髪が細くなる年齢は意外に早い!状況に応じで薄毛対策をしていこう

髪が細くなる年齢について解説しています。

髪が細くなる年齢は男女で違う

髪の細さは生まれたときからずっと同じではなく、年齢により太くなり細くなっていきます。

細くなる年齢は男女で異なり、男性であれば20代以降・女性であれば30代以降に髪が細くなる傾向があります。

女性が髪が細くなりやすい年齢

女性の髪質が細くなりやすい年齢は、思春期・産後・更年期以降になります。

子どもの髪から大人の髪に変化する思春期は人によっては髪が細くなります。

髪が細くなる原因の一つにホルモンバランスの変化があり、妊娠・出産のホルモンバランスの変化が大きい時期に髪が細くなりやすいです。

特に産後は、抜け毛も増えやすく薄毛になりやすい時期です。産後4ヶ月~6ヶ月は抜け毛が多く、その後は徐々に髪も元の状態に取ってきます。

産後の抜け毛がひどい場合は、産後抜け毛に特化した育毛剤などでケアをしていきましょう。

更年期意向は特に薄毛になりやすい

更年期による女性ホルモン減少が原因でヘアサイクルが乱れやすくなる結果、髪が細くなりやすくなります。

加齢と更年期が重なるため、更年期以降は髪が細くなりやすいです。加齢や更年期やを避けることはできませんが、薄毛は対策が可能です。

髪が細くなった女性の原因

女性の髪が細くなる理由は年齢だけではなく、過激なダイエット・加齢・脱毛症の発症などがあります。

過激なダイエット

短期間で痩せるために過激な食事制限を行ってのダイエットは、髪も栄養不足にしてしまいます。

髪が栄養不足になると、髪が細くなり抜けやすくなってしまいます。

ダイエットをやめると、少しづつ髪は元の状態に戻りますが、いつまで経っても髪が細いままの状態になることもあります。

ダイエットを終えてもいつまでも髪が細いままの人は下記の記事もご参考になさってください。

ダイエットで抜け毛が止まらない男性は必見!いつまでも回復しない場合
ダイエットを終えても抜け毛が止まらない男性の場合で考えられる原因や対策方法について解説しています。

加齢で髪は細くなる

女性の髪の太さは30代後半でピークを迎え、その後は徐々に髪が細くなっていきます。

歳を重ねると髪に栄養を運ぶ役割を持つ頭皮の毛細血管も老化していきます。毛細血管による老化が原因となり、若いころと同じように栄養が運べず髪が細くなってしまいます。

脱毛症の発症

脱毛症を発症していると年齢に関係なく髪は細くなります。

女性で多い脱毛症の一つとして「びまん性脱毛症」があります。髪の一部分が薄くなるのではなく、髪全体が薄くなる症状が特徴です。

びまん性脱毛症は、ホルモンバランスの乱れ・生活習慣・ダイエットなど様々な原因から発症します。

脱毛症への対策については後述する【脱毛症なら治療をしないと改善しない】もご参考になさってください。

細くなった髪を太くする方法

髪に栄養を届ける準備

髪が細くなる原因が違っても、髪が栄養不足になっていることは共通しています。ですので、髪を太くするには髪に栄養を届けれる頭皮環境に改善しなくてはいけません。

食生活の改善・睡眠時間の確保・ストレス発散なの生活面の見直しをしていきましょう。

生活面の改善ができていないと、いつまでも髪が細くなる原因が残ってしまいますので、髪を太くしたいのであれば、できる範囲からでも見直しをしてください。

セルフケアでの対策を開始

セルフケアでの薄毛対策としてはシャンプーの変更・育毛剤の使用があります。

シャンプーの変更

使っているシャンプーを頭皮に優しく洗浄できるタイプに変更していきましょう。

洗浄力が高すぎるシャンプーだと、頭皮を乾燥させやすく環境が悪くなります。

だからといって、洗浄力が弱すぎると皮脂などの汚れが毛穴に詰まりやすくなり、どちらの場合も薄毛の原因となってしまいます。

アミノ酸系のシャンプーだと、頭皮に負担を少なくしつつも、しっかりと汚れを落としてくれますので、薄毛対策のシャンプーとしてはピッタリです。

頭皮環境を改善し髪を育てる土台作りが期待できます。

育毛剤の使用

育毛剤は、すでにハゲてしまったところから髪を生やす効果はありません。

ですが、髪を強く丈夫に育て抜け毛を予防することができますので、髪が細くなったときに行うケアとしては最適です。

女性が育毛剤を使うときは、女性用であること・年齢や薄毛のタイプ別に選んでいきましょう。

産後の薄毛に悩んでいるのなら、産後の女性に特化した育毛剤、加齢などが原因の薄毛には育毛に特化した育毛剤を選んでください。

男性でも女性でも使える育毛剤もありますが、性別によって薄毛になる原因も違いますから、より効果を求めるのであれば女性用を使うのがおすすめです。

脱毛症なら治療をしないと改善しない

薄毛の原因がびまん性脱毛症や、女性型脱毛症(FAGA)ならば、セルフケアでの改善は難しいのが現実です。

薄毛の症状を抑えたいのであれば、クリニックなどで治療を開始しなければいけません。

治療を行うクリニックは、薄毛専門であること、できれば女性専用のクリニックであることが望ましいです。

治療を開始する前に

クリニックでの治療を開始するまえに、自分がびまん性脱毛症などを発症しているのかどうかを判断していきましょう。

自分の髪が以前よりも細くなっている時点で薄毛の可能性は高いですが、加齢による一般的な範囲での薄毛の場合もあります。

実際、自分が気にしているだけで薄毛になっていない場合も多いです。

自分では冷静・客観的には判断にしくく、また明確な薄毛の基準もありませんから、本気で薄毛に悩んでいるのであれば、一度専門の医師の診断を受けることを検討してください。

まずは薄毛専門のクリニックの医師に自分の髪の状態を相談もしてみましょう。

髪が細くなる年齢だからと諦めると薄毛が進行するだけ

髪が細くなる年齢は、男性では20代後半・女性では30代からと言われています。男女ともに、年齢を重ねるたびに髪は細くなっていきます。

細い髪は、普通の髪よりも簡単に抜けてしまいますので、髪の細くなることは抜け毛が増えることにつながります。

年齢のせいと諦めるのではなく、早めにシャンプーや育毛剤でセルフケアを開始しましょう。また、脱毛症を発症しているのであれば、セルフケアでの改善は難しいので早めにクリニックでの治療を開始してください。

どちらの対策を選ぶにしても、早期のうちから対策を開始するほど効果も発揮されやすいです。髪が細くなってきたと感じたら、何かしらの薄毛対策を行っていきましょう。