髪の毛を引っ張ると毛が抜けるのはハゲのサインになるのかについて解説しています。
髪の毛を引っ張ると抜ける許容範囲の本数
1回引っ張ることで1~5本程度の抜け毛なら、正常の抜け毛の本数と言えます。
抜ける予定の髪の毛は、外部の刺激が加わったときに抜け落ちていきます。ですので、軽く髪の毛を引っ張るだけでも、毛が抜けることもあります。
軽く引っ張る程度でも抜け落ちる毛は、もともと抜ける予定の髪の毛ですから、そこまで心配する必要はありません。
ただし、髪が抜けないからといって何度も引っ張る行為はしないようにしましょう。
無駄に刺激を与えることになり、本来抜け落ちる予定ではない髪の毛まで抜いてしまうことになります。
髪の毛を引っ張るとはげる原因になる
髪の毛を引っ張るとはげる原因になるのは本当の話で、理由は主に2つあります。
頭皮にダメージを負いハゲる
髪を引っ張り無理に髪を抜くことで、多少なりとも頭皮はダメージを負います。頭皮に炎症などのトラブルが起きると、髪に十分な栄養を運べなくなり、髪の成長の妨げとなります。
髪が太く成長できずに細くなり、外部の刺激に弱くなることで髪を引っ張るなどの刺激がなくとも簡単に抜けてしまいます。
牽引性脱毛症を発症する
髪を引っ張るのは自分の指だけで起こる現象ではありません。ポニーテールやお団子ヘアなどの髪を引っ張るヘアスタイルでも同じです。
同じ部分の髪を強く引っ張られることで髪が抜ける脱毛症を牽引性脱毛症といいます。
ポニーテールなどの髪型を続けていると起こりやすく、男性であっても前髪を引っ張られる髪型などをしていると起こります。
短髪よりも長髪で起こることが多いのが特徴です。
髪の毛が簡単な刺激で抜けるときのサイン
髪の毛を手ぐし程度の弱い刺激で触っても髪が毎回抜け落ちているのならば、ハゲを発症している可能性があります。
男性であればAGA(男性型脱毛症)、女性であればFAGA(女性型脱毛症)などの脱毛症のため、髪が刺激に弱くなり抜け毛が増加していると考えられるためです。
男性であれば、生え際やつむじ周辺の髪が薄くなっていないか、女性であれば髪全体のボリュームが少なくなっていないのかも合わせて確認しましょう。
特に男性で急に髪が薄くなったとの実感がある場合、AGA発症のサインであることもあります。
AGAもFAGAも進行性の脱毛症ですから治療を開始しないと抜け毛は増加していき、髪を引っ張ることを止めるだけでは防げません。
引っ張っても抜けない毛にする対策
髪を引っ張ることを癖にしない
髪を引っ張ることで毛が抜けることが気になるからといって、髪を触ることを癖にしてしまってはいけません。
- 自分で引っ張ることで毛が抜けることが気になり、また髪を引っ張る
- 引っ張っても髪が抜けなかったので、再び引っ張って髪が抜けるのかを確認する
髪を引っ張って毛が抜けることが癖となると、本来抜ける予定ではない髪までも抜いてしまうことにつながります。
精神的な癖にまで発展してしまうと抜毛症にまでなる恐れがあるので、髪を引っ張りそうになったら強制的にでも髪を触らないくらいの気持ちで対処しましょう。
髪や頭皮を乾燥から守る
髪が軽い刺激で抜け落ちる原因の一つに、髪の毛や頭皮の乾燥があります。
髪の毛が乾燥していると、髪が引っかかりやすくなるため刺激が加わりやすく抜けやすくなります。
また、頭皮が乾燥しているとかゆみを引き起こしかきむしることで炎症が起き抜け毛の原因になります。
頭皮ローションやシャンプーの変更、育毛剤での頭皮ケアなどを行い乾燥ケアを行っていきましょう。
AGAなどの脱毛症を発症していないかを確認
- 軽く髪を引っ張るだけで毎回毛が抜ける
- 髪質が細く柔くなっている
- 抜け毛が細くて短いものが多い
- つむじ周辺の髪が薄くなっている
という男性の方であれば、すでにAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性がありますので、早期のうちに薄毛専門のクリニックでAGA発症の有無を判断していきましょう。
例えばAGAクリニックのスマクリでは、オンラインから自分の髪の状態を相談できます。
AGAは進行性の脱毛症のため、セルフケアなどの対策ではハゲの症状は改善できず、最悪の場合は治療の効果も見込めなくなるほどハゲてしまいます。
早期のうちにAGAの確認をしておくメリットとしては、
- 早期に対策を開始するほど効果も発揮されやすい
- 医学的根拠のある治療を受けられる
- 自分の症状に合わせたAGA治療ができる
などがあります。
AGA発症には明確な基準はないため、自分の髪に薄毛の傾向を感じているのなら、最終的な判断は薄毛専門の医師にしてもらいましょう。
ですので、あなたが
- 簡単に髪が抜けるのでハゲそうで不安
- 頭皮が透けてハゲに見えるときがある
- でも、ハゲたくない
と悩んでいるのであれば、ハゲを進行させないためにも早々に薄毛対策に動きだしてください。
まずは薄毛専門のクリニックの医師に、自分の髪の状態を確認することから始めていきましょう。
※まずは自分がAGAであるかを知るのが大事です
髪が少し引っ張るだけで抜けるのは薄毛のサイン
髪の毛を引っ張ると1~5本程度の毛が抜けるは、もともと抜け落ちる予定の毛が抜けていると考えられるため、そこまで心配する必要はありません。
ですが、軽く引っ張る程度の簡単な刺激でも毎回毛が抜けるのであれば、ハゲを発症している可能性もあります。
抜けた毛が細くないか、抜け毛の量が増えていないか、抜け毛が細くて短いものが多くないかを確認しましょう。
自分の抜け毛の様子からハゲの傾向があるのなら、すでにAGAなどの脱毛症を発症している可能性があります。
AGAかどうかで取るべき対策も違いますので、ハゲの傾向があるのなら、まずはAGA発症の確認をしていきましょう。
今では薄毛クリニックのスマクリのように、オンラインからでも医師に相談ができるクリニックもあります。
まずは自分の髪の状態を医師に判断してもらい、AGAであるのなら治療を開始し、AGAでなければシャンプーの変更などのセルフケアで薄毛対策を行っていきましょう。