濡れた髪のまま寝るとハゲになる理由を解説しています。
濡れた髪のまま乾かさないで寝るとハゲになる理由
濡れた髪のまま寝るだけでハゲになる直接的な原因にはなりません。ですが、濡れた状態のままで就寝すると頭皮トラブルを起こし、ハゲの原因を作ることにはなります。
- 雑菌が繁殖する
- 髪が傷む
- 血行が悪くなる
濡れた髪の状態がハゲになる主な理由は3つあります。
1.雑菌が繁殖し抜け毛が増加する
濡れたままの髪だと、頭皮に雑菌が増殖しやすくなります。もともと頭皮には菌が常在しており頭皮の自浄作用を一部担う働きをしています。
ですが、濡れた状態だと頭皮に悪影響を与える雑菌が増殖し活性化してしまいます。
雑菌が繁殖しすぎると、リンパや血液が悪化し老廃物が溜まりがちになり、髪に十分な栄養が行き渡りにくくなります。髪が栄養不足に陥り抜け毛が増加してしまいます。
2.髪が傷む
濡れた状態の髪は外部からの刺激に弱くなっており、髪の毛を守っているキューティクルが削れやすい・剥がれやすい状態になっています。
濡れたままの髪で寝てしまうと、枕との摩擦でさらにキューティクルは傷ついてしまいます。
キューティクルが傷むと髪が乾燥し抜けやすくなる・髪が引っかかりやすくなり抜け毛が増えるなどからハゲの原因ともなります。
3.血行が悪くなる
頭皮には多くの毛細血管が通っており、濡れたままの状態だと冷えやすいです。冷えた頭皮は血行が悪くなり髪に栄養をうまく運べなくなります。
髪の成長ホルモンは就寝中に分泌されますから、寝ているときに頭皮が冷えた状態だと髪が育ちにくくなります。
髪が栄養不足になることで細く弱々しい髪になり抜け毛が増加していきます。
濡れた髪の正しい乾かし方
シャンプーなどで濡れた髪は、自然乾燥はせずにタオルドライとドライヤーで正しく乾かしていきましょう。
自然乾燥はしない
シャンプーをして髪が濡れたら自然乾燥はせず、ドライヤーで乾かしていきましょう。
自然乾燥はドライヤーよりもダメージが少ないように感じますが、髪の水分が蒸発する・頭皮の乾燥する・雑菌が繁殖しやすい・頭皮が冷えるなどが起きやすいです。
正しく髪を乾かさないとハゲの原因となってしまいます。
タオルドライを丁寧に
ドライヤーで乾かす前にタオルでしっかりと水分を取っていきましょう。
ただし、タオルでゴシゴシと髪や頭皮を擦ってはいけません。タオルドライが原因で抜け毛をふやすことになります。
目安としては、クシで髪をとかしても水滴が落ちてこなくなればOKです。
ドライヤーで正しく乾かす
ドライヤーをあてる時間を短くするためにも、タオルでしっかりと髪の水分を取っておきましょう。
髪を乾かすイメージではなく頭皮を乾かすイメージでドライヤーをあててください。
また、ドライヤーと髪は約20センチは離して風をあてていきましょう。近すぎると頭皮を乾燥させてしまいます。
ずっと同じ箇所に温風をあてずに、こまめに動かしながら乾かしていきましょう。
イメージができにくい人は動画も参考にしてください。
濡れた髪のままだとはげになるので注意
濡れた髪は刺激に弱くなっている状態ですので、髪が傷んだり抜けやすい状態です。濡れたまま寝ると、枕との摩擦でも簡単に抜けやすいです。
さらに濡れた髪のまま寝ると雑菌が繁殖しハゲの原因となります。
はげになりたくないのであれば、濡れたままの状態で寝ることは避け、必ず乾かしてから寝るようにしましょう。
すでに髪が濡れた状態で頭皮が目立ってハゲに見える場合は、すでに薄毛が進行している可能性もあります。
ハゲかどうかの確認方法は下記の記事もご参考になさってください。