自分がハゲではないのに「つむじはげかも」と気にしすぎている人は多いです。気にしすぎていると、ストレスがかかり逆にハゲを促進してしまうこともあります。
ですが、気にしすぎで済ませると、ハゲであった場合はつむじはげを促進させてしまいます。
大事なことは、自分のつむじがハゲなのかどうかを客観的に判断することです。
特に男性であればAGA(男性型脱毛症)を発症しているのに放置しているとつむじはげは進行してしまいます。
AGAはつむじ周辺に症状が現れやすい特徴がありますので、つむじが気になるのならすでにAGAを発症している可能性があります。
つむじが気になりだしている早期のうちにAGA発症の判断をしておきましょう。なぜなら、
- AGAであっても進行を止める薬がある
- 医学的根拠のある治療が受けられる
- 自分のつむじの症状にあった自分だけの治療が行える
など、AGAであったとしても早期に治療を行うと症状の改善が見込めるためです。ですので、
- 自分はつむじはげかもしれない
- 頭のてっぺんのボリュームが減ってきた
- つむじ以外からもハゲそうで不安
と悩んでいるのなら、まずは自分がAGAであるかの確認から始めましょう。
まずは自分のつむじの状態を専門の医師に相談することから始めましょう。
つむじは普段自分では目にする部分ではないだけに、気がついたらあっという間にハゲていたということもありえますので「気のせい」で済まさず、薄毛対策に動きだしてくださいね。
※薄くなった原因がAGAなら症状は進行します
つむじはげは気にしすぎ?見分ける3つの方法
1.つむじの頭皮の色が白ではない
つむじ周りの地肌の色が白か肌色であれば、正常なつむじの色であるのでハゲの可能性は低いです。
地肌の色が赤っぽいのなら、炎症を起こしている可能性がありつむじはげの傾向があると言えます。
炎症を起こしている頭皮では、髪の毛に十分な栄養が行き渡らずにつむじ周辺の髪が抜けていると考えられます。
2.つむじ周辺の髪の毛が細い
つむじ以外の他の部分の髪の太さと比べて、つむじ周りの毛が細く短いのならハゲの可能性が高いです。
成長段階である短い毛が細くなっているのは、髪の成長が妨げられているためと考えられます。
3.渦の巻き方が弱い
つむじはげになると渦の巻き方が弱くなる、もしくは渦が巻かなくなる状態になります。本来渦ができる部分の髪が抜けたり、髪が細くなると、しっかりとした渦ができないためです。
もともとの自分のつむじよりも、渦の巻き方が弱くなってきたと感じているのならつむじはげである可能性があります。
自己判断ではなかなか判断しにくい
つむじは頭頂部にあるため常に確認がしにくく、特にハゲの初期段階では自分では気が付きにくい部分です。
また、生まれつき渦の巻き方が弱い人・髪が細い人がいるため、つむじはげかどうかを自己判断するのは難しいです。
普段目にする部分ではないため「気にしすぎだ」と放置していると、気がついたときはハゲになっている可能性もあります。
特につむじはげの原因がAGAであった場合、放置したままだと症状は進行していきます。
間違った判断をしないためにも、薄毛専門の医師からつむじはげであるかの確認をしてもらいましょう。
そもそも自分で「つむじはげかもしれない」と悩む時点で、薄毛が気になっている証拠ですから、何かしらの対策に努めていきましょう。
つむじはげになる原因は1つではない
生活習慣の乱れ
睡眠不足・乱れた食生活・喫煙・運動不足などの生活習慣からも、つむじはげの原因となります。
特に睡眠は、髪の成長ホルモンの分泌に影響を及ぼしますので、睡眠時間た短いと髪が十分に成長できません。生活面の乱れがあるとつむじはげは加速していく恐れがあります。
皮膚トラブル
つむじ周辺の頭皮に炎症や湿疹などの皮膚トラブルが起きている場合、抜け毛の原因にもなります。
毛が抜けるほどの炎症があるのなら病院を受診してください。
AGA(男性型脱毛症)の発症
AGA(男性型脱毛症)は、つむじ周辺が薄毛になる特徴があります。つむじ周辺の髪が細くて短い毛が多いのであれば、すでにAGAを発症している可能性が高いです。
AGAは進行性の脱毛症なので治療を開始しないと、つむじはげの症状は進行していき、育毛剤などのセルフケアでは症状の改善はできません。
なおAGAの対策については後述する【AGAの治療を開始】を参考になさってください。
女性の場合
女性ホルモンの乱れ・生活習慣・長年のカラーなどのヘアダメージなどが原因で、女性であってもつむじはげになります。
女性の場合、男性と違い薄毛は髪全体に起こることが多いのですが、女性の場合は髪が長い人が多いため、つむじはげとして目立ちやすい傾向があります。
更年期以降に女性ホルモンが減少していきますので、40代以降につむじはげに悩む女性が多いのも特徴です。
女性の場合、加齢、FAGA(女性型脱毛症)、びまん性脱毛症、牽引性脱毛症など多くの原因があります。
自分が何が原因でつむじはげになっているのかを見極めて適切な対策を行っていきましょう。
一番正確に見極める方法としては、女性専用の薄毛クリニックで医師から診断してもらうことになります。
つむじはげを気にしないために行うべき対策
気にしすぎない
加齢に伴う薄毛は誰でも起こることであるので、開き直って「気にしない」という選択肢もありです。
気にしすぎるとストレスや不眠などに陥り、つむじはげを加速させてしまいます。全く気にしないでいるのは無理かもしれませんが、気にしすぎないことも大事です。
気にしすぎないためにも自分ができる薄毛対策を行い精神的安定を図るのも一つに手段です。
生活習慣の見直し
食生活・睡眠時間・運動不足などの生活面の見直しを行っていきましょう。
生活面の改善ができないままだと、いつまでもつむじはげの原因が残ることになり、ハゲの進行がとまりません。
脂っこい食事を避ける・睡眠時間を6時間は確保する・適度な運動を心がけるなど、自分ができる面から改善をしていきます。
シャンプーの変更と育毛剤の使用
髪を育てるには頭皮環境が整っていないといけませんので、シャンプーの変更や育毛剤を使用してケアしていきましょう。
アミノ酸系のシャンプーならば、頭皮に負担が少なく髪をしっかりと洗浄できます。育毛系の成分が配合されているシャンプーもあり、頭皮環境を改善しつつ育毛対策も行えます。
シャンプーで頭皮環境を改善しつつ、加えて育毛剤を使用すると相乗効果が期待でき、さらなるつむじはげ対策にもつながります。
AGAの治療を開始
AGAの発症が原因でつむじはげになっているのであれば、治療を開始しないと症状は進行していきます。AGAは脱毛症の一種ですので、セルフケアでは症状の改善はできません。
AGAの治療は専門のクリニックで医師の診察のもと、自分の症状に合わせた治療を行います。発毛促進を促す薬や、進行を止める薬などを専門の医師の診察のもと行えますから、薄毛への効果も高いです。
自分がAGAであるかを的確に判断
- つむじ周辺の髪が薄くなっている
- つむじの渦の巻き方が弱い
- 抜け毛の状態が細くて短い
という方であれば、AGAにはつむじ周辺の薄毛症状がでやすい特徴があるため、すでにAGAを発症している可能性があります。
AGAは進行性の脱毛症ですから放置しておくと、つむじはげの症状は進行していきますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断してもらいましょう。
早期のうちにAGAの確認をしておくメリットとしては、
- AGAであってもつむじはげの症状を抑える薬がある
- AGAであれば医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分のつむじの状態に合わせた自分だけの治療ができる
などがあります。
また、AGAは進行性の脱毛症ですから、放置していると治療効果も見込めなくなるほどハゲの症状が進行する最悪のパターンも考えられます。
ですので、あなたが
- つむじはげになりかけている
- 頭のてっぺんのボリュームがない
- 絶対にハゲたくない
と悩んでいるのであれば、つむじはげを進させないためにも、まずは自分がAGAであるかどうかの判断をしていきましょう。
AGAであるかどうかに明確な基準はありませんので、正確に判断するためにも最終判断は薄毛専門の医師の診断を受けて行ってもらいましょう。
今ではオンラインからでも診察が可能なクリニックもありますので、まずは気楽に自分の髪の状態を相談することから始めていきましょう。
※まずは自分がAGAを発症しているのかの確認が大事です
つむじはげかを知ることが薄毛対策の第一歩
つむじはげには、明確な基準はありません。
見た目から明らかにつむじ周辺の地肌が見えていてもハゲでない場合もあり、逆に「まだ大丈夫」と思っていてもつむじはげの場合もあります。
ハゲを気にしすぎるあまり、ストレスからハゲを促進することもありますので、客観的に自分の状況を把握することが大事です。
つむじは自分では見えにくい場所なだけに、自己判断で放置しておくと気がついたときにはハゲが進行していることもありえます。
手遅れの状態になる前に、自分がAGAを発症していないかの確認をしておきましょう。
つむじはげの対策は、AGAを発症しているのかいないのかで変わってきます。
AGAでなければ、シャンプーの変更や育毛剤の使用などセルフケアで対策を行い、AGAであれば治療を開始しましょう。
つむじはげは自分では気が付きにくい場所ですが、相手からは気が付かれやすいハゲでもあります。
おじぎをしたとき、デスクに座っているときに上から見下されたときに「この人、ハゲてたんだ。」と思われやすいです。
自分では気がつくにい場所なだけに「気にしすぎ」で放置せず、つむじはげが気になりだした時点から、何かしらの薄毛対策に動き出していきましょう。