髪がぺたんこだとはげも目立つ。髪型でごまかすだけじゃダメ

髪がぺたんこだとはげて見える理由や、ボリュームがなくなる原因と対策について解説しています。

髪がぺたんこだとはげも目立つ理由

  • ボリュームがなくなる
  • 分け目が目立つ
  • 頭皮が透けて見える

髪がぺたんこになったと感じるのは、髪が細くなった・髪質が柔らかくなったことで、髪にボリュームが出せなくなったためです。

髪が細くなると、毛と毛の間に隙間ができ、分け目や頭皮が透けて目立ち、見た目からハゲに見えてしまいます。

髪が細くなり量が減るのは薄毛の特徴でもあるため、根本的には薄毛を改善しないとと髪はぺたんこのままです。

髪がぺたんこになる原因は男女で違う

男女共通の原因

生活環境の乱れ

食生活の乱れ・睡眠不足・ストレスなど生活面に乱れがあると薄毛の原因ともなります。

どの原因であっても毛が栄養不足なるため、髪のボリュームが失われて薄毛になるためです。

髪には直接影響はないと思われがちな生活環境ですが、実は密接に関係があります。

ダイエット

無理な食事制限のあるダイエットを行うと、体だけでなく髪も栄養不足に陥り、太く成長できずに細くなってしまいます。

ダイエットを終えると、元の太さに戻ることがほとんどですが、中には髪の太さが細いままとなるケースもあります。

加齢

年齢を重ねるごとに髪は細くなっていき、男性であれば20代をピークに徐々に髪が細くなり、女性であれば30代後半から髪が細くなります。

細い髪は簡単刺激でも抜けやすくなるため、年齢が上がるにつれハゲやすくなると言えます。

男性の場合

男性特有の原因としては、AGA(男性型脱毛症)の発症があります。

AGAは思春期以降の男性であれば誰でも発症する可能性があり、発症すると髪が細くなりボリュームも失われていきます。

細い髪は簡単な刺激でも抜けやすくなるため、やがては抜け毛の量が増えてハゲは進行してしまいます。

AGAは脱毛症の一種ですから、セルフケアでは症状の改善はできず、薄毛専門のクリニックで治療を開始しなければいけません。

まずは自分がAGAを発症しているのかを、専門のクリニックで診断してもらいましょう。

まだクリニックでの受診にハードルの高さを感じているのであれば、スマクリのようにオンラインから髪の相談できるクリニックもあります。

まずは、自分の髪の状態を専門の医師に相談することから始めてみましょう。

また、自分が将来ハゲになるのか心配ならば、男性の将来禿げる人の特徴も確認しておきましょう。

女性の場合

女性特有の原因としては、

  • 産後の抜け毛
  • 更年期の抜け毛
  • びまん性脱毛症の発症

などがあります。

産後や更年期に抜け毛が増えてボリュームが失われるのは女性ホルモンのバランスが乱れるためです。

また、女性に多い原因として「びまん性脱毛症」の発症もあります。

生活環境の乱れや、ストレス、加齢などが原因で発症し、女性ハゲと称されることもあります。

びまん性脱毛症の特徴としては、髪の一部分がハゲるのではなく髪全体でボリュームが失われ、全体的に薄毛になる症状が見られます。

進行性の脱毛症ですから、治療を開始しないとハゲの症状は進んでしまいます。

ぺたんこ髪の対策方法

  • 分け目を変える
  • ドライヤーのかけかたを工夫する
  • シャンプーを育毛系に変える
  • 育毛剤で薄毛ケアを開始する
  • 脱毛症ならクリニックで治療を開始

ぺたんこ髪になっている根本的な改善をしていかないと、いずれヘアスタイルだけでは誤魔化しがきかなくなります。

分け目を変える

いつも同じ場所に分け目があると、パックリと分け目が目立ちやすくなるだけでなく、牽引性脱毛になるおそれがあります。

ぺたんこ髪を防ぐためにも、分け目は変えていくようにしましょう。すでにクセがついている人は、お風呂上がりやドライヤーで乾かす前に意識して分け目を変えるのがポイントです。

ドライヤーのかけかたを工夫する

髪を乾かすときのドライヤーのあて方を工夫していきましょう。髪を持ち上げて根元を立たせながら乾かしていくのがポイントです。

動画を参考にしながら、髪にボリュームを出していきましょう。

シャンプーを育毛系に変える

使っているシャンプーが一般的なタイプであれば、アミノ酸系の育毛シャンプーに変更してみましょう。

一般的なシャンプーは洗浄力が強すぎるものが多く、頭皮が乾燥しがちです。

アミノ酸系のシャンプーであれば、しっかりと汚れを落としつつも、頭皮を乾燥から守り、さらに育毛シャンプーであれば育毛に必要な成分も配合されています。

シャンプーだけでハゲる原因とは考えにくいですが、髪を抜け毛から守る役割は十分に発揮してくれます。

シャンプーで薄毛の対策を考えるのであれば、haruシャンプーのようなボリュームケアに特化しているシャンプーなどを選ぶようにしましょう。

育毛剤で薄毛ケアを開始する

育毛剤には、髪を太く丈夫にし抜け毛を予防してくれる効果がありますので、ぺたんこになっている髪にはピッタリな薄毛対策と言えます。

使ってすぐに髪のぺたんこは改善されませんが、長期的に育毛剤でケアをしていくことで、頭皮環境が改善され抜け毛予防にもつながります。

使う育毛剤を選ぶときは、ウィコットのような女性専用の育毛剤のを選んでください。

女性と男性では薄毛になる原因も違いますので、女性なら女性の育毛剤を選ばないと思ったような効果は発揮されません。

脱毛症ならクリニックで治療を開始

  • 髪全体でボリュームがない
  • 頭皮が透けてハゲに見える
  • 髪質も細く柔らかくなっている

という女性の方であれば、すでに女性特有の脱毛症を発症している可能性があります。

びまん性脱毛症やFAGA(女性型脱毛症)は進行性の脱毛症ですので、早期のうちに脱毛症を発症していないかを、薄毛専門のクリニックで判断してもらいましょう。

早期のうち脱毛症の発症を確認をしておくと

  • 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
  • 医学的根拠のある治療を受けられる
  • 症状の進行を抑える治療ができる

などのメリットがあります。

脱毛症は進行性であるため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。

ですので、あなたが

  • 髪がペタンコになりハゲそうで不安
  • 周りの人からハゲていると思われたくない
  • ハゲにはなりたくない

と悩んでいるのであれば、ハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしていきましょう。

まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。

ただし、男性と女性では薄毛になる原因も違いますので、クリニックを選ぶ際は女性専用の薄毛クリニックであることを確認してくださいね。

ぺたんこ髪は根本的に解決しないとダメ

最近になって髪のボリュームがなくなり、ぺたんこになってきたのなら薄毛になっている可能性があります。

一時的な解決策として、髪の分け目を変える、ドライヤーのあて方を工夫する、ヘアスタイルを変更して対策していきましょう。

ただし、あくまでも一時的な対策にすぎません。

今はヘアスタイルで何とかぺたんこ髪を誤魔化せているかもしれませんが、薄毛が進行していくとヘアスタイルだけでは隠せなくなります。

ヘアスタイルではどうしようもないので外出時は常に帽子をかぶることになり、頭が蒸れてますます薄毛の原因になってしまいます。

一時的な対策をしつつも、同時に育毛剤などのセルフケアを行い、根本的にペタンコ髪の対策をしていきましょう。

また、すでに脱毛症を発症しているのであれば、セルフケアでの改善は期待できませんので、ハゲたくないのであれば薄毛専門のクリニックで治療を開始してください。

ぺたんこになったと感じつつも何も対策を行わないと、ますます髪のボリュームがなくなっていきだけですので、早期のうちから薄毛対策に動きだしていきましょう。