ひまし油で髪が生える効果があるのかなどをまとめています。
ひまし油で抜け毛をケアしたいと思っているのなら、ぜひご参考になさってください。
ひまし油で髪が生えるのかの真相
ひまし油を使ってケアをしても、直接的に髪が生える効果はありません。
ですが、頭皮環境を改善することで髪を生える土台作りができるため、抜け毛や薄毛の予防対策にはなります。
髪が生える土台作りはできる
ひまし油の髪への効果としては、
- クレンジングの効果
- 血行促進の効果
- 傷んだ髪のケア
などがあります。
シャンプーのときに使用すれば毛穴の汚れを落とすクレンジング効果があり、頭皮マッサージに使用すれば血行促進の効果、さらに、乾燥などで傷んだ髪の毛のケアの効果が期待できます。
髪の毛を生やすには、頭皮が健康でなければいけません。
しかし、ひまし油を使って髪や頭皮をケアしたからといって、髪が生えるなどの育毛や発毛の効果はありません。
ひまし油を使って頭皮環境を改善することで、間接的に髪を生やすお手伝いをしてはくれます。
ひまし油は髪が乾燥している人向け
頭皮や髪の乾燥は抜け毛の原因となりますので、ひまし油で乾燥を改善することで抜け毛予防にも繋がります。
しかし、ひまし油だけで抜け毛対策をしたいのであれば、残念ですが期待するほどの効果はありません。
ひまし油は抜け毛の対策に特化したへケア用品ではありませんので、薄毛対策になる直接的な成分が足りていません。
シャンプーなどで薄毛対策を行いたいのであれば、例えばマイナチュレのような薄毛に特化したシャンプーを選びましょう。
シャンプーで得たい目的によって、使うシャンプーを変えていくのが一番効果的です。
髪を生やすためのひまし油の使い方
頭皮マッサージで血行促進
シャンプー前の乾いた髪の状態のときに、ひまし油を適量手に取り頭皮をマッサージしていきます。
指の腹を使って優しく小さく円を描くように優しくマッサージしていきましょう。
頭皮マッサージをすることで、頭皮の血行がよくなり、髪にも栄養が行き渡りやすくなります。
また、シャンプー前に使用することで毛穴の汚れを落とすクレンジング効果も期待できます。
毛穴汚れや詰まりをひまし油でケアすることでも、薄毛予防につながります。
頭皮マッサージで使用したあとは、念入りにシャンプーをして、しっかりとひまし油を落としていってください。
トリートメントに混ぜてオイルパック
手持ちのトリートメントにひまし油を2~3滴加えて使用する方法があります。
ひまし油を混ぜたあとは、普段通りに髪全体にトリートメントを馴染ませていきます。
その後、蒸しタオルを髪に巻いて約10分ほど放置し、しっかりと洗い流していきましょう。
毛穴にひまし油が残ったままだと、毛穴詰まりやベタつきの原因となりますので、しっかりとすすいでください。
ヘアオイルとして乾燥対策
シャンプー後のヘアオイルとして使用すると、ドライヤーの熱ダメージの軽減や、髪を乾燥から守ってくれます。
ただし、ひまし油は粘度が高いため量を多く使用すると、髪や頭皮がベタつく原因となります。
手持ちのヘアオイルやアロマオイルなどにに少量混ぜて使うなどしてもOKです。
ひまし油だけでは抜け毛対策は難しい
ひまし油は頭皮や髪の乾燥に効果がある面を考えると、髪を間接的に生やし、抜け毛や薄毛予防の効果はあると言えます。
しかし、ひまし油の本来の効果には育毛や発毛効果があるわけではありません。
ひまし油を使用する目的が抜け毛対策であるのなら、期待するほどの効果は得られないでしょう。
本気でシャンプーなどのヘアケア用品で抜け毛の対策をしたいのであれば、ひまし油ではなく抜け毛に特化した育毛シャンプーを選んだほうが抜け毛の対策ができます。
まだそこまで抜け毛は気にならない程度の人はひまし油を選び、本気で抜け毛対策をしたのであれば育毛シャンプーを選んで対策していきましょう。