毎日髪を洗っているのに、髪の毛がベタベタするのはハゲの予備軍であると言えます。
髪がベタベタする原因は複数ありますが、何が原因だとしても髪のベタつきを放置していると抜け毛の原因となります。
髪のベタつく原因や対策方法を知っておき、早期に髪のベタつき対策を開始していきましょう。
髪の毛がベタベタする男の原因
頭皮のベタつきの正体である皮脂の分泌量が多くなる原因は主に上記の3つがあります。
1.皮脂を落とせていない
夜にシャワーをせずに髪が汚れてたまま寝てしまったり、ヘアワックスをつけたまま寝てしまうと、皮脂が髪に残りベタつきの原因となります。
1日の汚れは夜のうちに落としていきましょう。
2.頭皮が乾燥している
髪の毛がベタベタしているからといって、シャンプーを1日に何回もしたり、洗浄力の高いシャンプーを使っていると、皮脂を落としすぎ頭皮が乾燥してしまいます。
皮脂が落ちると髪のベタつきがなくなりそうですが、実は逆効果です。皮脂がなくなると頭皮は乾燥し、乾燥から身を守るために皮脂がさらに作り出されます。
髪のベタベタをなくしたくて必要以上にシャンプーをしすぎることが、さらに髪のベタつきを増やす結果となっています。
洗浄力の高すぎるシャンプーは避け、シャンプーは1日1回にし、できれば夜に洗うようにしましょう。
3.生活面の影響
脂質の多い食事
脂質の多い食事内容に偏っていると、皮脂の分泌が増える傾向があります。ファーストフードや、コンビニ弁当を多く食べているのなら要注意です。
できるだけ脂質の多い食事を減らし、野菜類や海藻類などもバランス良く食べていきましょう。
睡眠不足
髪の成長ホルモンは夜寝ているときに多く分泌されます。睡眠不足や質の悪い睡眠だと、髪への栄養も運ばれにくくなります。
成長ホルモンは6時間は分泌されますので、最低でも6時間は就寝時間を取るように努めてください。
ストレス
ストレスを感じると自律神経にも影響を及ぼし、血行が悪くなってしまいます。頭皮トラブルが起きる原因となりますので、ストレスを感じたらリフレッシュできる方法も見つけていきましょう。
1つの対策ではなく総合的にケアしていこう
髪のベタつきを解消する対策方法は1つだけでなく、理想としては複数の対策を同時に行うことで、それぞれの相乗効果を狙うことです。
根本的な原因を改善していく
髪のベタつきは食事内容や睡眠時間、ストレスなどの生活面からも影響を受けています。生活面の改善ができていないと、いくらヘアワックスやシャンプーなどで改善を図っても、また髪はベタついていきます。
脂質の多い食に内容を避け皮脂の分泌を抑え、最低6時間の睡眠時間・質の良い睡眠の確保、ストレスとの上手な付き合いなどの改善に取り組んでいきましょう。
いきなり全ての生活面での改善は難しいかもしれませんが、できる範囲からも取り組まないと、いつまでも髪がベタついてしまいます。
シャンプーは1日1回を寝る前を厳守
髪がベタつくのは、シャンプーで汚れを落としきれていないことも原因となります。汗や皮脂、ヘアワックスなどがシャンプーできちんと落とせていないと、髪や頭皮に残ったままとなりベタつきが残ってしまいます。
1日の汚れは、その日のうちにシャンプーで落としていきましょう。
1日何回も洗うのはダメ
ベタつくからシャンプーを何回もする人もいますが、実は髪のベタつきには逆効果です。洗いすぎにより、頭皮が乾燥し、乾燥から頭皮を守るために皮脂が過剰に分泌されます。
髪がベタつかないシャンプーの頻度は、1日1回で十分です。
使用するシャンプーを選ぶ
洗浄力の強すぎるシャンプーでは、必要な皮脂まで洗い流してしまい頭皮が乾燥します。また、洗浄力が弱すぎると皮脂などの汚れが残ってしまいます。
どちらの場合も、髪のベタつきの原因となりますので、アミノ酸系や育毛系のシャンプーに変更していきましょう。
髪のベタつきも防ぎ一緒に育毛ケアができるシャンプーを使用すると、頭皮に負担なく、それでいて髪の汚れもしっかりと落とし抜け毛の予防もしてくれます。
髪の育毛に必要な成分も配合されていると、頭皮の血行促進も期待できますので、髪のベタつき対策が可能です。
頭皮の乾燥を改善する
頭皮の乾燥を改善しないと、髪はベタベタしたままです。頭皮の保湿をすると「髪がベタベタする」と思いがちなので、髪がべたついいている人ほど、頭皮の保湿をしていません。
頭皮が乾燥しているからこそ、頭皮を守るために過剰に皮脂が分泌されています。ですから、まずは頭皮を保湿して過剰に分泌されている皮脂を止めていきましょう。
頭皮専用のローションや、育毛剤で頭皮を保湿するのがおすすめです。特に育毛剤では、頭皮を保湿するだけでなく、頭皮の血行促進の働きもありますので、より髪のベタつき対策が可能です。
さらに、髪がベタついていると抜け毛やハゲの原因となっていますので、育毛剤で髪を育てていけることもポイントです。
髪のベタつきに加えて薄毛ケアとして育毛剤を使用するときは、育毛や抜け毛に特化したタイプの育毛剤を選んで使っていきましょう。
ベタつきを放置する最悪の結果は…ハゲ
髪のベタつきを放置していると、行き着く最悪の未来はハゲです。髪がハゲている人、ハゲかけている人の髪が「ベタベタしているな」と感じたことがあるはずです。
毛穴に皮脂などの汚れが詰まると髪に十分な栄養が行き渡らず、髪は細くなり簡単に抜け落ちていきます。髪のベタつきを改善しようと、シャンプーの頻度を増やすと、ますます頭皮が乾燥し、さらに抜け毛が増える負のループに陥ってしまいます。
髪のベタつき以外にも将来禿げる人の特徴にも当てはまるのなら、正しい髪のベタつき対策をしないと将来的にはハゲになる可能性もあります。
最悪のケースはAGAの発症の引き金になること
AGA(男性型脱毛症)は、生活習慣の乱れやストレスなど多くの原因から発症しますので、当然髪のベタベタやギトギトを放置しているとAGA発症の引き金となることもあります。
AGAは進行性の脱毛症ですので発症していると、シャンプーの変更や育毛剤の使用では症状を治すことはできません。
ベタベタ髪に加えてハゲてるときの対策
- 髪のベタついているだけじゃなくハゲてきている
- 抜け毛の量も増えている
- 髪のボリュームもなくなりペタンコ状態
という方であれば、すでにハゲ、すなわちAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性があります。
なぜなら、髪のベタつきの原因である頭皮の乾燥がAGAの症状が原因であると考えられ、放置していると、ベタつき髪が抜け落ちていきハゲの状態になってしまうからです。
すでに薄毛の傾向を感じているのなら、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGAの発症の有無を判断してもらいましょう。
例えばAGAクリニックのヘアテクトクリニックでは、LINEで自分の髪の状態を医師に無料相談が可能です。
AGA発症の判断を早期に行うメリットとして
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある薄毛治療が受けられる
- 自分の症状にあったAGA治療薬を専門に医師から処方してもらえる
などがあります。
ですので、あなたが
- ベタベタ髪に加えてハゲてきている
- 洗ってもすぐに髪がベタつく
- でも、ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、早々にAGAクリニックで髪の状態を相談し、ハゲを進行させない対策に動き出していきましょう。
※まずは自分がAGAであるかの判断が大事です
ベタ付きはすぐには解消されないが根本的な解決ができる
シャンプーの変更や育毛剤で、髪のベタつき対策を行っても、すぐに効果が発揮されるわけではありません。特に長期間に渡り頭皮の乾燥が続いていたのなら、改善されるのにも時間はかかります。
ですが、ケアを途中で中断してしまうと髪の状態も元に戻ってしまう可能性が高く、また髪はベタベタしていきます。
根本的な原因への対策を行わないと、いつまでも髪はベタついてしまいますので、最低3ヶ月は継続してケアを続けていきましょう。
シャンプーで対策を行うのならシャンプーを変更するだけ、育毛剤でのケアなら頭皮にサッとつけるだけですので、継続ケアはしやすい対策です。
髪のベタベタを改善しないと男はハゲてしまう
髪の毛がベタベタする原因は、皮脂汚れなどの外的要因もありますが、実は頭皮が乾燥していることも大きな要因となっています。
髪がベタついいていると、何が原因だとしても抜け毛へとつながりハゲと繋がっていきます。
髪がベタつくだけでなくハゲてしまうと、残念ですが見た目の印象も「不潔」「清潔感がない」など悪くなりがちですので、早めに対策をしていきましょう。
以下の対策を取り入れ、髪のベタベタの改善に努めていってください。
まずは自分の生活習慣を見直しつつ、シャンプーの方法も見直してみましょう。シャンプーは1日1回の頻度で十分汚れは落とせますので、決して洗いすぎないことが大事です。
なるべく早く改善したいのなら、加えて育毛剤で頭皮環境を改善していきましょう。育毛剤は毛を育てるだけでなく、頭皮の血行改善や保湿も行ってくれます。
また、髪がベタベタするだけなく、すでにハゲてきているのならAGAを発症している可能性があります。
今では薄毛クリニックのヘアテクトのように、LINEからでも医師に無料で相談ができるクリニックもあります。
まずは自分の髪の状態を医師に、AGA発症の有無を判断してもらいましょう。
髪のベタつき対策は1つだけ行うのではなく、複数の方法を同時に併用することで相乗効果も狙えます。髪のベタベタを放置しないで、改善できる今のうちから対策を開始してください。