の小さなポケットのことです。
髪の成長を担うホルモンのバランスが崩れると、薄毛の原因となります。
毛包が薄くなる問題は、2種類のホルモンが関係しており、健康な髪の成長には両方のホルモンのバランスが必要であることです。
最初のホルモンはDHTと呼ばれるもので、ジヒドロテストステロンの略です。
このホルモンは、毛包を収縮させ、毛髪の生産を減少させます。2つ目のホルモンはテストステロンと呼ばれ、DHTの産生を刺激します。
重要なのは、この2つのホルモンのバランスが取れていれば、健康で丈夫な髪が作られるように協力し合うということです。
本当に手遅れになる前にできる対策
食事内容を気をつける
髪や毛根を健康を保つことは、体の健康を保つことと同じくらい大切なことです。
体に取り入れる栄養素は、髪の健康状態に大きく影響します。
ビタミンAから亜鉛まで、健康な頭髪を維持するのに役立つミネラルやビタミンはたくさんあります。
タンパク質を十分に摂取していないと、髪が丈夫で健康に育つために必要な栄養が行き届かない可能性があります。
タンパク質は、傷んだ細胞の代わりに新しい細胞を作る働きをするため、髪の成長には欠かせません。
健康な髪の成長を促進する食品はたくさんありますが、その中でも特に重要なものをご紹介します。
卵・魚・乳製品・アーモンド・ほうれん草などをバランスよく摂取していきましょう。
睡眠を大事にする
睡眠不足は、髪にも毛根にも悪影響を及ぼします。睡眠不足は、抜け毛、切れ毛、パサつきの原因になります。
睡眠をとると、体内で健康な髪の成長を促進するホルモンが分泌されますので、健康な髪にとって重要です。
健康的なライフスタイルを維持するためには、平均して毎晩6~8時間の睡眠が必要とされています。
シャンプーを変える
アミノ酸系シャンプーは、健康な頭皮や毛根にに必要な栄養素を供給するため、髪に良い傾向があります。
また、人間の髪のpHに近いので、頭皮と毛根を健康に保つことができます。
アミノ酸はタンパク質を構成する成分で、健康な髪を育てるために必要な成分です。
アミノ酸系シャンプーは、アミノ酸が髪の束をコーティングして強度を高め、健康な頭皮と艶やかな髪へと導きます。
AGAなら治療しないと毛根は死滅する
AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を開始しないと薄毛の症状は進行し、最悪の場合は毛根が死滅し二度と髪が生えてこなくなります。
AGAであれば、セルフケアなど対策では症状を抑えることはできても改善はできません。
しかし、AGAの治療には個人の症状に合わせた薬を用いますので、薄毛対策としての効果も高いです。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの治療を開始する前に、自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければセルフケアで薄毛対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでもAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
ハゲが手遅れかを毛根で知ることのまとめ
毛根が死滅していると、ハゲは手遅れであり二度と髪の毛は生えてきません。
抜け毛から毛根を確認して、細くても丸みをおびていないのであれば、弱っている毛根と言えます。
まだ、手遅れの状態ではありませんので、今のうちに健康的な毛根に戻していきましょう。
食生活の改善や、睡眠時間の確保、シャンプーの変更、AGAの治療などを行い、毛根の状態が手遅れになることを防いでいきましょう。
なお、自分のM字はげの状態が気になっている人は、下記の記事もご参考になさってください。