バナナが頭皮や薄毛に効果があるとされている理由をまとめています。
バナナで頭皮が健康になる秘密
バナナには、頭皮環境を整えタンパク質の働きを補助するビタミンB郡、ビタミンCが豊富に含まれています。
また、抗酸化作用のあるビタミンA・ビタミンE、ナトリウム、カルシウム、ミネラルなどの栄養素も豊富なため、バナナを食べると髪や頭皮を健康に導いてくれます。
薄毛や頭皮に良い理由
バナナが薄毛や育毛、頭皮に良いとされる理由は含まれている栄養素にあります。
髪の毛を構成するタンパク質ケラチンを全て含んでいる
髪の毛はタンパク質のケラチンでできており、髪に含まれるケラチンは18種類です。
バナナには髪と同じケラチンが17種類も含まれており、残りの1種類のケラチンもバナナを食べると成分がケラチンへと変化します。
ですので、バナナを食べるだけで髪と同じケラチン全てを摂取できてしまいます。
バナナを食べると頭皮の環境も良くなり髪が育ちやすい状況となります。
バナナの皮が最強だった
バナナの実を食べるだけでも、髪を育ちやすい環境になりますが、実はバナナの皮にこそ薄毛には重要な栄養素が含まれています。
バナナの皮に含まれている『フィトステロール(シクロユーカレノン)』は、AGAの原因物質である5αリダクターゼを抑制する働きがあります。
5αリダクターゼを抑制する働きは、AGA治療薬であるプロペシアと同じ働きをしています。
当然、バナナの皮の方がプロペシアよりも効果は低くはなりますが、食品で同じ効果が見込めるのがメリットです。
バナナの皮の食べ方
バナナの皮にAGAに良いとされる成分が含まれているとしても、皮を食べるのは難しいです。
食べ方としては、皮ごとミキサーにかけスムージにして飲む、皮と実を一緒に煮込んでピューレ状にして食べるなどの方法があります。
皮ごと油であげて食べる方法もありますが、毎日摂取するとなると継続は難しいでしょう。
また、食べ方によっては脂質の摂りすぎなど、他の点から髪や頭皮に悪影響がでる場合もあります。
バナナの皮だけを食べてもAGAは改善されませんので、あくまでも補助的な役割としてバナナを食べていきましょう。
バナナを毎日食べられないのであれば、サプリメントで補う方法もあります。
バナナで頭皮を健康にして育毛しよう
バナナは安価で比較的どこでも買えるものでありながら、髪の薄毛対策もできる優秀な食品です。
もちろん、バナナを食べただけで頭皮の状況や薄毛が改善されることはありません。
ですが、食事のメニューにバナナを取り入れるだけで、髪の育毛に良いのは間違いありません。
AGAの予防や薄毛予防をしたいのなら、食事にバナナや、その他のメニューも取り入れていきましょう。
薄毛に良いとされるその他の食事については下記の記事もご参考になさってください。
