ビールではげる理由や、はげないビールの量などを解説しています。
ビールではげる理由
糖質が多い飲み物
ビールではげる理由の一つに糖質が多いことがあります。
糖質の多いビールを飲みすぎると、頭皮の皮脂の分泌量が増えてしまいます。
皮脂が過剰に分泌されると髪のベタつきや、毛穴詰まりの原因となります。
毛穴に皮脂詰まると雑菌の増殖に繋がり、頭皮にかぶれや炎症などのトラブルを起こしやすくなります。
また、毛穴が詰まったままだと髪の毛に栄養を十分に運べなくなるため、薄毛の原因となってしまいます。
アルコールの分解に栄養素が使われる
ビールを飲んでアルコールを分解するときに使われるアミノ酸などの栄養素は、髪の成長に必要な栄養素でもあります。
大量のビールを飲むと、アルコールを分解するために多くの栄養素が使われるため、髪に使う栄養素が不足してしまいます。
1回の深酒程度でハゲるとは考えにくいですが、毎日ビールを飲みすぎると髪の成長の妨げにもなります。
はげないビールの量
はげに影響しないビールの量は、ビール中瓶(約500ml)で1本です。
厚生労働省は、1日平均純アルコールで20g程度までであれば適量としています。
ただし、性別・年齢・病気などによって、お酒の適量は変化しますので、あくまでも目安の量として考えてください。
また、ビールの種類によっても糖質の量は変化しますので、自分が飲むビールの糖質を調べて適切な量を飲んでいきましょう。
お酒を飲むと、おつまみなどで食事量が増える傾向がありますので、ビールだけで考えるのではなく、ビールと一緒に摂取する食事の面でも考えていきましょう。
他のお酒よりも糖質は多い
ビールは種類にもよりますが、100mlあたり約3~4gの糖質があります。
糖質が低いお酒としては、ウィスキー・焼酎などで糖質は0gです。
ビールは糖質は高いですがカロリーは低く、ウィスキーや焼酎は糖質は低いですがカロリーは高いです。
また、ビールは飲みやすさの面からもついつい飲み過ぎになってしまいやすく、糖質の摂取も増えがちなので、ビールは薄毛に影響しやすいとも言えます。
なお、薄毛とアルコールの関係性については下記の記事もご参考になさってください。

ビールを止めてもはげる人
ビールをやめる・量を控えるなどをしてもハゲ続ける場合は、ビールではなく他の原因から薄毛になっていると考えられます。
特に男性であればAGA(男性型脱毛症)の発症が疑われ、AGAの場合はビールを止めるだけでは症状の改善はできません。
AGAは進行性の脱毛症ですので、個人の症状に合わせた治療を行わないとハゲの症状は進行していきます。
まずはAGAの発症を判断する
AGAの疑いがあるのであれば、まずは自分がAGAを発症しているのかを判断していきましょう。
ただし、AGAの発症には明確な基準がないため自己判断は難しいのが現状です。正確に判断するには、薄毛専門の医師から診断を受けることが最も確実であり正確です。
AGAでなければビールを止める・量を減らすなどの対策を行い、AGAであれば治療を開始していきましょう。
今ではオンラインからでもAGAの相談ができるクリニックもありますので、まずは気楽に医師に自分の髪の状態を相談してみてください。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
ビールではげる場合のまとめ
ビールではげる原因は、
- 糖質が多い飲み物
- アルコールの分解に栄養素が使われる
などがあります。
ビールは他のお酒よりも糖質が多く、飲みやすい側面もあるため、つい飲みすぎてしまいがちでもあります。
糖質を取りすぎると頭皮にも悪影響がでて、薄毛の原因ともなってしまいます。
はげたくないのであれば、適切な量でビールを楽しむようにしましょう。