自分が将来禿げてしまうのでないかと不安に思う人は多いですが、この症状があったら絶対禿げるという基準はありません。
ですが、禿げてくる前兆の症状はいくつかあります。禿げてくる前兆を知れば、薄毛になる前に対策も可能です。
禿げてくる前兆や、対策方法などについて解説していきますので、ご参考になさってください。
禿げてくる前兆である8つの症状
1.抜け毛の量が増えた
以前よりもあきらかに抜け毛の量が増えている場合や、手ぐしなどの軽い刺激でも髪が抜ける場合はハゲを発症している可能性があります。
また、細く短い毛が抜けているのであれば、髪の栄養不足のために成長できずに短いまま抜けてしまっている証拠でありハゲの症状の一つです。
急に抜け毛の量が増える原因や対策については下記の記事も参考になさってください。

2.髪質が細くコシがない
薄毛になると髪質は細く変化し、ハリやコシもなくなり髪がピンと立ちづらくなります。本来なら太く長く成長するはずの髪が成長できずに弱々しい髪になるためです。
特に男性で急に髪が薄くなった場合は、薄毛の症状によって髪質が変化している可能性もあります。
細い髪は少しの刺激でも抜けてしまうので、さらに抜け毛が増加してしまいます。
3.地肌が透けて見える
- 前髪がスカスカ
- つむじ部分が透ける
- 髪を濡らすと頭皮が見える
など、以前は地肌が透けなかったのに、最近になり目立つようになったのなら薄毛になっている可能性があります。
髪が細くなった・抜け毛が増えたことで、髪と髪の間に隙間ができるようになったため頭皮が目立つようになったと考えられます。
4.頭皮トラブルがある(かゆみ・フケなど)
かゆみやフケなどの頭皮トラブルは薄毛の原因の一つです。
シャンプーや紫外線などの外部からの刺激から頭皮が乾燥し、痒みがでている場合があります。頭皮に炎症があると、毛の状態をキープできずに抜け毛の原因となります。
また、頭皮の乾燥などの頭皮環境が乱れや頭皮の不衛生などがあるとフケが出やすくなるため、髪も十分に育つことができません。
5.頭皮のコリ
頭皮にコリがあり固くなっていると、血行不良となり髪に栄養をうまく運べなくなるため抜け毛の原因ともなります。
頭皮の動きが悪い人は、頭皮マッサージなどを行い頭皮のコリをほぐしていきましょう。
6.生え際の後退
AGA(男性型脱毛症)の特徴の一つとして生え際に症状が出やすい点がありますので、昔よりも明らかにおでこが広くなった、生え際が後退してきたのならば薄毛の傾向があります。
眉毛の上から生え際まで6センチ以上あれば、日本人の平均よりも広いおでこですので、簡易の判断方法としてチェックしてみてください。
なおmおでこの広さから薄毛の関係については、以下の記事もご参考になさってください。

7.つむじが目立つ
以前に比べてつむじが目立つようになった、渦を巻いていないなどの変化が見られればハゲになっている可能性があります。
つむじ周辺の髪が細く短くないのかも合わせて確認してみましょう。両方に当てはまっているのであれば、AGAの発症も疑われます。
より詳しくつむじ周辺からハゲの兆候を知る方法については、以下の記事もご参考になさってください。

8.ヘアセットが決まらない
以前よりもヘアセットに時間がかかるようになったときも薄毛のサインです。髪が細くなりコシがなくなることで、以前は出来ていたヘアスタイルもセットできにくくなるためです。
また、ヘアセットできても長時間髪型をキープできなくもなり、以前よりもヘアスタイルが乱れやすくなった場合も要チェックです。
禿げやすい人の特徴と原因
食生活の乱れ
脂っこい食事が多い人・ファーストフードなど外食が多い人は、皮脂の分泌が増加する傾向があり薄毛の原因となります。
睡眠不足が続いている
髪の成長ホルモンは就寝中に多く分泌され、就寝後約6時間は分泌され続けます。慢性的に睡眠不足が続くと、髪の成長にも悪影響を及ぼします。
継続したストレス
ストレスを感じると自立神経が乱れて血行が悪くなり、さらにホルモンバランスも乱れてしまいます。ストレスから不眠に陥ると、さらに薄毛の原因が加わってしまいます。
頭皮が不衛生
髪や頭皮を清潔に洗えていないと、毛穴に皮脂が詰まり薄毛の原因となります。
1日の汚れは夜のうちに洗い流しておきましょう。1日に2回洗うのは洗いすぎとなり、頭皮の乾燥を招いてしまいます。
適切な回数で頭皮に負担なくしっかりと洗っていかなければいけません。
遺伝
薄毛は遺伝しますので、家族にハゲの人がいる場合は確率は高くなります。
ハゲの原因となる遺伝子は母方から受け継ぐため、特に母方の祖父や親戚に薄毛の人がいる場合はハゲる確率はさらに上がります。
なお遺伝とハゲの関係については、下記の記事も参考になさってください。

AGA(男性型脱毛症の発症)
AGA(男性型脱毛症)を発症すると、ヘアサイクルの期間に乱れが生じ、髪が太く成長できないために抜け毛が増えハゲが進行します。
思春期以降の男性であれば、誰でも発症する可能性のある脱毛症で、年齢が上がるに連れ発症率も高くなります。
- 髪が細く柔らかくなった
- 抜け毛の状態が細くて短い
- 生え際が後退してきた
- つむじ周辺の髪が薄くなった
などの症状があれば、すでにAGAを発症している可能性があります。
AGAは脱毛症ですので、セルフケアでの対策では症状の改善は難しく、症状を止めたいのならクリニックなどで治療を開始しなければいけません。
なおAGAへの対策については、後述する「AGAならば治療を開始する」を参考になさってください。
禿げてくる前兆に該当した場合の3つの対策方法
1.生活面を見直す
食事や睡眠、喫煙、ストレスなど、生活面で改善できることから薄毛対策を行っていきます。
栄養バランスの良い食事を心がけましょう。髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますので、質の良い睡眠を取りましょう。
喫煙は血管を収縮させ頭皮の血行を妨げますので、できれば禁煙をしていきましょう。
ストレスにさらされていると自立神経が乱れ血行が悪くなります。ストレスを取り除いて生活を送るのは難しいですが、少しでも自分がリフレッシュできることを見つけていきましょう。
2.育毛剤などのセルフケアをする
頭皮マッサージをして頭皮のコリをほぐす、シャンプーの変更をする、育毛剤を使って髪の毛を育てていくなどのセルフケアを行っていきましょう。
まだハゲていない段階では、セルフケアでの対策が有効です。
アミノ酸系のシャンプーに変更し頭皮の環境の改善しつつ、育毛剤で髪を育てていくことがおすすめです。
今ある髪の毛をキープし抜け毛を増やさないこと、抜け毛の原因となる頭皮環境の悪化を防ぐことが、将来ハゲにならないための対策に繋がります。
3.AGAならば治療を開始する
- 禿げてくる前兆を感じているので不安
- 遺伝的にもハゲる要素があるので絶望している
- でも、ハゲたくない
という方であれば、早期のうちから自分がAGA発症の有無を薄毛専門の医師から判断してもらいましょう。
AGAは脱毛症ですから、治療が遅れるほどハゲの症状が進んでしまいますので、早期から薄毛対策に動き出さなければいけません。
- 自分の症状にあわせたAGA治療を行える
- 医学的に根拠のある治療ができる
- 遺伝的要素でのハゲでも治療ができる
などのメリットがあります。
そのため、あなたが
- 自分はハゲる要素しかないと絶望している
- 髪が細く柔らかくなってハゲてきそうで不安
- ハゲになるのがコワイ
と悩んでいるのなら、今のうちからAGAの発症を調べて薄毛対策を行いハゲない対策を行いましょう。
24時間体制でカウンセリング相談を受け付けています
絶対にハゲたなくないのなら今から行動
禿げてくる前兆は下記の8つです。
- 抜け毛の量が増えた
- 髪質が細くコシがない
- 地肌が透けて見える
- 頭皮トラブルがある(かゆみ・フケなど)
- 頭皮のコリ
- 生え際の後退
- つむじが目立つ
- ヘアセットが決まらない
あなたが禿げる前兆に該当するのならば、何かしら対策を始めないと将来ハゲになる確率は高いと言えます。
生活面の見直しを行いハゲになる要素を取り除きましょう。すでにハゲている部分がある人は、思い切って病院での治療も検討しましょう。
AGAを発症していれば治療を開始しないと症状の進行は止まりませんので、セルフケアでの対策では効果は見込めません。
自分の薄毛対策がセルフケアがいいのか、AGAの治療がいいのかは、自分がAGAを発症しているのかどうかで決まります。
なので、まずは自分がAGAを発症しているのかどうかを薄毛専門の医師から判断してもらいましょう。
禿げる前兆に該当しているのに、何も対策せず放置していると将来後悔することに繋がります。絶対にハゲになりたくないのなら、今から行動に移していきましょう。